「ようやく春が来たと思ったら、また新しい壁ですわ(笑)」2026年4月21日。過酷な雪の冬をじっと耐え抜き、私たちの北広島町の畑にも、ようやく爽やかな春の季節がやってきました。土をさらに細かく整えるため、トラクターを走らせて「第二回目の荒起し(耕運)」を行っている最中、予想だにしない「大敵」が立ちはだかりました。なんと、土の奥深くから30cm近くもある巨大な石が、ゴロゴロと次から次へ飛び出してきたんです。長年使われていなかった土地だからこそ、地中に大きな石が埋まっていたようです。このまま無理に突っ込んでしまうと、大切なトラクターの刃がへし折れて壊れてしまいます。「おい、また石じゃ!ストップ!」作業中、何度も何度も機械を止めては運転席を降り、大きな石を手作業で拾い上げて一箇所に集める。その繰り返しです。本当に、石拾いだけでも気が遠くなるほど大変な作業です。赤そばの種たちが心地よく根を張れるように。近道はありませんが、今日も腰を痛めながら一歩ずつ泥臭く進んでいます。70代おじいちゃんたちの240日間の開墾ドキュメンタリーの続きは、Instagramでもご覧いただけます。ぜひ温かく見守っていただけたら嬉しいです!
「やっと、土を耕すところまで来れました」2025年11月21日から22日にかけて。水路を通して畑に溜まった水をしっかりと抜いた私たちは、いよいよトラクターを入れて「第一回目の荒起し(あらおこし)」を行いました。実に、30年以上もの間、誰にも耕されずに眠り続けていた土です。重たいトラクターの刃が土深くに入り、ゴロゴロと大きくて黒い土の塊がひっくり返るたび、なんとも言えない力強い大地の香りがふわっと広がりました。これまでただの「荒れ地」だった場所が、初めて「農作物を育てるための大地」として息を吹き返した、私たちの挑戦の大きな節目となる2日間です。まだまだゴロゴロとかたい土ですが、これから何度も耕して、赤そばの種がすくすくと育つフカフカの土に仕上げていきます。70代おじいちゃんたちの泥臭い開墾の様子は、Instagramでも見れます。ぜひ温かい応援をよろしくお願いいたします!
「蕎麦っちゅうのはね、本当に水に弱い生き物なんですよ」2025年11月17日。水路を綺麗にした勢いのまま、私たちはもう一枚の畑の開墾へと乗り出しました。実は、蕎麦という植物は湿気にものすごく弱く、水はけが悪いとすぐに根腐れしてしまいます。ただ周りの水路を掃除しただけでは、この水分をたっぷり含んだジクジクの軟弱地盤を乾かすことはできません。そこで私たちは、足元がズブズブと沈む畑の中に、無理やり重機(ユンボ)を投入することにしました。狙いは「明渠(めいきょ)」と呼ばれる、地表の水分を逃がすための深い排水溝を掘ること。キャタピラが泥に取られそうになりながらも、一掘りずつ慎重に土を跳ね上げていきました。まっすぐに通った明渠から、土の中の水がジワジワと滲み出て流れていくのを見て、これでやっと赤そばの種を迎えるための「最高のベッド」が作れるとホッと一安心です。過疎化が進む故郷の土地を、もう一度希望の地に。私たちの泥臭い240日間の物語の続きは、Instagramからもご覧いただけます。ぜひ温かい応援をよろしくお願いいたします!
「さすがに、これ以上は手作業じゃ無理じゃのう……」2025年11月14日。前回、泥だらけになりながら手作業で少しだけ水路を通しましたが、広大な畑のすべての泥をのぞくには、どうしても限界がありました。そこで私たちは、小さな「重機(ユンボ)」を借りてくることにしました。数日間水が抜けたとはいえ、地面はまだまだ水分を含んでブヨブヨ。重い機体が泥に沈んでしまわないかヒヤヒヤしながらの作業です。それでも、機械の力は本当に凄まじいものでした。バリバリと音を立てて、30年間この場所を塞いでいた頑固な泥や土を一気にかき出していきます。夕方、キャタピラの跡が刻まれた畑の横に、深々と通った美しい水路が出来上がりました。これで、やっと土を乾かして次のステップへ進むことができます。おじいちゃんたちの泥臭い開墾の様子は、Instagramでも見れます。ぜひ応援をよろしくお願いいたします!
草刈りを終えて一安心したのも束の間、次の大きな壁が立ちはだかりました。2025年11月10日。30年以上も耕作されていなかったこの場所は、水路が完全に土や泥で埋まってしまっていたんです。本来なら排水路へ流れるはずの水がすべて畑の中に流れ込んでしまい、地面は底なし沼のように軟弱な状態に……。これでは大きなトラクターや機械を入れることができません。「やるしかないのう」二人で鍬とスコップを手に持ち、冷たい泥の中に足を踏み入れました。泥だらけになりながら、一掘りずつ、ただ手作業で溝を掘り進めるしかありません。腰が痛むのをこらえながら、二人で一日中泥と格闘した夕方。ついに、サラサラと綺麗な水が音を立てて流れ出しました。30年ぶりに、この場所に水路がよみがえった瞬間でした。一歩ずつですが、確実に前へ進んでいます。私たちの泥臭い挑戦の続きは、Instgramでもご覧いただけます。温かい応援をよろしくお願いいたします。




