こんにちは、OZIZO Inn Nikko です。
私たちの宿は、日光市稲荷町(いなりまち)にあります。毎年4月になると、この町にも太鼓とお囃子の音が響きはじめます。それが、日光最大の春の祭り——弥生祭の季節です。
1200年の歴史を持つこの祭りの本質を、地元に暮らす目線でお伝えします。観光で日光を訪れる方にも、ぜひ知っていただきたい話です。
そもそも「弥生祭」とは?4月なのになぜ「弥生」?
弥生祭は、日光二荒山神社の例祭です。毎年4月13日〜17日の5日間にわたって行われ、日光に絢爛たる春を告げます。
「4月なのになぜ弥生(3月)という名前?」と思う方も多いはずです。答えは旧暦にあります。江戸時代から続くこの祭りは、旧暦では3月2日に行われていました。明治になって太陽暦に換算すると、それが4月17日にあたる。だから「弥生祭」という名前が今も残っているのです。
弥生祭を始めたのは、栃木県出身のお坊さん。
弥生祭の歴史は、日光を開山した勝道上人にさかのぼります。栃木県出身の上人は、7歳のときに「日光の山を開きなさい」というお告げを受けたと伝えられています。
31歳のとき10人の弟子を連れて日光に入山。大谷川のほとりで祈祷すると二匹の蛇が絡まって橋をなしたという伝説が残り、これが神橋の起源とされています。その後、四本龍寺を建て日光を開山。男体山の頂上を極めるまでに15年を要したといいます。
「本祭」と「付け祭り」——二層構造の祭り
弥生祭には、大きく二つの祭りが重なっています。

本祭は二荒山神社が執り行う神事そのもの。お神輿を中心とした行列が本宮神社へと向かいます。
付け祭りは、約300年前の江戸時代に町衆が加えたお祭りです。「せっかくだから町の人も一緒に楽しもう」と始まったのが起源。11台の花家体がお囃子を奏でながら神社の周りを巡り、神様にお囃子を聴かせます。 神社の本祭と町衆の付け祭りが一体となって、今の弥生祭の形になっています。
最大の見どころ「花家体」と「石段の繰り込み」
弥生祭では山車のことを「家体(やたい)」と呼び、ヤシオツツジの造花で彩られた11台の「花家体」が繰り出します。
そして17日のクライマックスが石段の「繰り込み」。早朝から各町を練り歩いた花家体が神社鳥居前に集結し、お囃子が響く中、拍子木の合図で一斉に坂を上って繰り込みます。 大勢が力を合わせて家体を引き上げるこの瞬間に群衆が息を飲みます。観光客が家体を引かせてもらえることもあります。

OZIZO Inn Nikkoが位置する稲荷町も、弥生祭と深いつながりを持つ町です。
町の提灯に描かれた独特のマークは、漢字の「以」を図案化したもので、京都・伏見稲荷神社の旧神紋でもあります。稲荷町に稲荷神社が創建されて、今年で808年。
伝説によれば、二荒山神社の主祭神・大己貴命が日光に降り立った際、先導役の梅王丸が住んだのが現在の稲荷町にあたる外山村。そして稲荷町の花家体の幕の色は紫——かつて紫は高貴な色とされ庶民には許されなかった色で、それが使えたということがこの町の格式の高さを物語っています。
祭りを地元で見るとき、そういう背景を知っているかどうかで、見え方がまったく変わります。
2026年の日程と交通規制まとめ
2026年の弥生祭は4月13日(月)〜17日(金)。花家体の繰り出しは16日(木)・17日(金)の2日間です。
各工程等は公式情報をご確認ください。
弥生祭を、OZIZO Inn Nikkoを拠点に楽しむ。
東武日光駅から徒歩5分、神橋まで徒歩圏内の稲荷町に位置するOZIZO Inn Nikkoは、弥生祭観覧の宿泊拠点として最適な立地です。完全平屋・段差ゼロの設計なので、ご高齢の方や車椅子のご家族も安心して祭りに参加できます。10名まで泊まれる一棟貸しだから、祭りの感動を全員で同じ屋根の下で語り合える夜があります。
1200年続く祭りのある街で、大切な人と過ごす春の旅を。

クラウドファンディングは4月30日(水)23:59まで受け付けています。
https://camp-fire.jp/projects/935335/view
OZIZO Inn Nikko チーム一同
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