こんにちは、ARES Project のRichardです!
12月下旬に実施した東北合宿2日目は、片平の拠点での作業を中心に活動を行いました。今回の合宿は、新機体であるARES9の機構が完成して2回目の合宿および実験でしたが、1日目の走行実験が順調に進んだこともあり、全体として終始穏やかな雰囲気の中で開発や実験が進められていきました。実験では、ローバーに搭載したカメラ越しでの模擬宇宙船のメンテナンスミッションを行い、ローバー本体の挙動やロボットアームの動作確認を行いました。また、合宿1日目の実験中に破損したロボットアームの把持部分について強度の再確認を行い、モニター越しでの操作性や作業精度についても検証を進めました。さらに、それぞれの部門ごとにも開発が着実に進められ、URC2026に向けて機体が徐々に完成へと近づいていることを実感しました。
全体として昨年よりも順調にすすんでいる一方で、今回の合宿を通じて多くの改善点が明確になったため、今後の開発に活かしてより完成度の高い機体にしていければと考えています。





