社会とは ”人間” が構成する集団生活の総称とされています。自然環境の対義語として社会環境と用いられることもあります。ただ8年間、畑に向き合う中で、そこで生きるものたちにも確かな社会が存在すると考えています。人間が関わっていないものごとが自然なのではなく自然の一部として、畑という社会を整えていくことが農家としての僕の役割であり自らとその社会を繋ぐ存在として、お野菜を仲間入りさせ育んでいます。耕さない畑にはお野菜だけではなく様々な生き物が共存しています。その社会のルールは ”この場所” をより良くしていくということ。私たち人間も誰しもが自らが生活する社会がより良くなることを望みそれを原動力に今を生きているように畑で生きるもの、地球で生きる全てのものも同様なのではないでしょうか。お野菜はこの場所で繰り広げられた生き物の営みの賜物でありお野菜自体もその営みの一部です。一つのお野菜を食すことは単に一つの命を頂くだけではなく一つの命が関わった社会と繋がるということ。 それら全てに対する感謝の心こそが、”美味しい” という言葉に込められた“美”の所以なのではないかと思うのです。 SOU FARM柳田 大地




