いつも温かいご支援とご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。 株式会社アニマルウェルフェア/一般社団法人日本動物福祉認証機構(JAWCO)代表の岩田憲明です。
今回は「活動報告③」として、そもそもアニマルウェルフェア(AW)とは何なのかを、できるだけやさしくお伝えします。
■ アニマルウェルフェアの定義
農林水産省はこう定義しています。
「アニマルウェルフェアとは、動物が生きて死ぬ状態に関連した、動物の身体的及び心的状態をいう」
少し硬い表現ですが、私たちはこう言い換えています。
「人間と共に生きる動物たちが、不必要なストレスがなく、健康で一生を過ごせるように、人ができることをすること」
つまり「適切な飼い方」のことです。 SDGs・ESG・サステナビリティ・エシカルフードといった世界的な潮流とも、私たちの「食の安全」とも、すべて地続きでつながっています。
■ アニマルウェルフェアが、消費者にもたらす3つのメリット
① 美味しさと健康
動きやすくストレスの少ない環境で育った動物の肉・卵・ミルクは、健康的で味も豊かになります。健康的な食材をいただくことで、私たち人間の食事も健康的で安全になっていきます。
② 安心(薬剤耐性菌=AMR対策)
ストレスなく健康に育てることは、抗生物質の使用量を減らすことにつながります。残留抗生物質の心配が減るだけでなく、薬剤耐性菌の発生を抑え、いざ私たちが病気になったときに「効く薬」を残すことにもつながります。これは公衆衛生獣医師として16年、現場で見てきた私自身の問題意識でもあります。
③ エシカル消費
動物の福祉に配慮して生産された畜産物を選ぶことは、「命に敬意を払う経済」への一票です。あなたの一回の選択が、生産現場を変える力になります。
■ なぜ私たちはAW認証とTHE HOUBOQに取り組むのか
日本ではまだ、AWに配慮した畜産物を「見分ける仕組み」も「正当に評価される市場」も十分にありません。 だからこそ私たちは、
- 獣医師主導の第三者認証(JAWCO)でルールと信頼をつくり、
- THE HOUBOQという実際に手に取れる商品で、AWの価値を食卓に届ける
——この両輪で動いています。
■ 次回予告
次の投稿では、「AWに配慮するとお肉はどう変わるのか?」を、増田農場さんの実例とともにお届けします。
引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
岩田 憲明
株式会社アニマルウェルフェア 代表取締役
一般社団法人日本動物福祉認証機構(JAWCO)代表理事



