今回の遠征でも、子どもたちが少しでも力を発揮できるよう、10合炊きの炊飯器2台持ち込み、普段と変わらない食事を提供することを大切にしました。慣れない海外生活の中でも、食事だけはいつものように。それが子どもたちの安心とエネルギーにつながると考え、メニューにも工夫を凝らしました。● 朝食朝は おにぎりを中心に、飽きがこないよう サンドイッチも用意。試合前の胃にも優しく、しっかりエネルギーを補給できる内容にしました。● 昼食お昼は、午後の練習に向けて力が出るよう麺類を多めに。• そうめん• サラダパスタ• サラダうどんなど、さっぱり食べられてエネルギー補給にもなり栄養も取れるメニューを選びました。● 夕食夜は、子どもたちが喜んで食べてくれそうで、なおかつ負担にならないメニューを。• キーマカレー• 親子丼など、温かくてホッとする“日本の味”を中心にしました。遠征中、一人も体調不良者が出なかったこと、食が細くなり食べれないというような子どもが出なかったことで、チームはアメリカ到着後から強度の高い練習にも取り組むことができました。健全な体と心は食から作られる——まさにその通りだと再認識した遠征となりました。
優勝の翌日は、子どもたちがずっと行きたいと話していた チアの聖地・デイトナビーチ へお出かけしました。海辺で少し遊んだあと、これもまた念願だった マクドナルド へ!大会前は3ヶ月前から食事管理をしていたこともありとても我慢していた分、嬉しそうに頬張る姿がとても印象的でした。帰宅後は、滞在先のバケーションレンタルでセレブレーションパーティーを開催しました。BBQを囲み、プールにも入り、子どもたちは大きなプレッシャーから解放された穏やかな表情で思いきり楽しんでいました。『優勝』という大きな目標を達成したあとだからこそ味わえる、最高のひとときでした。そして最終日は、みんなが楽しみにしていた Disney へ。大会期間中は緊張と集中の毎日だったからこそ、この日は心からリラックスして、仲間と笑い合いながらたくさんの思い出をつくることができました。アトラクションに乗ったり、写真を撮ったり、お土産を選んだり——どの瞬間も、子どもたちの心の底から溢れる笑顔でいっぱいでした。大会終了後からこ数日間は、弛まぬ努力の先にある“ご褒美”として、そして仲間との絆をさらに深める時間として、子どもたちにとって忘れられない思い出になりました。
Final 当日の演技時間は、Semi Final とほぼ同じ時刻。同じルーティンで準備ができたことは、子どもたちにとってとても大きな安心材料となりました。この17人で挑む最後のウォーミングアップ、最後の演技。ひとつひとつの動きを丁寧に大切にしながら、皆で気持ちを繋ぎながら本番に向けて気持ちをひとつにしていきました。そして迎えた本番。全てが完璧だったかと言えば、少し後悔の残る部分もあったかもしれません。それでも、子どもたちは持てる力をすべて出し切り、世界最高峰の舞台で今できる最高の演技を披露することができました。演技後は15時の Award までの時間、日本チームの応援をしたり、ご飯を食べたり、少しお買い物をしたりしながら、ドキドキした気持ちでその瞬間を待ちました。そして、ついに Award の時間。同じ部門に日本チームが出場していたため、「JAPAN」と呼ばれるたびに胸が高鳴る子どもたち。Semi Final で3位だったチームが2位で呼ばれたその瞬間——私たちYOCSTARS Crystal GOLD の優勝が確定しました…ずっとずっと願い続け、追い続けてきた目標。それを全員で掴んだ瞬間…夢にまで見た、最幸の瞬間でした!同じ部門に出場した日本チームの皆さん、Final進出した海外チームの皆さんが次々とハグをしてくださり、司会の方からも「これぞ、まさに最高のスポーツマンシップ」と称賛の言葉をいただきました。その後、チャンピオンだけが受け取ることのできる チャンピオンリング を手にし、「本当にチャンピオンを掴むことができたんだ」その実感がじわじわと湧き上がってきました。
Semi Final 当日の朝は、いつもより早いスタートでした。子どもたちは早朝からスポーツフィールド内でウォーミングアップを行い、10時30分の演技に向けて静かに気持ちを整えていきました。会場となる ESPN WIDE WORLD OF SPORTS のゲートをくぐる子どもたちの姿は、これまで積み重ねてきた練習への自信に満ちていました。「早く演技を見てほしい」そんな声が聞こえるほど、気持ちは前を向いていました。しかし、演技後に出た点数は目標にしてきたスコアより低く、決して満足のいくものではありませんでした。「もしかしたら予選を通過できないのでは…」そんな不安を抱えたまま、子どもたちは18時のRevealを迎えました。他の日本チームが続々とFinal進出を決める中、なかなか自分達のチーム名が呼ばれず、緊張で胸がいっぱいの時間が続きました。結果は 2位通過。1位とは わずか0.5点差。安堵したのも束の間、子どもたちの表情には悔しさがにじんでいました。その悔しさはすぐに、「絶対に負けたくない」「もっと良くしたい」「必ず頂点を掴みに行く」という強い気持ちへと変わっていきました。子どもたちはそのまま夜まで練習を続け、Final に向けて、さらに演技を磨き上げるための調整に全力を注ぎました。この日の悔しさと集中が、翌日へとつながっていきます。
5日目となるこの日は、いよいよ翌日の Semi Final に向けた最終調整の日でした。朝早くから Legendary Athletics のジム向かい、これまで積み重ねてきた練習の総仕上げを実施。毎日良い練習ができていたこともあり、子どもたちは落ち着いた表情で、細かな部分の確認や最終調整に集中して取り組んでいました。ジム内の隣のマットには同じ時間帯にフランスのチームが練習をしており、私たちが演技のフルアウト(全通し)中に手拍子をしてくれたり、応援してくれたりと、雰囲気を盛り上げてくれました。『チアリーディング』という共通のスポーツを通して世界中のチアリーダーと繋がることができるのも、世界大会に出場しているからこそのかけがえのない時間です。午後からは、Disney All Star Resort内のスポーツフィールドや Coronado Springs内のオープンプラクティス会場に場所を移し、最終チェックを行いました。動きの精度、チーム全体の呼吸、気持ちの揃い方、熱量——どれも本番に向けてしっかりと仕上がってきており、チームの雰囲気もとても良かったです。翌日の舞台に向けて、子どもたちの気持ちは整い、今できる全ての準備を終えた状態で前日を終えることができました。






