クラウドファンディングも、残すところあと2日となりました。ここまで、本当にたくさんの方に応援していただきました。商品を選んでくださった方。モニターとして、貴重な声を届けてくださったご家族。活動を知り、寄付という形で応援してくださった方。そして、倉敷の「できた!がふえる工夫展」をはじめ、私たちの活動を支えてくださった皆さま。一つひとつの出会いと応援が、ここまで私たちを歩ませてくれました。では、私たちはなぜ「ぴったセル」を作ろうと思ったのでしょうか。それは、子どもたちが毎日使う「ランドセル」というものを、もう一度、子どもの目線から考えてみたかったからです。子どもにとって当たり前過ぎる「通学」にも、実は一人ひとり違う困りごとがあります。重さが気になる子。背負うことが苦手な子。荷物の出し入れが難しい子。ファスナーを開けることが苦手な子。身体に触れる感覚が気になる子。「みんなが使っているから」という理由だけでは、自分に合うとは限りません。だから私たちは、最初から「こんなランドセルを作ろう」と決めて開発を始めたわけではありませんでした。さまざまな子どもたちやご家族の声を聞きながら、「どうしたら、自分でできることが増えるだろう?」「どうしたら、毎朝の準備が少し楽になるだろう?」「どうしたら、学校へ行くことがもっと安心できるものになるだろう?」そんな問いを一つひとつ見つけては問い直し、形にしてきました。その中で生まれたのが、ファスナーレス設計やワイドオープン、身体の成長を考えた3D設計、そして必要に応じて取り外したり、好きなものに変えたりできる「かぶせ」です。どれも、ただ「便利だから」「新しいから」という理由だけで生まれたものではありません。「どうしたら、できるようになるだろう?」と考え、「できた!」という小さな成功体験を増やしていくこと。それが、ぴったセルの開発で私たちが大切にしてきたことです。実際にモニター様に使っていただく中でも、私たちはたくさんの「できた!」に出会いました。毎朝の準備が変わった。自分でできることが増えた。「いいかばんだね」と言ってもらえた。そして、「『できた!』が増えました。」という言葉。その一つひとつが、私たちにとって、ぴったセルを作ってよかったと思える瞬間でした。今回のクラウドファンディングでは、ぴったセルを必要としてくださる方だけでなく、商品を購入することなく、この活動そのものを応援してくださる方にも出会うことができました。その経験を通して、私たちは改めて感じています。この挑戦で届けたいものは、ぴったセルという一つの製品だけではないのかもしれません。「みんなと同じじゃなくてもいい。」「自分に合うものを選んでいい。」「できないことがあっても、できる方法を探していい。」そんなふうに、子どもたちが自分自身に合った選択肢を持てる社会をつくっていくこと。それが、私たちがぴったセルを通して目指している未来です。ランドセルを選ぶとき、「みんなが持っているから」ではなく、「この子には、これが合っているから」と、一人ひとりの子どもに合わせて選べること。そして、その選択が当たり前になること。ぴったセルは、その未来に向かうための一つの選択肢です。今回のクラウドファンディングも、残り2日となりました。ここまでたくさんの方に応援していただけたこと。そして、たくさんの方にぴったセルを知っていただけたこと。それだけでも、私たちにとって大きな一歩です。でも、まだこの挑戦は終わっていません。これからも、子どもたちやご家族の声に耳を傾けながら、より良い製品をつくり、より多くの「できた!」につなげていきたいと思っています。もし、ぴったセルの想いに共感してくださった方がいらっしゃいましたら、残り2日、最後まで私たちの挑戦を応援していただけたら嬉しいです。「できた!」が増える毎日を、一人でも多くの子どもたちへ。その願いを胸に、クラウドファンディング最後の2日間を走り抜きたいと思います。




