奥多摩からスタートする山麓百貨店の締めくくりは、23日(日)24日(月祝)開催の高尾会場になります。山に関するイベントが数多く開かれていることもありますが、はらぺこworksけんすけの故郷が高尾のある八王子だったことも、今回この地での開催を決めた要因のひとつでもあります。以前と比べて楽しみ方が増え続けている今の高尾。 高尾山口駅周辺は、ここ数年で目に見える変化が起きています。駅直結の温泉施設ができたり、高尾山をテーマにしたミュージアムができたり。お土産物屋さんや飲食店、その他施設などもバリエーションが豊かになり、いろいろな人が楽しめる場所に変貌してきています。以前の渋い感じも味わい深さはありましたが、変化した今はワクワクが増えておもしろい、そう感じてもいます。高尾山口駅から清滝駅までには、お土産からアウトドアアパレル、カフェなどで賑わいます。 元八王子市民としては高尾山は畏怖畏敬の念を抱く近寄りがたい存在ではなく、気楽に付き合える友だちのような存在。いわゆる「山の常識」からすると当てはまらないこともそこそこあるとは思いますが、楽しそうにやってるんならいんじゃない、というのが地元の感覚かもしれません(意見には個人差があります)。 ここでちょっと低山の中でも町や里との関係性が特に強いところを、いくつかあげてみましょう。たとえば関東なら御岳山、筑波山、阿夫利大山、関西なら六甲山などがあります。それらは一般的な山とは違う印象ですし、ここであげた山々もそれぞれ別々の印象を持っています。そういう意味では、高尾山という山も独自の文化を持つ山のひとつです。 あまりにアクセスがいいので、サクッと登って、サクッと帰る人も少なくありませんが、山と麓の魅力を伝える山麓百貨店にお越しの際は、ぜひこの高尾というエリアを含めて楽しんでもらえるうれしいです。山麓百貨店の日に高尾を楽しむなら。 うれしいことに、すでに「高尾山登ってから行くよ!」と言ってくれる方もいたりします。表参道、六号路、稲荷山コースなどから高尾山へ行くのもいいですし、そこそこがっつり歩きたい方は近年セブンサミッツの名前で知られる南高尾の山稜を歩いてから、というのもおもしろいかもしれません。 あるいはあえてケーブルカーやリフトを使うのもいいですよ。おすすめはリフト。二人掛けのシートで高尾山の中腹まで上がるのですが、山の雰囲気をダイレクトに感じられるのでアトラクション的な楽しさをあります。ただし、アルコールを飲まれた方は、乗れないので要注意。 中腹から山頂にかけては茶屋も多く、個人的に好きなのは権現茶屋の天狗ラーメン。雑穀とろろ棒を天狗の鼻に見立てたラーメンなんですが、これが真面目にきちんとおいしいんですっ。下界のラーメン店にも引けは取りませんよ。ケーブルカー駅すぐそばで買える、天狗焼きもいいですね。黒豆あんのコクがたまりません。八王子ラーメンなどの人気メニューもありますが、天狗ラーメンはここが唯一無二! 登山目的だとほとんど入る方はいないかもしれませんが、中腹にあるさる園もおすすめです。園内には猿の人間関係(猿関係?)が張り出されており、それを踏まえて猿たちをみると人間社会にも通じる哀愁を感じたりもします。 さて、麓に目を向けると、最近はコーヒーの美味しい店がたくさん増えましたね。TAKAO599ミュージアムではサイフォン式のコーヒーが飲めたり、その向かいにもコーヒーの専門店が。今回の会場、TAKAO36HALLを運営されているケルティック・ムーンさんのコーヒーもこだわりが感じられておいしいですよ。 トレイルランをやる方ならご存知かもしれませんが、Mt.TAKAO BASE CAMP(高尾ベース)なんて施設もあります。高尾会場から徒歩3分くらいでしょうか。こちらでは、宿泊施設やカフェスペースがあったり、トレランシューズの貸し出しなども行っています。シャワーもあるので、走って汗を流してから山麓百貨店、というのもアリですね。賑やかな高尾山でも、コースによってはのんびり静かに歩けるところも。 秋の高尾山は多くの方々で賑わう、訪れるのには本当にいい時期です。だからこそ、山麓百貨店だけではなく、高尾エリアで山も麓も楽しんでみてはいかがでしょうか?







