小学校教師で、2児の父、雄剛です。
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苦手が「できた!」に変わる、ルールの魔法
体育の時間。
「リレーするよー!」と声をかけると、パッと顔が明るくなる子がいる一方で、うつむく子もいます。
そのうつむく子のひとりであったAくん。
「自分は走るのが遅いから、それだけで、足を引っ張るかもしれない」
「また迷惑をかけてしまうかも」
「走るのが遅いのを見られたくない…」
と不安や心配になっていたのです。
体育の時間が、“苦行”になってしまう瞬間です。
でも、そんな不安が、ある日の授業をきっかけに変わりました。
その日は、「体つくり運動」という時間。いつものリレーとは、ちょっと違ったルールを取り入れてみたのです。
まずは、コーンを自分たちで配置して、そのコーンを回りながら走る。
しかも、レースのたびにコーンの数が1つずつ増えていく。
スタート地点から近いところに3つ並べて置くチームもあれば、等間隔で置くチームもあります。
みんなで話し合って「どこに置いたら有利か?」と作戦を立てる時間に、彼の目がキラリと光りました。
「ここに置いたら、相手が詰まるかも!」
いつもなら黙っていた「Aくん」が、自分から意見を出したのです。
こうすることによって、足の速さだけではなく、作戦によって順位が変わってくるので、みんなが楽しさを味わうことができます。
次のルールは、「1チーム〇往復の合計距離を、みんなで自由に分担していい」というもの。
「俺は1回しか走れないけど」
「じゃあ、俺が2回走るよ」
自然と、そんな声がチームに広がっていきます。
Aくんは「少しだけでも貢献できた」という実感と、「ありがとう!」とチームメイトに言われたことで、心から笑っていました。
ルールを少し工夫するだけで、運動が苦手な子も、チームの一員として楽しむことができる。
「できない」が「できた」に変わる!
そんな瞬間が、学校にはあるのです。
子どもたちは、ちょっとした工夫で「できた!」を実感し、自信を取り戻していきます。
その小さな「できた」の積み重ねが、自分を信じる力となり、未来を切り拓く原動力になるのです。
今回出版する書籍には、そんな“子どもの可能性を信じる教育”を実践してきた現場のストーリーも綴っています。教育に携わる方はもちろん、保護者の方、そして地域で子どもたちを見守っている方にも、ぜひ手に取っていただきたい1冊です。
「この書籍・プロジェクトを、悩んでいる教員の方に届けたい!」そんな想いから、クラウドファンディングに挑戦しています。
あなたの周りで、悩まれている教員の方がいらっしゃったら、このプロジェクトをそっと届けていただけたら嬉しいです。それが、子どもたちの未来を照らす大きな力になります。
子どもたちの笑顔と、“できた”の輪を、一緒に広げていきませんか?
引き続き、応援をよろしくお願いいたします。
雄剛
書籍個人スポンサー
大高 与夢 様
けー 様
エスせん 様
SNS教育講演家 櫻井健太 様
すずらん 様
チームシンヤ 様
chocoまり 様
ありがとうございます!
挑戦中のクラウドファンディングプロジェクト

"うまくできなかった小学校教員"が、児童との信頼を築けた"再生物語"を届けたい!






