
未来につなごう能登/restaurant ecoutieresの川本 紀男です。 連日のご支援、本当にありがとうございます。
クラウドファンディングも、いよいよ残り3日となりました。
今日は、このキッチンカープロジェクトの「真の狙い」についてお話しします。 実は、私たちが目指しているのは、単に私が料理を作る場所を作ることだけではありません。 この車を拠点に、「全国のトップシェフたちが能登に集結する未来」を作ろうとしています。
その原点となるのが、かつて私が走らせていた、あるバスの物語です。
■シェフが運転するバス「青春ドリーム号」
今から15〜20年ほど前のことです。 私は自前でマイクロバスを所有し、それを「青春ドリーム号」と名付けて走り回っていました。
乗客は、東京や大阪から遊びに来てくれた、料理人仲間たちです。 運転手は私。 金沢を出発し、能登の漁港、塩田、酒蔵、そして農家さんの畑へ。
「この魚、すごいだろう!」 「ここのお母さんの野菜、食べてみてくれ!」
マイクを片手にガイドをしながら、私の大好きな能登の生産者さんを、全国のシェフたちに紹介して回るツアーを主催していたのです。
当時は「川本は何を遊んでいるんだ」と笑われたこともありました。 しかし、その時蒔いた種が、今、思わぬ形で芽を出しています。
■「キッチンカーができたら、すぐに行くぞ!」
震災後、かつて「青春ドリーム号」に乗って能登を巡った仲間たちから、たくさんの連絡をもらいました。
「川本、大丈夫か?」 「何かしたいけど、料理人ができることは料理をつくることだけだ。お前が拠点を作ってくれるなら、俺たちは体ひとつで手伝いに行くぞ!」
彼らは皆、自分のお店を持つ一流の料理人たちです。 彼らが腕を振るいたくても、「調理する場所(保健所の許可が下りた厨房)」がなければ、被災地で本格的な料理を提供することはできません。
だからこそ、この大型キッチンカーが必要なのです。
■能登を「美食のプラットフォーム」に
私たちが作ろうとしているのは、単なる移動販売車ではありません。 全国の志ある料理人たちが、能登に来てすぐに活動できるための「基地(プラットフォーム)」です。
想像してみてください。 ある日は東京のフレンチシェフが、ある日は大阪のイタリアンシェフが、このキッチンカーの厨房に立ち、能登の食材を使って腕を振るう。 被災された方々が、「今日は何の料理かな?」とワクワクして集まってくる。
かつて「青春ドリーム号」で能登の魅力を伝えたように、今度はこの「キッチンカー」が、全国の料理人と能登を繋ぐ架け橋になります。
■一人ではできないことも、チームならできる
私一人の力はちっぽけです。 でも、この車という「拠点」さえあれば、全国の仲間たちが力を貸してくれます。
このプロジェクトは、私たち夫婦だけの挑戦ではありません。 能登を応援したいと願う、全国の料理人たちの想いを乗せたプロジェクトでもあります。
そんな未来の「基地」を作るために。 ラストスパート、皆様のお力を貸してください。
残り3日。 最後まで応援よろしくお願いいたします。
未来につなごう能登/restaurant ecoutieres 川本 紀男
<次回予告>
「毎回20万円も持ち出しでやってるって本当?」 「どこかの団体から助成金が出てるんじゃないの?」
明日は、皆様が一番気になっているかもしれない「お金の話(私たちの台所事情)」について、包み隠さず正直にお話しします。
明日もまた、この場所でお会いしましょう。



