
クラウドファンディング終盤に差しかかり、皆さまへ感謝とともに、ひとつご報告させてください。
このたび、THE HOUBOQに関するこれまでの評価や言葉を一冊のアーカイブにまとめました。生産者・増田さんご本人の言葉、メディアの評、放牧豚という選択をめぐる専門家の声。改めて並べてみて、私自身がこのプロジェクトの重みを再確認する作業になりました。一部だけ、ここでご紹介させてください。
■ 食のプロは「次元が違う」と評した
放牧豚を試食したある食のプロは「日本の豚肉とはまったく違う次元のうまみがある」と語ったそうです。専門メディア table source も、THE HOUBOQの特長を「甘くて口溶けの良い脂と、旨味が際立つ赤身」と表現しています。運動量とストレスの少なさがオメガ3脂肪酸の比率を高める傾向にあることも指摘されています。
なお生産者の増田さんが特におすすめするのは「ウデしゃぶ」。一般的な豚では脇役のこの部位が、放牧で運動量が多いがゆえに旨味の凝縮した逸品になります。
■ 増田さんの哲学 ─「ただの命」ではなく「生きている命」
「ただ餌を食べてればいい、ただ水が飲めればいい、ただ寝れればいい、それじゃ生きているとは言えない。自由に動けるか? 痛みや苦しみは最小限か? 自然な行動ができるか? つまり『ただの命』ではなく『生きている命』を大切にしていく」
これは増田さんがクラファンページに綴った言葉です。すべての豚に対して「自由と意志の尊重」をモットーに掲げ、人懐こい子とは触れ合い、苦手な子にはむやみに近づかない。人と接する時と同じ感覚で豚に向き合う姿勢が、THE HOUBOQの豚を「全員優しい子だらけ」にしています。
■ 「土」にこそ本質がある
私自身は獣医師として、AWを「動物が可哀想だから」「ストレスが少ない肉は美味しいから」だけで語ることに、少し物足りなさを感じています。本質は「土」にあると考えています。
放牧によって動物のフンが土に還り、リンや炭素が循環する。豚が幸せに暮らせば肉質が向上し、食べる人の健康も向上する。土と触れ合う放牧は、土壌を豊かにし、地球環境すら変える可能性を秘めている。これがOne Welfareの思想そのものです。
■ 皆さまへ
THE HOUBOQへの一口の支援は、単なる食事の購入ではありません。動物が動物らしく生きる時間を支え、日本の食料安全保障と土の未来をつくる一票です。
クラファンは5月31日まで。残りの期間、引き続き温かいご支援を、そして「こんな取り組みがあるよ」と一人にでも伝えていただけたら、これに勝る喜びはありません。
JAWCO代表理事/株式会社アニマルウェルフェア代表 岩田 憲明



