いつも応援ありがとうございます。今日は、私がなぜ「音楽付き小説」を作り続けているのか、その理由をお話ししたいと思います。露雫流魂-ルーナーリィゥフン-の原点は、「ミュージカル風の音楽作品」でした。アジアンヒーリングな楽曲とミニドラマを組み合わせ、音楽と物語が一緒に流れる世界を作りたい。それが最初の構想でした。もともと私はボイスドラマ畑の人間です。だからボイスドラマはどうしても作りたかった。でも同時に、「オリジナルの物語を、オリジナルの音楽で彩る」という夢も、ずっと抱いていました。昔から頭の中では、キャラクターが話し、その後ろで音楽が流れていました。けれど、当時の私に作曲という手札はありませんでした。だから、作曲家さまと出会い、初めて楽曲を作っていただいた時の感動は、今でも忘れられません。最初に生まれた曲が、「森の人 ~ハイリンのテーマ~」。この曲を聴いた瞬間、ボイスドラマの中でハイリンが動き出し、本当に魂を吹き込まれたような感覚になりました。「音楽には、物語を生かす力がある。」その瞬間、私は確信したんです。その後に生まれたのが、「風神舞う天空より授けられしは奔放なる好奇心 ~フィルフレイラのテーマ~」。もともとはインストゥルメンタル曲として制作が進んでいました。でも、どうしてもこの曲はアマギセーラ様に歌っていただきたい。そう思い、急遽お願いして歌入りへ変更していただきました。歌詞も自分で書き、クラ・フ・ファーゼを愛する女神・フィルフレイラを表現しました。この頃から、「音楽付き小説」の形が少しずつ見え始めます。実は最初の露雫流魂には、「ハイリン」「吟遊詩人」「クラ・フ・ファーゼ」「原初の詩」という断片的な設定しかありませんでした。そこから四姉妹神の物語が生まれ、神話が生まれ、その世界をもっと深く体験してほしいと思うようになりました。「音だけでは伝えきれない。」「小説だけでも足りない。」だったら両方届けよう。そうして誕生したのが、「音楽付き小説スターターキット」です。音楽を聴きながら物語を読む。物語を読み終えたあと、もう一度音楽を聴く。そのたびに違う景色が見える。そんな作品を作りたかったのです。現在制作中の最終巻『FHEN syarll nnydil(水)』は、スターターキットの締めくくりとなる一冊です。そして楽曲も、私がずっと作りたかった「多重コーラス」を取り入れた、新しい挑戦になる予定です。そしてボイスドラマも7~10分程度のものを不定期ながら制作しております。でも、スターターキットが終わっても、露雫流魂は終わりません。ハイリンたちの旅はまだ始まったばかりです。小説も、ボイスドラマも、そして音楽も。これからもっと広がっていく世界があります。私はずっと思っています。物語は、文字だけでも伝わる。音楽だけでも心を動かせる。でも、その二つが重なった時にしか生まれない感動がある。私は、その体験を届けたい。だから、今も「音楽付き小説」を作り続けています。そして今回のクラウドファンディングは、その世界をさらに一歩前へ進めるための挑戦です。最後まで、どうか見守っていただけたら嬉しいです。






