イベリコ豚が消えた今、獣医師が見つけた"幻の国産放牧豚"を届けたい

動物の快適な環境づくりを目指す獣医師の私が、宮崎の山奥で放牧豚を育てる農家さんと出会い「このお肉をもっと広めたい!もっと皆に食べてもらいたい!」との思いからこのプロジェクトに挑戦します!太陽の恵みを受けてのびのびと育った放牧豚の“絶品お肉”をぜひ味わってください。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

530,750

106%

ネクストゴールは1,000,000円

支援者数

40

募集終了まで残り

26

イベリコ豚が消えた今、獣医師が見つけた"幻の国産放牧豚"を届けたい

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

530,750

初期目標100%突破

あと 26
106%

ネクストゴールは1,000,000

支援者数40

動物の快適な環境づくりを目指す獣医師の私が、宮崎の山奥で放牧豚を育てる農家さんと出会い「このお肉をもっと広めたい!もっと皆に食べてもらいたい!」との思いからこのプロジェクトに挑戦します!太陽の恵みを受けてのびのびと育った放牧豚の“絶品お肉”をぜひ味わってください。

支援者のみなさま、こんにちは。

株式会社アニマルウェルフェア/JAWCO 代表の岩田です。

今日は5月5日、こどもの日。

連休もそろそろ終盤ですね。ご家族で過ごされている方も、お一人で休まれている方も、どうかゆっくりされていますように。

夜の、お時間にお邪魔して恐縮ですが、 今日はせっかくこどもの日なので、「お肉と栄養」のお話を、少し科学寄りでさせてください。

1|お肉の「質」は、どう決まると思いますか?

スーパーでお肉を選ぶとき、 ぼくたちが手がかりにするのは、たいていこの3つです。

  • 値段
  • 産地
  • 部位

そして、もう少し気を遣う方であれば、

  • ブランド名(黒豚、和牛、地鶏など)
  • 賞味期限
  • 脂の入り方

このあたりまで、見るかもしれません。

でも、獣医師として現場を見てきたぼくが、 本当に大事だと思っているのは――

その動物が、生きているあいだ、どんな暮らしをしていたか

ということです。

2|「ストレス」が、お肉の質を変える

少し科学のお話をします。

動物がストレスを感じると、体内で「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。 これは、人間にも共通する「ストレスホルモン」です。

短期的なストレスなら、回復します。 でも、長期的にストレスを受け続けた動物は、 コルチゾールが慢性的に高い状態になります。

すると、何が起こるか。

研究では、こういうことが報告されています。

◇ 筋肉のpHが下がりにくく、肉が硬くなる ◇ 保水性が落ち、ドリップ(汁)が出やすくなる ◇ 風味成分(イノシン酸など)が減少しやすい ◇ 肉色が暗くなったり、逆に水っぽくなったりする

これは、PSE肉(Pale, Soft, Exudative=淡く・柔らかく・水っぽい)やDFD肉(Dark, Firm, Dry=暗く・硬く・乾いた)として、 畜産の世界ではよく知られている現象です。

つまり――

動物のストレスは、肉の風味・食感・栄養保持に、 科学的に、確実に影響を与えている

ということです。

3|逆に、ストレスの少ない動物のお肉は

では、ストレスの少ない環境で育った動物のお肉は、どうなのか。

一般に言われていることを、整理するとこうなります。

◇ 適度な運動による筋肉の発達 → 旨味成分が乗りやすい ◇ 多様な飼料・草・土壌微生物 → 脂肪酸組成が豊かに ◇ 屠畜前ストレスの軽減 → pHが正常に下がり、肉質が安定 ◇ 抗生物質・薬剤の使用が抑えられる傾向

THE HOUBOQの放牧豚は、 山あいの増田農場で、1日6〜7時間も土を掘り返し、走り回って暮らしています。

それは、豚にとって「豚らしい時間」であると同時に、結果として、人間が口にするお肉の質を、根本から変えていく営みでもあるのです。

「動物福祉に配慮すると、お肉が美味しくなる」―― これは情緒的な話ではなく、生理学的な現象です。

4|こどもにとっての、お肉

今日はこどもの日ですので、子どもたちのお話も。

成長期の子どもにとって、お肉に含まれるたんぱく質、鉄分、亜鉛、ビタミンB群は、 心と体の発達に欠かせない栄養素です。

でも、ここでひとつ、立ち止まりたいのです。

「量」だけでなく、「質」も大事だということを。

ストレスの少ない環境で育った動物のお肉のほうが、 栄養成分の損失が少なく、安定している傾向がある―― そう報告する研究も、増えてきています。

ぼくは、子どもにこそ、「いい命」のお肉を、少しでも食べてほしいと思います。

毎日でなくていい。 高級品にしなくていい。

ときどきでいい。「あ、これは、よく生きた豚さんだ」そう感じられるお肉を、食卓に置く。

それだけで、十分です。

5|年齢を問わず、すべての世代に

これは、子どもだけの話ではありません。

歳を重ねれば重ねるほど、 お肉の「量」は減っていきます。

だからこそ、少ない量でも、しっかり栄養がとれる「質」のお肉が大切になる。

シニア世代、現役世代、子ども―― すべての世代にとって、動物のストレスが少ないお肉を選ぶことは、自分の身体を労わることでもあります。

One Welfare ── 人と動物と環境の福祉はひとつ、という考え方は、 こんなところにも、現れています。

6|「美味しい」は、結果でしかない

最後に、ひとつ。

ぼくたちが「THE HOUBOQは美味しいですよ」と言うとき、 それはマーケティング上の謳い文句ではありません。

動物のストレスが少ない↓コルチゾールが正常な範囲に保たれる↓肉質が安定し、栄養保持と風味が豊かになる↓結果として、人間が「美味しい」と感じる

この一連の流れは、科学的な必然です。

「美味しい」は、目的ではなく、動物が幸せに生きた結果として、 人の口に届くものなのです。

7|支援者のみなさまへ

今日は少し、頭を使うお話をしてしまいました。

要点はひとつだけです。

動物の暮らしが、私たちの身体をつくっている。

スーパーでお肉を選ぶとき、 「いくらか」だけでなく、 「どう生きた肉か」を、ふと考えてみていただけたら嬉しいです。

THE HOUBOQの一頭は、 その問いに、ひとつの答えを出すための挑戦です。

ネクストゴールに向けて、 最後まで、共に走らせてください。

子どもたちにとって、 そして、すべての世代にとって、 やさしいこどもの日になりますように。

株式会社アニマルウェルフェア

代表 獣医師 岩田憲明

シェアしてプロジェクトをもっと応援!

新しいアイデアや挑戦を、アプリで見つけるcampfireにアプリが登場しました!
App Storeからダウンロード Google Playで手に入れよう
スマートフォンでQRコードを読み取って、アプリをダウンロード!