
【旭屋ガラス店株式会社】
昭和2年創業、兵庫県神戸市長田区で三代続くガラス店です。
かつて昭和の住宅で建具などに使われていた型板ガラスを、器や照明などへと生まれ変わらせ、懐かしいガラスの魅力を今の暮らしへつないでいます。
YOHAKU のアイスを乗せるお皿を探していた時にこちらのお皿を見つけ、即決で注文メールとファンコールを送りました。
そのお皿が先日SALONに届きました。
「お店で使いたい!いろんな柄のセットだと嬉しい」と、伝えていたところ、全て違う柄で送ってきてくださいました。全部で30枚の様々な模様の器たち。

光にかざすと模様が浮かび上がり、置く場所や見る角度によって表情が変わります。
どのガラスにも一応柄の名前がありまして、それまでかわいくて、並べて眺めているだけでも楽しいお皿です。
ここで建築士の、型板ガラス豆知識!
型板ガラスとは、ガラスをつくる途中で模様のついた金属のロールを通し、片面に凹凸をつけたガラスのこと。
住宅ラッシュの高度成長期にプライバシー保護のために作られました。
この繊細な模様の型板ガラスですが、実は当時は歪みのない透明ガラスを作る方がずっと技術が必要で難しかったので、今ある普通のガラスがとても高級だったんです。
型板ガラスにすれば多少歪みがあっても柄があるから誤魔化せる。そんなわけで一般住宅でとても重宝された材料だったと言うわけです。
当時は暮らしの中にある身近な工業製品だったものが、時を経た今ではもう生産されておらず、アンティークとして価値があるものへと変わってきました。
そんな型板ガラスを使い、一枚ずつ丁寧につくられたお皿がYOHAKU SALONの食卓を彩ってくれます。
古いものをただ残すのではなく、形や役割を変えながら、今の暮らしへつないでいく。
空き家に新しい役割をつくろうとしている私たちにとっても、とても共感するものづくりです。
どの模様のお皿が皆さまのもとへ届くのかも、当日のお楽しみです♪
旭屋ガラス店の皆さま、すてきなお皿をありがとうございました。
YOHAKU SALONで、昭和のガラスがつくる光と、おいしい時間を一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。
株式会社日常製作所 山中夢子



