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vol.1:https://camp-fire.jp/projects/873368/view/activities/771081#main
vol.2:https://camp-fire.jp/projects/873368/view/activities/771395#main
vol.3:https://camp-fire.jp/projects/873368/view/activities/776116#main
vol.4:https://camp-fire.jp/projects/873368/view/activities/778355#main
葛飾吞んべクラフトビール 開発レポート vol.5
皆様いつもご支援ありがとうございます!
先週19日より、初回リターンのお受け取りがスタートし、おかげさまで「葛飾吞んべクラフト」は大変ご好評をいただいております。本当にありがとうございます!
今回は、第1弾がどのような思想と工程を経て、どんな味わいに仕上がったのか、少し“造り手目線”でご報告させていただきます。
これまでの開発レポートでもお伝えしてきた通り、今回のビールづくりで軸に据えたのは、次の3点です。
① 下町らしい、気取らないハイアルコール
② 呑み方を変えて楽しめる自由度
③ クラフトビールとしての新しい体験価値
このコンセプトを具現化するため、今回の設計は以下の方向性で進めました。
・度数は段階的に試飲を重ね、最終的に9%に設定
・ストレートでの香りと厚み、オンザロックでの軽快さ、 一杯で二つの表情を楽しめる設計
・いわゆるクラフトビールラバー向けというより、 サワー、ホッピー、ハイボールを普段楽しまれている方にも 自然に届くテイスト
特に③を表現するため、様々なビアスタイルを検討・試飲しましたが、最終的にたどり着いたのが 「ヴァイツェン」 でした。
ヴァイツェン特有の、バナナや蜂蜜を思わせるフルーティーでスイートな香りは、クラフトビールに馴染みのない方にとって、「え、これがビール?」と感じてもらえる新鮮さがあります。
余談ですが、中国でのクラフトビールブームの火付け役もヴァイツェン。火鍋×ヴァイツェンの組み合わせがヒットし、一気に文化として広がった、というエピソードもあります。
一方、日本ではヴァイツェンは「低アルコールでフルーティー、ゴクゴク飲める」というイメージが主流。そこをあえてハイアルコール化するという、少し“禁断”とも言える選択をしました(笑)
製造工程としては、一度ヴァイツェンをしっかり仕込み、後工程でアルコールを添加するという、一般的なクラフトビールではあまり取られない手法を採用しています。
さらにこの添加工程で、「スピリッツ自体に風味を持たせたらどうなるか?」という、かなり実験的なチャレンジも行いました。
数多くのフレーバーを検証した結果、今回たどり着いたのが 「レモン」 です。
小麦ビールに柑橘ピールを使うこと自体は珍しくありませんが、スピリッツとして加えることで、香りの立ち方、余韻、アルコールの感じ方がまったく別物になりました。
ヴァイツェン本来のフルーティーさに、柑橘の爽やかさと度数が重なり、香りはより立体的に、味わいにはしっかりとした厚みが生まれています。
氷を入れると一転して、輪郭がシャープになり、透明感のあるドリンカブルな表情に。
同じ液体でも、飲み方で印象が大きく変わる設計です。
こだわり続けた結果、正直かなりマニアックな一本になってしまいました(笑)
ですが、それも含めて、僕らなりのクラフトマンシップ(職人魂) を楽しんでいただけたら嬉しいです。
そんな想いを詰め込んで完成した第1弾、「葛飾呑んべクラフト〜 葛飾レモンヴァイツェン 〜」ぜひ、ご自身の呑み方で体験してみてください!





