この写真は、第3回流鏑馬まつり当日の一場面です。雨に濡れた馬場、緊張感のある空気の中で、射手は馬上から矢を放ちます。ここに至るまでには、馬に乗らない日の稽古、木馬での練習、礼法や朝練など、静かな時間が幾重にも積み重なっています。当日は、その積み重ねが一気に試される日です。うまくいくこともあれば、思うようにいかないこともある。それでも射手は、これまでの稽古を信じて、この場に立ちます。華やかに見える流鏑馬の一瞬は、決してその場限りのものではありません。長い稽古の時間があってこそ、初めて成立します。こうした準備と積み重ねを続けることができているのは、皆さまのご支援があってこそです。稽古の時間も含めて、流鏑馬まつりを支えていただいています。
これは、木馬に乗り、弓を射るための動きを身につける稽古の一場面です。馬も木馬も使いませんが、馬上での姿勢、体の使い方、弓を引く感覚を確認しています。馬上で矢を放つためには、その前に、地上で整えておくべきことが数多くあります。一見すると地味な稽古ですが、こうした「乗らない日の積み重ね」が、あの流鏑馬の一瞬を支えています。見えにくい準備の時間も、皆さまのご支援によって続けることができています。
前回お伝えした、流鏑馬の「この一瞬」。その一瞬は、当日の朝から始まっています。これは、流鏑馬まつり当日の朝練の一コマです。3月の朝は冷え込み、地面に氷が残ることもあります。静かな馬場で、射手と馬が一つひとつ動きを確かめていきます。流鏑馬では、射手と馬が長い時間を共に稽古しているとは限りません。当日、初めて乗る馬で流鏑馬を行うこともあります。だからこそ、この朝の時間がとても大切です。馬の癖を感じ、呼吸を合わせる。この静かな準備の時間も、皆さまのご支援によって続けることができています。
第2回美多彌神社流鏑馬まつりでの一場面です。観る人の心を一瞬で引きつける、流鏑馬の華やかな姿が映っています。しかしこの数秒の裏側には、木馬での稽古や礼法など、何度も繰り返される地道な積み重ねがあります。この一瞬と、その背景にある時間の両方を大切に守り、私たちは流鏑馬を子ども達と共に未来へとつないでいきたいと考えています。
流鏑馬の稽古というと、実際の馬に乗って行っている姿を想像される方も多いかもしれません。しかし、日々の稽古で馬に乗る機会はほとんどありません。稽古の中心となるのは、馬上での姿勢を身につけるための騎射体操と、木馬に乗って型を習得する稽古です。写真は、その騎射体操を行っている一場面です。こうした基礎的な稽古の積み重ねが、流鏑馬の一射一射を支えています。クラウドファンディングは、まつり当日だけでなく、このような日々の稽古や準備を未来へつないでいくための取り組みでもあります。




