
Desig-win 2026の必殺技カードのデザインフィードバックを担当された、チーフデザイナー5名(以下、チーフD)のインタビューをお届けします!
【チーフデザイナーとは?】
100枚の各カードについて、提出されたデザインのフィードバックや、制作の方向性を担当デザイナー・アートディレクターとすり合わせながら、完成に向けて推進する役割。

今回は、とこちゃんさん(以下敬称略)にお話を伺いました。怒涛の100枚納品を牽引した、その裏側にはどんなストーリーがあったのでしょうか。
ーーーマエデ。以外での普段の活動を差し支えない範囲で教えてください。
とこ:
徳島県でグラフィックデザイナーの仕事をさせていただいてます。地域の企業の販促物や広告など、紙媒体のデザインが多いです。
賑やかし参加からチーフDに
ーーーマエデ。には何期で入会されたんですか?当初は、Desig-win 2026 にどう関わっていこうと考えていたんですか?
とこ:
63期(2025年9月)での入会でした。ちょうどDesig-win 2026プロジェクトが動き出した時期で、同期のメンバーの皆さんが積極的に動いていたのですが、私は入会すぐの時期はDiscordにもコミュニティにも慣れるところからマイペースにゆるゆると参加させてもらっていました。
当時からのプロジェクトのコアメンバーの皆さんが「気軽に誰でも見に来てね!」と、初動が遅かった私のことも歓迎してくれたので、よくミーティングに賑やかし程度に参加していました。
ーーー本格的に関わり出したのはいつ頃だったんですか?
とこ:
年が明けた頃ですね。その頃、プロジェクトリーダーのえりちゃんとアートディレクター(以下AD)白旗くん中心に「必殺技選定会」というミーティングがZoomで開かれていて積極的に参加していました。
「みんなどんどんガヤしてね」と言ってもらえたので、「この技(デザイン表現)こういう場面で使ったことある!」とか「この技、最近流行ってるよね!」など自分の経験を踏まえてミーティングのチャットでコメントするのが楽しかったです。デザインのあるある話ができるのも嬉しかったし、限られた時間内に沢山のデザインを見て分析するので勉強にもなりました。
ーーーその後、チーフDになったきっかけは何だったんですか?
とこ:
ミーティングに参加していると、プロジェクトのコアメンバーの皆さんがすごく忙しそうにしていて、なにか私にもお手伝いできることはないかなと思うようになってきて。カードのデザインをフィードバックする人が必要だという話が出て、思い切って手を挙げてみました。
実はフィードバックする側はあまり経験がなくて、むしろ先輩方にフィードバックをもらっている立場でしたが...お手伝いしたい気持ちと挑戦してみたい気持ちと、えりちゃんにも背中を押してもらってチーフDになりました。
進みながら確立していく制作の体制
ーーー初めてフィードバックする側をやってみて、大変だったことはありますか?
とこ:
初期は、手探りなことも多くて、カードデザイナーの皆さんをお待たせしてしまったり、完成に向けての方向性が定まらず振り回してしまったりすることもあり大変でした。どうすればうまく制作が進むだろうと思っていたところ、ディレクション経験の豊富な他のチーフDの皆さんが色んな提案をしてくださり、体制が確立していきました。
ーーー最初は、フィードバックする担当のカードが決まってなかったですよね。
とこ:
そうなんです。チーフDのかなころさんのインタビュー(https://camp-fire.jp/projects/898536/view/activities/867834#main)でも言ってくださってたんですけど、最初はかなころさん、私、AD白旗くんの3人体制で、大まかにジャンルごとに確認する範囲を決めて、早く提出してもらったものからフィードバックしていくという体制だったんですけど、全然追いつかなくなってきて。
チーフDを5人体制に増やしてもらったら、今度は誰にフィードバックを返したか、返していないかがこんがらがってしまうこともあり。AD白旗くんに負担が集中していた分などみんなで振り分けて、カードごとの担当制・ペア制になっていきましたね。
▲Desig-win 2026 プロジェクト組織図。AD白旗さんのサポートとして、カードデザインをフィードバックするチーフDが5人に!
https://camp-fire.jp/projects/898536/view/activities/828955
ーーー担当制・ペア制になって気づいたことはありますか?
とこ:
フィードバック漏れが減って、デザイナーさん側も相談しやすくなったんじゃないかと思います。私はウワヤさんとペアになり、お互いの担当カードの進捗状況を確認したり、カードの方向性を相談しながら進めていました。ADの負担は減らしたいけど誰かに相談したいときなど、沢山フォローしていただきとても心強かったです。
「一緒に悩む」チーフデザイナー?
ーーー特に大変だったという、デザイン納品の追い込みの時期はどうでしたか?
とこ:
制作してくださっているデザイナーさんのやりたいことや表現したいことを活かしながら、AD白旗くんや前田さんにも納得してもらえる、支援者さんに喜んでもらえるものにどう仕上げ切るか。そこが一番苦戦したところかもしれません。
あとは、「方向性はOK、もう少し!」というところから完成に詰め切るのが、自分自身、個人の制作でもつまづきやすいところでして、そこも悩みました。
ーーーどのように乗り越えていったんですか?
とこ:
まず「相談しやすい人間」を目指して、 皆さんの進めやすい方法で関わっていくことに努めました。他人に話すだけでも自分の中で思いが整頓されていくことが私自身にもよくあるので、一緒に悩んで一緒に課題を見つけていけたらなと思い...そのようなスタイルで進めていました。
ーーーとても心強いですね。
とこ:
そして、「もう少し」から完成に持っていく過程で「これ以上何をすればよくなるか分からない」状況になることが、私自身の制作でもよく起こるので、それをどう解決して進めていってもらえるか考えていました。
操作や細かい表現などの相談には、Zoomで夜中に一緒に「このほうがいいかな、違うかな」とあれこれ検証していたのを覚えています。やりすぎてしまって「明日落ち着いてもう一度見てみたら違った印象になるかもしれない!」みたいなこともありました。笑
ーーーすごい真摯に向き合う姿勢ですね、、、!その一緒に探していく中でも、どうしても「自分で答えが出せない」とぶつかった壁はありましたか?
とこ:
そうですね。フィードバックする為に各カードに関するインプットはいつも心掛けていたつもりでしたが、どうしても私のスキルが足りなくて解決しきれない部分もあったので...素直に、得意な方に一緒にZoomに入ってもらったり、他のチーフDの皆さんに相談して助けてもらったことも沢山ありました。
追い込み時期にはチーフDの集まる定例会も高頻度で開催されて、毎回色んな相談ができ、共有してくださる皆さんの担当カードのフィードバックなども参考に、私のできるフィードバックも増えていった気がします。
ーーーそうやって一緒に悩んで関わったカードには、やっぱり愛着が湧くものですか?
とこ:
すごく湧きました。前田さんのチェックのときも、少しでも関わらせてもらったカードを見てもらうときはめちゃくちゃドキドキしていました。褒められたら自分ごとのように嬉しかったです。
ーーー素敵ですね!!
▲チーフDも実はカード制作を!?とこちゃんさんご自身が手掛けたカードデザインはこちら!
「気づける目」を鍛え続ける
ーーープロジェクト全体を振り返って、得られたものは何ですか?
とこ:
フィードバックする側としてだけではなくデザイナーとしての成長もできた充実した毎日でした。自分には見えてないところに気づける目を持っている方々と一緒に制作できて、自分の目も鍛えられました。
まだ自分に備わっていない目や、苦手分野に気づいて苦しいときもありましたが、気づけてよかったなと思いますし、普段の仕事でも見える部分が増えたような気がしています。
ーーー初めての経験で学びになったことも多かったですね。
とこ:
こんなに沢山の方とひとつのものを制作することがそもそもはじめてで。皆さんの得意なこと、好きなこと、興味のあることなどのひととなりがたくさん知れて関われたことも、すごく刺激になりました。
普段の作風を活かしたそのひとらしいカードになったり、初めて表現するジャンルに挑戦したカードになったり。たくさんのカードが生まれる過程に携われて光栄です。
ーーーありがとうございます!!!以上、一緒に悩んで答えを探していく親身な姿勢で制作を伴走、チーフD・とこちゃんさんのインタビューでした!
※制作途中の画像を含むため、カードデザイン等は一部変更になる場合がございます。
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プロフィール
前山 床 / とこちゃん
プロフィール:
徳島を拠点にグラフィックデザインをしたりイラストを描いたりしている野生のチューバ吹き。前田デザイン室ではプロのガヤを目指している。
SNSアカウント:
・X:@floor07m
・note:https://note.com/mae_chunk
制作担当カード:
モチーフジャグリング
フィードバック担当カード:
モカムースエフェクト
トワイライトチル
メタモジフォーゼ
シャイニングフラッシュ
アイコンブースト
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