イベリコ豚が消えた今、獣医師が見つけた"幻の国産放牧豚"を届けたい

動物の快適な環境づくりを目指す獣医師の私が、宮崎の山奥で放牧豚を育てる農家さんと出会い「このお肉をもっと広めたい!もっと皆に食べてもらいたい!」との思いからこのプロジェクトに挑戦します!太陽の恵みを受けてのびのびと育った放牧豚の“絶品お肉”をぜひ味わってください。

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

665,750

133%

ネクストゴールは1,000,000円

支援者数

42

募集終了まで残り

19

イベリコ豚が消えた今、獣医師が見つけた"幻の国産放牧豚"を届けたい

目標突破
ネクストゴール挑戦中!

現在の支援総額

665,750

初期目標100%突破

あと 19
133%

ネクストゴールは1,000,000

支援者数42

動物の快適な環境づくりを目指す獣医師の私が、宮崎の山奥で放牧豚を育てる農家さんと出会い「このお肉をもっと広めたい!もっと皆に食べてもらいたい!」との思いからこのプロジェクトに挑戦します!太陽の恵みを受けてのびのびと育った放牧豚の“絶品お肉”をぜひ味わってください。

✅この肉を選んだ、私が誇らしくて好きになれた。味もストーリーも動物への優しさも、世界平和迄、詰まってる。
✅この2人なら、動物に優しい、選択肢を作れる。
✅「ママ、これかわいそうじゃないの?」その問いに、答えられる。
✅動物にやさしい人が、好き。そんな自分は、もっと好き。私の食卓は、私の生き方です。
✅あなたの食卓を、見せてください。
✅味も、健康も、動物も、地球も、そして、世界平和まで。ひとつの選択で、五つを育てる肉。
✅イベリコ豚輸入が止まった。だから、国産で同等以上を作った。
✅この豚は、最後まで、豚として生きた。太陽を見た。山を駆け、土を掘り、空を見上げて育った豚。
✅宮崎の森が、命を編む。
キャッチフレーズで何かピンときた方の為の商品です。以下のURLで特設解説ページを作りましたので、ご覧ください。
👉特設ページ 
「3つのネクストゴール」には、それぞれ役割があります。
100万円は「画面越しに繋がる」段階。AWFコミュニティオンライン交流で、支援者の皆さんとの「次の章」を始めます。
150万円は「東京で直接お会いする」段階。宮崎から東京へ、画面から対面へ。私たちの旅が、皆さんの隣まで届きます。
200万円は「皆さんの食卓まで届ける」最高のかたち。三元豚から黒豚という最高級の食材で、感謝を物理的に形にします。


「画面越し → 東京で対面 → 食卓へ」── 支援者の皆さんとの距離が、ゴールが進むごとに近づいていく。 そんな構造でこのネクストゴールを設計しました。
私は16年間、食肉衛生検査の現場で、声なき命と向き合ってきました。屠畜場で過ごした日々が、今のすべての出発点です。「いのちをいただく」とは何か。それを次の世代に伝えることが、One Welfare(人と動物と環境の共生)の核だと信じています。
そして、この旅は私一人では到達できません。皆さんと一緒に歩む、長い道のりの始まりです。


これ以下は、プロジェクト当初のページです。
🎤 まず、放牧豚のお肉を食べた方々の声を聞いてください

💬  「脂が甘いのに、全然しつこくない。なんだこれ⁉」

💬  「赤身の味が濃い。豚肉ってこんな味だったんだ!」

💬  「翌朝、胃もたれがなかった。これ本当に豚肉なの?」

💬  「うちの子が初めて『おかわり!』と言った(笑)」

これ、すべて国産の放牧豚の話です。

🌰 なぜ、こんなに美味しいのか?

ところで、美味しいお肉の代表で「イベリコ豚」がありますが、このお肉が美味しい理由をご存知ですか?

── 「ドングリを食べているから」は半分だけ正解。もう半分は、「毎日、広大な森を走り回っているから」です。

豚さんも運動をすると、脂肪が筋肉の間にサシのように入り込み、脂の質が変わります。健康的な油で知られるオレイン酸が増えるのです。だから、甘くて、さらっとして、後味が軽いのです。


イベリコ豚の「美味しさ」の条件が、日本の宮崎にありました!

🚨 2025年11月末、ASF(アフリカ豚熱)の感染拡大により、スペイン産豚肉(イベリコ豚)の国内輸入が停止しましたが、このイベリコ豚に匹敵する美味しい放牧豚が宮崎にあったのです。

▼ スペイン産イベリコ豚 vs 宮崎産 THE HOUBOQ の比較

📰 【プレスリリース】イベリコ豚に代わる国産AW認証豚として飲食店・ホテル向け供給を本格開始(PR TIMES掲載)


🎯 このプロジェクトでお届けしたいこと
1.放牧豚の美味しさを知ってほしい

ぎゅうぎゅうの狭い檻ではなく、広々とした放牧地で自然に近い環境で育った豚たちは、ストレスが少なく健康で、そのお肉は驚くほど美味しいのです。この動物にもやさしく、味も格別なお肉を多くの人に知っていただきたい。

2.放牧豚を育てている農家さんを応援したい

国内で放牧豚を育てている農家さんは、ほんのわずかしかいません。生産効率が求められる現状では、1頭あたりに必要な環境整備や管理コストが非常に大きく、採算を取ることは本当に難しいのです。「手間ひまかかっても良いものを作りたい」という人がちゃんと報われるようにしたいのです。

3.動物にやさしい畜産が評価される社会をつくりたい

将来的には「放牧豚を継続的に選べる社会」をつくりたいと考えています。こうした美味しいお肉を海外に頼るのではなく、国内でしっかり賄えるようになれば、ひいては「日本の食料安全保障」にもつながるはずです。


👨‍⚕️ 代表・岩田憲明について

はじめまして、株式会社アニマルウェルフェア代表の岩田と申します。私は獣医師として動物の快適な環境づくりに関わってきましたが、宮崎の山奥で放牧豚を育てている農家の増田さんと出会いこのプロジェクトに挑戦することにしました。

岩田 憲明(いわた のりあき) 株式会社アニマルウェルフェア 代表取締役 / JAWCO(日本動物福祉認証機構)代表理事 / 獣医師 【経歴】公務員獣医師16年/作家

宇都宮市・栃木県で16年間、公務員獣医師として食肉衛生検査・HACCPを専門に歩んできました。しかし、ある屠畜場での体験が転機となり、「命に敬意を払う経済をつくりたい」と公務員の安定を手放して起業。日本初・獣医師主導のアニマルウェルフェア認証機関JAWCOを設立しました。学術顧問には東北大学名誉教授・佐藤衆介先生を迎え、国際水準の認証体制を構築しています。

👉 代表・岩田憲明のnoteはこちら(クリック)


👨‍🌾 放牧豚に情熱を注ぐ農家・増田成宏さんとの出会い

ここで、このプロジェクトを始めるきっかけとなった、農家・増田さんとの出会いについてお話しさせてください。ある日、私のもとに一人の生産者から連絡が届きました。

── 「あなたの会社が行っているアニマルウェルフェアの認証を取得したい。」

それが増田さんとの出会いでした。

増田 成宏(ますだ あきひろ) THE HOUBOQ 代表 / 宮崎県椎葉村 放牧養豚家

増田さんは、自然の中で自由に愛情たっぷりに育った放牧豚を通じて、その純粋で豊かな味わいのお肉を多くに人届けたい—そんな想いから「THE HOUBOQ(ザ・ホウボク)」というブランドを立ち上げ、畜産農家として奮闘されています。

放牧豚の飼育には、広大な環境整備と日々の管理コストが必要です。天候や季節の影響も大きく、安定した生産は簡単ではありません。それでも増田さんは妥協せず、「動物が幸せだから、肉が美味しい」という哲学を貫き続けています。

THE HOUBOQは、宮崎県の山間部で澄んだ空気と豊かな里山に囲まれながら飼育しています

こうした農家さんの生産体制を維持するためにも、イベリコ豚は輸入禁止になりましたが、イベリコ豚にも劣らないこの放牧豚のおいしさを知っていただき、食べていただくことが、農家さんを応援することにつながります。私は増田さんと知り合った日、宮崎のレストランでスペイン産の豚肉を食べて誓い合いました。

── 「これを超える国産の豚肉を一緒につくりましょう。」

▼THE HOUBOQ 代表 増田さんのコメント

放牧豚は、自然豊かな環境でのびのびと育てられ、じっくり時間をかけて成長することで特別な味わいと食感を実現しています。この機会に放牧豚の美味しさやアニマルウェルフェアのことを知っていただけたら幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

📚放牧豚と普通の豚の味の違いを徹底解説ブログ|食のプロが語る驚きの差(クリック)

📚「放牧豚と風の牧場」ー増田さんの牧場がモデルのライトノベル(クリック)


🐾 アニマルウェルフェアとは何か?

アニマルウェルフェアとは、「動物が健康で、ストレスが少なく、その動物らしく過ごせるようにする」育て方や環境づくりのことです。

これには、世界共通のルール「5つの自由」があります。

①空腹・渇きからの自由 (新鮮な水と十分な食事を与えること)

②不快からの自由 (清潔で快適な住みかを用意すること)

③痛み・病気からの自由 (病気を予防し、怪我や病気があればすぐに治療すること)

④恐怖・苦悩からの自由 (精神的なストレスや恐怖を感じさせないこと)

⑤正常な行動の自由 (その動物らしく動けるスペースや仲間と過ごせる環境をつくること)

  •  

このように人と動物が共生するうえで、同じ命あるものとして当たり前の考え方です。EUやオーストラリアなどを中心とした世界では、法制度・生産基準として推進されていていますが、日本国内では農林水産省の「アニマルウェルフェアに配慮した家畜の飼養管理指針」などあるものの、まだまだ知られていないのが現状です。

もちろん、増田さんの運営するTHE HOUBOQは、この「5つの自由」をすべてを満たしています。

※なお一般的な集約畜産の養豚では、豚たちは狭い檻の中でほとんど身動きができず、強いストレスを抱えながら育てられます。そのストレスが原因で互いの尻尾を噛んでしまうこことで、感染症を引き起こすことがあります。こうした病気を防ぐために、家畜には毎日のように抗生物質が与えられており、世界で使用される抗生物質の約7割が家畜向けだと言われています。

📖 なぜ今、動物福祉より生産効率を優先すべきではないのか──獣医師社長解説ブログ(クリック)


🌐 One Welfare(ワンウェルフェア)という考え方

アニマルウェルフェアは動物のためだけではなく、人のため・地球のための考え方です。それはワンウェルフェア(解説ブログ)と言ったりしますが、動物の幸せ、人の幸せ、そして地球環境の健全さは、すべてがお互につながっているという考え方です。動物が健康でストレスの少ない環境で育つと、病気が減り薬に頼る量も少なくなります。その結果、安心して食べられる良質な食べ物が生まれ、生産者の負担も軽くなります。また、放牧のように自然に近い飼育方法は、土壌を豊かにし、環境にも負荷がかかりにくくなります。

つまり、動物に良いことは人にも良く、さらに地球にも良い影響を与えるという、三者が支え合う“ひとつの循環”のような考え方なのです。動物・人・環境を分けて考えるのではなく、全部がつながった一つの世界(One World)としてとらえ、その調和を大切にしようというのが、ワンウェルフェアの核心です。


👨‍⚕️ アニマルウェルフェアの認証について

私が株式会社アニマルウェルフェアを立ち上げたのは、この概念を広めて「獣医師として、命に敬意を払う経済をつくりたい」という思いからです。それまで私は公務員として、家畜の健康管理などの検査等を行う仕事をしていました。世界に遅れを取るこの日本に「アニマルウェルフェアは必要なピースなんだ」と、公務員という安定を手放して私の人生のミッションにすることにしました。

会社を立ち上げてからは苦労の連続でしたが、なんとか「獣医師によるアニマルウェルフェア認証」の仕組みをつくり、日本動物福祉認証機構(JAWCO)を設立するに至りました。その甲斐あって、宮崎で放牧豚の増田さんと出会い、そしてこのプロジェクトの挑戦にたどり着きました。

私はこうした考えのもと「動物にやさしい畜産が評価される社会」をつくり、ひいては「日本の食料安全保障」に貢献していきたいのです。そのために、まずはこの放牧豚の美味しいお肉を知っていただけますと幸いです。


🎁 リターン(お礼の品)一覧
🍖 精肉セット(送料込み・冷凍発送)

◆放牧豚 おためし【こま切れ_約500g】50個限定(¥7,000 ⇒¥5,500)

◆放牧豚 満喫セット【ランダム4〜5種_約1.2kg】⭐人気No.1(¥15,000)

◆放牧豚 贅沢セット【ランダム5〜6種_約2.5kg】希少部位含む(¥25,000)

◆放牧豚 満喫セット定期便【ランダム4〜5種_約1.2kg】×3か月定期便(¥40,000)

◆放牧豚 贅沢セット定期便【ランダム5〜6種_約2.5kg】×3か月定期便(¥68,000)

💝 ソーシャル・応援コース

◆純粋応援コース【お礼メール+活動報告レポート+アニマルウェルフェア入門本PDF(代表著)】(¥5,000)

◆豚さんにごはん提供コース【豚さんへのごはん代として活用+お礼ごはん動画送付】(¥5,000)

◆【代理支援】こども食堂支援コース(小)1.0kg(¥10,000)

◆【代理支援】こども食堂支援コース(大)2.0kg(¥20,000)

📚 学び・教育コース

◆アニマルウェルフェア学びコース【オンライン講座「アニマルウェルフェア入門」受講権】(¥5,000)

◆生産者オンライン交流会コース【増田さん・岩田代表とのオンライン交流会参加権】限定30人

(¥10,000)

◆1日牧場長体験コース 🌿 【宮崎県の 牧場での1日体験(交通費・宿泊別)】(¥35,000)

◆子豚ネーミングライツコース【子豚命名権+あなたが名付けた子豚の成長レポート付き】(¥50,000)

🏢 飲食店・法人向け

◆法人スポンサーコース【WEB・CAMPFIREページへの企業名・ロゴ掲載】(¥100,000)

◆飲食店向け半頭コース 【業務用精肉 約25kg+メニュー提案サポート付き】限定10店 (¥300,000)

◆法人1頭まるごとコース 【業務用精肉 約50kg+優先供給権+HP掲載】限定5社 (¥500,000)


💰 いただいたご支援の使い道

支援者のみなさまからいただいたお金の大半(53%)は、THE HOUBOQ 代表 増田さんへの仕入れ・加工費として直接還元されます。このプロジェクトの収益の一部は、放牧豚の生産体制拡充と、アニマルウェルフェア認証の普及活動に使われます。


📅 スケジュール

 ◆2026年4月 クラウドファンディング開始

 ◆2026年5~6月 クラウドファンディング終了(集計・発送準備)

 ◆2026年7~8月 リターン発送開始(精肉・加工品リターンを順次お届け)

 ◆2026年8月〜 現地体験コース 順次実施(牧場見学・1日牧場長体験など)


▼最後に

私たちの目標は、豚肉を売ることではありません。「動物にやさしい畜産が正当に評価される社会」を日本につくることです。イベリコ豚輸入停止という「ピンチ」を、日本の畜産を変える「チャンス」に。輸入品に頼るのではなく、国産の良い取り組みを育て、日本の食料安全保障を支える経済をつくる。ぜひ、この挑戦に並走してください。

岩田 憲明 株式会社アニマルウェルフェア 代表取締役

JAWCO(日本動物福祉認証機構)代表理事 / 獣医師


支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

  • アニマルウェルフェア認証普及活動費・生産体制拡充費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 支援者のみなさま、こんにちは。株式会社アニマルウェルフェア/JAWCO 代表の岩田です。今日は5月6日。 ゴールデンウィーク、最終日です。ふと、振り返ってみると――5月3日から昨日まで、ぼくは3日間で6本も活動報告を投げつけていました。と畜場の話、愛護法の話、One Welfareの話、命の文化の話、 ストレスホルモンの話、AIと生命倫理の話。……書いていた本人ですら、お腹いっぱいです。最後まで読んでくださった方々、本当に、本当に、ありがとうございました。ぼくがこの連休に書きたかったのは、 ひとつの結論や、答えではありません。ただ、「命の扱われ方って、どういうことなんだろう」 「私たちは、何を食べて、何を選んでいるんだろう」そういう問いを、みなさまの心の片隅に、 そっと置かせていただきたかった。それだけです。問いを一緒に持ち帰ってくださること―― それが、ぼくにとって、何より嬉しいことです。明日からは、平日。 日常が戻ってきます。スーパーに立ったとき、 食卓を囲んだとき、連休中の活動報告のどこか一行でも、 ふと思い出していただけたら、それで十分です。ネクストゴールに向けて、 これからは、少しペースを落としつつ、 最後までお届けしていきます。連休明けが、みなさまにとって、 やさしいスタートになりますように。株式会社アニマルウェルフェア/一般社団法人日本動物福祉認証機構(JAWCO)代表 岩田 憲明 もっと見る
  • 支援者のみなさま、こんにちは。株式会社アニマルウェルフェア/JAWCO 代表の岩田です。今日は5月5日、こどもの日。連休もそろそろ終盤ですね。ご家族で過ごされている方も、お一人で休まれている方も、どうかゆっくりされていますように。夜の、お時間にお邪魔して恐縮ですが、 今日はせっかくこどもの日なので、「お肉と栄養」のお話を、少し科学寄りでさせてください。1|お肉の「質」は、どう決まると思いますか?スーパーでお肉を選ぶとき、 ぼくたちが手がかりにするのは、たいていこの3つです。 値段 産地 部位 そして、もう少し気を遣う方であれば、 ブランド名(黒豚、和牛、地鶏など) 賞味期限 脂の入り方 このあたりまで、見るかもしれません。でも、獣医師として現場を見てきたぼくが、 本当に大事だと思っているのは――その動物が、生きているあいだ、どんな暮らしをしていたかということです。2|「ストレス」が、お肉の質を変える少し科学のお話をします。動物がストレスを感じると、体内で「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。 これは、人間にも共通する「ストレスホルモン」です。短期的なストレスなら、回復します。 でも、長期的にストレスを受け続けた動物は、 コルチゾールが慢性的に高い状態になります。すると、何が起こるか。研究では、こういうことが報告されています。◇ 筋肉のpHが下がりにくく、肉が硬くなる ◇ 保水性が落ち、ドリップ(汁)が出やすくなる ◇ 風味成分(イノシン酸など)が減少しやすい ◇ 肉色が暗くなったり、逆に水っぽくなったりするこれは、PSE肉(Pale, Soft, Exudative=淡く・柔らかく・水っぽい)やDFD肉(Dark, Firm, Dry=暗く・硬く・乾いた)として、 畜産の世界ではよく知られている現象です。つまり――動物のストレスは、肉の風味・食感・栄養保持に、 科学的に、確実に影響を与えているということです。3|逆に、ストレスの少ない動物のお肉はでは、ストレスの少ない環境で育った動物のお肉は、どうなのか。一般に言われていることを、整理するとこうなります。◇ 適度な運動による筋肉の発達 → 旨味成分が乗りやすい ◇ 多様な飼料・草・土壌微生物 → 脂肪酸組成が豊かに ◇ 屠畜前ストレスの軽減 → pHが正常に下がり、肉質が安定 ◇ 抗生物質・薬剤の使用が抑えられる傾向THE HOUBOQの放牧豚は、 山あいの増田農場で、1日6〜7時間も土を掘り返し、走り回って暮らしています。それは、豚にとって「豚らしい時間」であると同時に、結果として、人間が口にするお肉の質を、根本から変えていく営みでもあるのです。「動物福祉に配慮すると、お肉が美味しくなる」―― これは情緒的な話ではなく、生理学的な現象です。4|こどもにとっての、お肉今日はこどもの日ですので、子どもたちのお話も。成長期の子どもにとって、お肉に含まれるたんぱく質、鉄分、亜鉛、ビタミンB群は、 心と体の発達に欠かせない栄養素です。でも、ここでひとつ、立ち止まりたいのです。「量」だけでなく、「質」も大事だということを。ストレスの少ない環境で育った動物のお肉のほうが、 栄養成分の損失が少なく、安定している傾向がある―― そう報告する研究も、増えてきています。ぼくは、子どもにこそ、「いい命」のお肉を、少しでも食べてほしいと思います。毎日でなくていい。 高級品にしなくていい。ときどきでいい。「あ、これは、よく生きた豚さんだ」そう感じられるお肉を、食卓に置く。それだけで、十分です。5|年齢を問わず、すべての世代にこれは、子どもだけの話ではありません。歳を重ねれば重ねるほど、 お肉の「量」は減っていきます。だからこそ、少ない量でも、しっかり栄養がとれる「質」のお肉が大切になる。シニア世代、現役世代、子ども―― すべての世代にとって、動物のストレスが少ないお肉を選ぶことは、自分の身体を労わることでもあります。One Welfare ── 人と動物と環境の福祉はひとつ、という考え方は、 こんなところにも、現れています。6|「美味しい」は、結果でしかない最後に、ひとつ。ぼくたちが「THE HOUBOQは美味しいですよ」と言うとき、 それはマーケティング上の謳い文句ではありません。動物のストレスが少ない↓コルチゾールが正常な範囲に保たれる↓肉質が安定し、栄養保持と風味が豊かになる↓結果として、人間が「美味しい」と感じるこの一連の流れは、科学的な必然です。「美味しい」は、目的ではなく、動物が幸せに生きた結果として、 人の口に届くものなのです。7|支援者のみなさまへ今日は少し、頭を使うお話をしてしまいました。要点はひとつだけです。動物の暮らしが、私たちの身体をつくっている。スーパーでお肉を選ぶとき、 「いくらか」だけでなく、 「どう生きた肉か」を、ふと考えてみていただけたら嬉しいです。THE HOUBOQの一頭は、 その問いに、ひとつの答えを出すための挑戦です。ネクストゴールに向けて、 最後まで、共に走らせてください。子どもたちにとって、 そして、すべての世代にとって、 やさしいこどもの日になりますように。株式会社アニマルウェルフェア代表 獣医師 岩田憲明 もっと見る
  • 支援者のみなさま、おはようございます。株式会社アニマルウェルフェア/JAWCO 代表の岩田です。今日は5月4日。みどりの日です。祝日法では、こう書かれています。自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。ぼくは、この一文が、ずっと好きです。連休中の朝、少しだけ肩の力を抜いて、「自然の恩恵に感謝する」とは、どういうことだろう―― そんなお話を、させてください。1|ぼくたちは、自然に「もらって」生きている普段、都会で暮らしていると、ついつい忘れてしまいます。ぼくたちが、毎日、当たり前に口にしているもの。朝のごはん。 味噌汁の出汁。 コーヒーに入れるミルク。 お弁当のからあげ。そのすべてが、自然から、いただいたものです。田んぼの土、 山から流れる水、 牛が食む牧草、 豚が掘り返す森の落ち葉。どこかで、誰かが―― そして、何かのいきものが、 自然と関わりながら、生きていてくれた。その積み重ねの上に、 ぼくたちの食卓は、毎日成り立っています。2|「いきもの」と「環境」は、切り離せないここで、ぼくが獣医師として、 ずっと考えてきたことがあります。動物の福祉と、環境の福祉は、別々の問題ではない、ということです。豚の話で、少し説明させてください。放牧で育つ豚は、 土を掘り返し、雑草を食べ、落ち葉を踏みしめて暮らします。その営みは、豚にとっての「豚らしい時間」であると同時に、山の地面を耕し、草の循環を生み、森を健やかに保つという、もうひとつの仕事をしています。豚が幸せに暮らすことが、 そのまま、その土地の自然を健やかにする。逆に、 密閉された施設で、土を踏まないまま一生を終える豚は、 自分の幸せからも遠ざかり、 土地との関係も、断ち切られてしまう。動物と環境は、ひとつなのです。3|One Welfare ── ひとつの福祉という考え方ぼくが代表をつとめる株式会社アニマルウェルフェアと、 JAWCO(日本動物福祉認証機構)が、 土台にしている考え方があります。それが、One Welfare(ワン・ウェルフェア)です。人の福祉と、 動物の福祉と、 環境の福祉は、 ひとつの輪の中でつながっている。そういう考え方です。ひとつだけ良くしようとしても、必ずどこかで歪みが出ます。 動物だけを守ろうとしても、環境が壊れていれば守りきれない。 環境だけを守ろうとしても、そこで生きる動物の暮らしが荒れていれば、結局崩れる。 人間だけが豊かになろうとしても、そのために動物と環境を犠牲にすれば、いつか自分たちの首を絞める。だから、ひとつの輪として、まとめて見る。それが、One Welfareです。4|みどりの日が教えてくれることみどりの日の祝日法の一文を、もう一度。自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。ぼくは、この「自然」のなかに、動物たちも、入っていいのではないかと思っています。野山の緑だけが「自然」ではなく、 そこに生きる虫も、鳥も、獣も、 そして、ぼくたちの食卓に並ぶ、 あの豚も、牛も、鶏も、 ぜんぶ、ひとつの「自然」のなかにいます。そのすべてに、感謝する。 そのすべてに、親しむ。そこから、豊かな心がはぐくまれていく。それは、One Welfareという、新しい言葉で語る前から、 日本人が、ずっと知っていた感覚なのかもしれません。5|THE HOUBOQの豚は、森で生きるぼくたちのプロジェクト、THE HOUBOQ。宮崎県椎葉村、山あいの増田農場で、 豚たちは、文字どおり、森のなかで暮らしています。土を掘り、草を食み、 木陰で昼寝をして、雨音で目を覚ます。それは、ただ「動物福祉に配慮した飼育方法」ではありません。豚が森を耕し、 森が豚を育み、 そこで働く人が、その輪を見守る。One Welfareが、そのまま現場になっている―― そういう光景なのです。ぼくたちが届けたいのは、お肉という「商品」ではなく、 この輪の一部です。6|支援者のみなさまへ今日は、みどりの日。連休のなか、もし窓の外に少しでも緑が見えたら、 あるいは公園や山にお出かけの予定があれば、その風景のなかに、いきものたちもいるということを、 ふと思い出していただけたら嬉しいです。虫の音も、鳥の声も、 草の匂いも、土の感触も、 ぜんぶつながって、ひとつの自然です。そして、ぼくたちの食卓も、 そのつながりの、いちばん近くにあります。THE HOUBOQの一頭は、 そのつながりを、もう一度結び直す試みです。ネクストゴールに向けて、 最後まで、共に走らせてください。みなさまにとって、 やさしい連休になりますように。株式会社アニマルウェルフェア/一般社団法人日本動物福祉認証機構(JAWCO)代表 岩田 憲明 もっと見る

コメント

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  1. 2026/04/15 10:17

    つくる側である生産者だけでなく受け取る側の消費者、商品を広めていく企業、動物の命を守る獣医師、、などなどさまざまな立場から考え行動に移していくことの大切さを感じています。応援しています!

    1. 応援コメント、本当にありがとうございます。 「さまざまな立場から考え行動に移していく」── このお言葉、私が今この活動で最も伝えたいことそのものでした。 動物福祉の議論は、ともすれば「畜産が悪い」「消費者が無関心」といった対立構造で語られがちです。でも、現場に16年立ってきた獣医師として強く感じるのは、生産者の方々も、流通や外食の方々も、それぞれの立ち位置で日々悩み、判断し続けているということ。 誰か一人を責めても何も変わらない。生産者・消費者・流通・獣医師・行政、それぞれが「自分の半歩」を踏み出すこと。その連なりが、ゆっくりとですが確実に社会の景色を変えていく ── 私はそう信じています。 この考えを、One Welfare(人・動物・環境・社会の福祉は不可分である)という思想として、これから少しずつ社会に実装していきたいと思っています。 こうしてお言葉をいただけたこと、大きな励みになりました。心より感謝申し上げます。 株式会社アニマルウェルフェア/JAWCO 岩田憲明


  2. 2026/04/03 22:05

    放牧豚がのびのびとしている様子に心がほっとしました。人にも豚にも環境にも良い取り組みですね。 プロジェクトが実現することを応援しております。

    1. 励ましのお言葉、本当にありがとうございます。 「心がほっとした」と言っていただけたこと、とても嬉しく思いました。豚たちののびのびとした姿を見て、言葉より先に「ほっとする」という感覚が生まれるのは、それが「本来あるべき姿」だからだと、私も思っています。 そして、このプロジェクトが始まる前から、私の取り組みに耳を傾けてくださっていたこと、お礼を申し上げたかったです。今こうして公開コメントという形で背中を押していただけて、心強く思っております。 応援を胸に、これからも誠実に進めてまいります。 岩田憲明


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