
皆様
真澄チャレンジャーシリーズへのご支援、誠にありがとうございます。
海外営業部のヒューゴ・チャンです。今回の活動報告を担当させていただきます。

皆様への感謝
まず、このプロジェクトを支援してくださっている皆様に、心から感謝を申し上げます。
正直に言うと、このプロジェクトは最初、私の「ちょっとした思いつき」から始まりました。
「低精白の日本酒を造ってみたら面白いんじゃないか?」
「若手チームで挑戦してみたら、何か学べるんじゃないか?」
そんな軽い気持ちでした。
しかし、チームメンバーと話し、上司に相談し、杜氏に指導を受け、企画書を何度も書き直し…気がつけば、会社を巻き込む本格的なプロジェクトになっていました。
そして今、皆様のご支援により、このプロジェクトは現実のものとなりました。
目標金額を達成し、初回仕込みも完成し、本仕込みも控えている。このプロジェクトがここまで来られたのは、ひとえに皆様のご支援のおかげです。
本当にありがとうございます。
「遊び半分の思いつき」が、「真剣な挑戦」になり、そして「皆様と共に歩むプロジェクト」になった。この過程を見ていて、私自身、とても幸せな気持ちでいっぱいです。
今回のテーマ:富士見蔵
プロジェクトを応援してくださる多くの方から、「真澄といえば諏訪ですよね」というお声をいただきます。確かに、真澄といえば諏訪市元町の諏訪蔵を思い浮かべる方が多いと思います。
協会7号酵母が発見された歴史的な蔵で、360年の伝統が息づく場所です。
しかし、実は真澄には「もうひとつの蔵」があることをご存知でしょうか?
今回の活動報告では、あまり知られていない真澄の富士見蔵についてご紹介させていただきます。
このチャレンジャーシリーズが実際に醸されている場所、富士見蔵。皆様にもっと知っていただきたいと思い、この報告を書くことにしました。

富士見蔵の誕生
富士見町ってどこ?
まず、「富士見町」と聞いて、ピンとくる方は少ないかもしれません。
富士見町は、長野県諏訪郡にある人口約14,000人の小さな町です。
諏訪市の南側、八ヶ岳の西側山麓に位置しています。
諏訪からのアクセス:
- 諏訪市から車で約20分
- JR中央本線で諏訪駅から富士見駅まで約15分
- 同じ諏訪地域にありながら、標高が高く気候が異なる
東京からのアクセス:
- 中央自動車道 小淵沢ICから約15分
- JR特急あずさで新宿から富士見駅まで約2時間30分
富士見町は、八ヶ岳山麓の高原地帯。標高は約900〜1,000mあり、夏は涼しく、冬は寒い。高原野菜の産地としても有名で、レタスやキャベツなどが栽培されています。
そして何より、富士見町からは、八ヶ岳、南アルプス、そして晴れた日には富士山まで見える、絶景の町なのです。町の名前「富士見」も、富士山が見えることに由来しています。

なぜ富士見に?
1970年代、協会7号酵母の評判と真澄の品質向上により、全国的に人気が高まり、需要が急増しました。諏訪蔵だけでは生産が追いつかなくなり、新しい蔵の建設が必要になったのです。
当時の社長、宮坂和宏氏は新しい蔵の場所を慎重に選びました。
富士見町を選んだ理由:
1. 清浄な環境 - 標高960mの高台、南アルプス山麓の清らかな空気
2. 理想の水 - 南アルプス山系入笠山を源とする伏流水
3. 寒冷な気候 - 長く寒い冬は、上質な日本酒造りに最適
4. 杜氏との縁 - 当時の杜氏がこの地の出身だった
そして1982年(昭和57年)、約10年の計画を経て、富士見蔵が竣工しました。

富士見蔵の環境
標高960mの酒蔵
富士見蔵は、諏訪郡富士見町の標高960mに位置しています。これは日本の酒蔵の中でも非常に高い場所にあります。
目の前に広がる絶景:
- 八ヶ岳連峰の雄大な姿
- 南アルプスの山々
- 晴れた日には富士山も望める
富士見町は、八ヶ岳の裾野に広がる高原地帯。夏は涼しく、冬は厳しい寒さ。この気候が、雑菌の繁殖を抑え、低温でじっくりと発酵させる日本酒造りに理想的な環境を生み出しています。
南アルプスの伏流水
富士見蔵の仕込み水は、南アルプス山系入笠山を源とする伏流水です。
長い年月をかけて山々の地層でゆっくりと濾過された天然水は、酒造りに適したミネラルバランスを持ち、雑味のないクリアな味わいを生み出します。
前編では、富士見蔵の場所と誕生の背景について紹介しました。
後編では、
- 富士見蔵の現在の役割
- コロナ禍での生産体制の変化
- チャレンジャーシリーズとの関係
- 富士見蔵見学パッケージのご案内
- アクセス情報と周辺の魅力
をお伝えします。
引き続き、どうぞお楽しみに!
海外営業部 ヒューゴ・チャン
真澄 酒造りチャレンジャーチーム 発案者



