Akiです。クラウドファンディングは残り1日となりました。明日10/6土曜日の23:59までです。まだ目標金額の60%ほどで制作費用には足りておりませんので、ここから最後の1日でみなさんに今一度拡散の御協力をいただき、なんとか多くの方に支援者になっていただければと思っています。
アイヌを含めた日本代表チームのイタリア「テッラ・マードレ」での活動を映像に致しましたので御覧ください。
「日本代表チーム@テッラ・マードレ2018」
https://www.facebook.com/aki.hiro.co.jp/videos/1567550216680427/
「アイヌ映像プロジェクト予告編映像」はこちらからご覧ください。
https://www.facebook.com/aki.hiro.co.jp/videos/1560811734020942/
アイヌチーム撮影の合間合間に撮ったものなので、正直にいって日本代表チームが披露した多彩なプログラムの10分の1も収められていないと思います。(編集をしている時に「あのワークショップを撮影できていたらな。あの人裏方であんなに頑張っていたのに(写真では収めていても)映像で撮っていなかったな。」と色々なことを思い出しました。)
それほど、日本代表チームは北はアイヌが暮らす北海道から南は沖縄まで、幅広い文化を紹介しました。
・アイヌ民族チームとレフェルヴェソンス生江史伸シェフによる特製アイヌ弁当
・青森の持続可能なシジミ漁
・日本の野草で作られた和菓子
・京都の伝統的な甘納豆
・神戸市の農家と消費者の連携モデルの紹介
・松坂牛の畜産
・こだわり抜いた製法で作られた日本酒
・高校生による地産地消される日本茶の提供
・沖縄の島豆腐のワークショップ
・手まり寿司
・有馬山椒
・しおかつお
等々、今ざっと思い出せるだけでもこれだけ多様な日本の文化が世界に発信された濃い5日間でした。
仕込みに何時間もかかる料理を前日から一品一品丁寧に真心を込めて仕上げる調理スタッフ。わざわざ日本から持ってきたその地域で作られた着物や浴衣でワークショップに臨む人たち。毎日イベントが終わって他の国のブースが帰ってからも、隅々まで掃き掃除をしているボランティアの大学生。その日の反省点と翌日のミーティングをしている運営スタッフ。英語が不自由でも笑顔と身振り手振りでなんとか伝えようとする売り手の人たち。
僕が普段ドイツに住んでいることもあってか、日本チームの姿は「日本人のいいところが詰まったチームだな」と率直に感じました。
「Cool Japanもいいけれど、こんなあたたかい心でおもてなしができるWarm Japanもいいんじゃないか」と。
今回イタリアのテッラ・マードレでスローフード日本チームは、世界の他の国々から非常に高評価をいただいたと聞きました。「20代中心の非常に若いチームが、遠い国からこれだけの文化を披露してくれた」と。
現在2021年にこのイベントの世界中の先住民族にフォーカスを当てた「先住民族テッラ・マードレ」を、アイヌ民族を主役にして日本で開催することが話し合われています。
「今回イタリアでつかんだ世界の関心を日本に呼び込んで、2021年には自分たちの国でよりいっそう多様な日本文化に触れてもらう」
そんな機会にしたいと思っています。今回の日本代表メンバーに加えて、日本全国のより多くの方々に関わっていただけるチャンスでもあります。
まだスローフードの活動に参加したことのない方、これを機に年齢に関わらず一緒に活動に参加してみませんか?
今回のテッラ・マードレのように、イタリア発祥で国内外にネットワークのあるスローフードならではの活動がたくさんあると思います。
仕事や勉強がある中でも自分のペースで不定期にでも参加していただけます。(日本全国のスローフードの活動拠点はこのページ下のリンクから御参照ください。)
現在クラウドファンディングで活動資金を集めさせていただいている「アイヌ映像プロジェクト」は、2021年に「先住民族テッラ・マードレ」を日本で開催する最後の一押しになり得ると見込んでいます。
東京オリンピック開催で日本に関心を持ってもらった方々にも、持続可能なサスティナブルな日本の文化を知ってもらう機会になると思います。
「アイヌ映像プロジェクト」で国内外に日本の先住民族の知恵を紹介することで、日本に世界中の先住民族が集う「先住民族テッラ・マードレ」を開催する契機にしませんか?
世界の人口増加と気候変動によって今当たり前に食べているものが手に入らなくなる可能性がある世界食糧危機。それに備えるためにも、先住民族に習う「食の多様化」や「自然との共存」はサスティナブルな観点からも重要なテーマです。
クラウドファンディングはいよいよ明日土曜日23:59に終了します。僕もアイヌ映像予告編の制作、テッラ・マードレ写真編集、ブログでの活動報告、世界各国の先住民族を紹介するポートレート写真、そして今回の日本代表チームの紹介映像作成と、イタリアで参加できなかった人たちにもテッラ・マードレがどんなイベントなのかを感じてもらうためにできることは全てやりきったと思います。
集めさせていただきました活動資金でこれからも最大の真心とリスペクトを込めた映像を制作させていただきます。最後の最後まで、御支援と拡散の御協力の程よろしくお願い致します。
安居昭博
クラウドファンディング(10/6(土)23:59 まで):https://camp-fire.jp/projects/view/95768