
ソースの次はいよいよカンパラヤキ作り。
スラムのママさんたちは、ガンダ語で話します。もちろん私がわかるわけありません笑
私もカタコト英語ですが、ママさんたちもカタコト英語です。
通じない時は、関西弁!
「これ、ちょっとやで!」
「ディスワン!チョット!」
チョット=少し
という意味は伝わっているようです笑

イラスト(パネルシアター)を使いながら伝えます。
広島スタイルの重ね焼きだからこそ、具材をのせる順番がとても大事です。
お好み焼きは、蒸気の力で野菜の旨みを引き出す「蒸し料理」なんです!
お次は実践。
生地の作り方を伝えます。
粉は現地で最も安い「白とうもろこし粉」と「キャッサバ粉」を使用します。
それと粉もんに必要な「水」。
普段は井戸水を使っているそうで、村の中ある共同の井戸水を使って、調理や洗濯をしているようです。
子どもたちに振る舞うので今回はミネラルウォーターを使いましたが、こうなると粉より水の方が高くなります。でも安全面では仕方がない・・・。
ウガンダでは、綺麗な「水」がとても貴重です。
粉の状況は季節によって変わるので、粉と水との割合は体感で覚えるしかありません。
水と粉とざっくりの目安は伝えますが、混ぜてみて判断の繰り返しです。

次は野菜を切ります。
キャベツは身がしまっていて、ずっしり重いです。
他には玉ねぎ、にんじん、トマト、アボガドを入れます。どれもウガンダで安い食材ばかりです。

そして焼きます。
炭なので、温度調整が激ムズ(汗)
お店でやる時は、ガスがないと厳しいな〜と感じました。
コテ(ヘラ)の持ち方、使い方も伝授。鉄板とコテの「カンカン!」という音を聞いてると日本のお好み焼き屋を思い出しますね〜。

できたカンパラヤキは、子どもたちに振る舞います。
子どもたちの数が圧倒的に多いので、焼きあがってもすぐになくなります。
1枚のカンパラヤキを少しずつシェア。
お店を出して、商売にするには、見た目も美しく作れるようになることが大事です。
見た目はまだまだですが、何度も練習を繰り返し、身体で覚えていきましょう。
現地のママさんも私も言葉は通じないけど、少しずつコミュニケーションが取れるようになってきました。
いつか、私が教えたママさんからまた別のママさんへと、満腹の連鎖が繋がっていけるようになったらいいなあ〜。
みんな満腹になあれ〜。







