
クラウドファンディング、4月24日をもって無事終了いたしました。
目標300万円のところ、最終的に 391万2,513円(達成率130%)、278名 もの皆さまから温かいご支援をいただきました。本当に、本当にありがとうございました。
正直なところ、終わってみてもまだ実感が追いついていません。一通一通のメッセージ、コメント、シェア——その一つひとつを思い返すたびに、こんなにも多くの方が、まだ存在しないチーズを、丹後・久美浜という小さな土地に、信じてくださったのだという事実に胸が詰まります。
「完成してからではなく、つくる途中から」
このプロジェクトを始めるとき、私は皆さまに、こんなお願いをしました。
「すぐに完成するものではありません。何年も時間をかけ、失敗を重ねながら育てていくチーズです。だからこそ、完成してからではなく、つくる途中から一緒に関わってもらいたい」と。
長期熟成チーズという、答えがすぐには出ないものに、278名もの方が手を挙げてくださったこと——これは、私にとって何より大きな励ましでした。
1949年、祖父が戦後の混乱の中で乳牛1頭から始めた平林乳業。 父が「牛乳のおいしさを伝えたい」とジャージー牛を育て、ミルク工房そらを立ち上げた時代。 そして今、私が三代目として「この土地でしか生まれない味」に挑む——その節目に、278名の方々が「伴走者」になってくださった。
これは、単なる目標達成ではないと感じています。
ご支援いただいた資金の使いみち
責任をもって、以下のために大切に使わせていただきます。
- 熟成庫の建設(2027年4月完成予定)
- 長期熟成チーズの仕込みと熟成(12ヶ月・24ヶ月)
- 製造設備と環境整備
ここから、皆さまへの3つのお約束
1. 進捗を、節目ごとに必ずお届けします 熟成庫の建設、最初の仕込み、熟成中のチーズの様子——途中経過を、活動報告やSNSで定期的にお届けします。「途中から関わる」というのは、リターンが届くまでただ待つということではなく、その時間ずっと一緒にチーズを育てていく、ということだと思っています。
2. リターンは、ひとつひとつ丁寧にお届けします 2026年5月から2028年5月にかけて、順次お届けしていきます。発送時期が異なるリターンが多いため、それぞれのタイミングで個別にご連絡いたします。手づくりのため、製造状況により前後する場合がありますが、どうぞ楽しみにお待ちください。
3. 久美浜にお越しいただける機会をつくります 将来的には、熟成庫の見学や、牧場での体験プログラムなど、皆さまに直接お会いできる場をつくっていきたいと考えています。「丹後にくるきっかけになる牧場」を目指していますので、ぜひ一度、この土地の風と空気を感じに来ていただけると嬉しいです。
最後に
「丹後を良くする一滴のミルク」——これは、私たち牧場が大切にしている言葉です。
祖父が始めた一頭の乳牛から、父が育てたジャージー牛へ、そして今、皆さまと一緒に育てる長期熟成チーズへ。一滴のミルクは、確かにこの土地から、世界に通用する味へと続いていけると、278の応援を背負ったいま、強く思います。
これからも、誠実さ・創意・忍耐を忘れず、丹後でものづくりを続けてまいります。 本当に、ありがとうございました。 これからもどうぞよろしくお願いいたします。
有限会社 丹後ジャージー牧場
平林 学



