能登に“暮らしの安心”を届けたい。

被災の爪痕と人口流出に揺れる能登・志賀町で、地域の働く人・暮らす人を支える訪問看護ステーションを立ち上げました。訪問看護を必要とされるすべての方に対応するための看護スキル習得。車両・機器導入・職場づくりにご協力ください。

現在の支援総額

80,500

4%

目標金額は2,000,000円

支援者数

5

募集終了まで残り

25

能登に“暮らしの安心”を届けたい。

現在の支援総額

80,500

4%達成

あと 25

目標金額2,000,000

支援者数5

被災の爪痕と人口流出に揺れる能登・志賀町で、地域の働く人・暮らす人を支える訪問看護ステーションを立ち上げました。訪問看護を必要とされるすべての方に対応するための看護スキル習得。車両・機器導入・職場づくりにご協力ください。

500円リターン追加しました!
   今の能登は・・・

いよいよ12月に入りました。今年も残すところ、あとひと月となりました。そして私たちは、まもなく震災から3回目のお正月を迎えようとしています。

昨年の今頃は、震災後初めて迎えるお正月が怖くて、“どうか何も起こりませんように”と祈りながらカウントダウンをしていました。あれから時間が経ち、ようやく自分が置かれている現実と向き合えるようになりました。

あの日を境に、この町の風景は大きく変わりました。家並みも道路も、人の流れも、以前の面影はどこに行けばあるのでしょう。子育て世代や働き手は減り、残されたのは壊れたままの家、住民の高齢化、そして山積みの課題です。

能登の施設や、病院では、震災後の引っ越しを理由に退職者が増え、残った職員もまた高齢の方が多く、“老々介護”は在宅だけではありません。

10年後——いいえ、10年も待たないかもしれません。あと数年で、この町はどうなってしまうのだろう。施設で受け入れられる人数は限られ、「能登にいたい」という当たり前の願いが叶わなくなる日が、もうすぐそこに迫っているように感じます。

震災時に避難でお預かりしていたご利用者様は、「遠いとこには行きたくない」「家に帰りたい」とおっしゃっていました。

施設ではご夫婦一緒が叶わなかったり、生活もルールに合わせなければならず、お食事では「食べたい」「食べたくない」は通用しない。催した時にできない排泄。好き嫌いも、したいことも、ご本人の思い通りにできないことが多々あります。

もし、あなたや、あなたの大切なご家族だったら——人生の最期の時間をどう過ごしたいと思いますか?

そんな現状を目の当たりにし、私たち《ホームケアステーション歩来》は、お一人おひとりの「今」に寄り添い、在宅での生活を支え、ご利用者とご家族の心を少しでも軽くしたい——そう願い仲間と共に立ち上がりました。

志賀町には訪問看護は1事業所のみ。穴水や輪島も、休止せざるを得ない訪問看護事業も少なくない状況です。誰かがやってくれるのを待つのではなく、「私たちがやろう」と動き始めた仲間たちです。

けれど、現実は厳しく、スキルアップの研修費はもとより、こちらは車がないと診療や、処方された薬を取りに行くことも困難な町です。そのため、診療同行や、お薬を取りに行くサービスを始めたいと思うと、必要になるのが、社用車の購入です。今回のクラウドファンディングでは皆さまのお力が1つずつ現実へと近づけてくれる糧となります。

今、歩来をご利用くださっている方々の笑顔は本当に素敵で、ご利用者に向けられるご家族のやさしさは、私たちスタッフの大きな栄養になっています。

そして今回、より多くの方に応援していただけるよう、500円の新しいリターン を追加いたしました。無理のない範囲で、どうかご支援いただけたら幸いです。

私たちは、これからもこの町に必要な在宅ケアを続けていきます。どうか見守っていただけたら嬉しいです。

将来的には、地域に根ざしたナーシングホームの建設を計画しています。建設会社との協力のもと 建貸し(リースバック)形式 での導入(家賃として分割で支払いながら運営できる仕組み)を目指しています。リースバック形式 への協力者大募集中です。

また、支援の輪が広まりますよう 拡散お願い申し上げます。

 https://camp-fire.jp/projects/901203/view

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