改修工事に多額の寄付をしたくて、サマージャンボ三万円購入、当たってくれよと念じ、神棚に。神も仏も信じないのに、この時ばかりは、神頼み。普段から信仰心がないと、やっぱり神様も見放すのかねー、残念ながらかすりもせず全滅。神も仏もない。
私が長和町へ転居してきたのは、ちょうど20年前の2006年。別に縁があったわけではなく、たまたま入った不動産屋が「近くに百年の古民家があるけど見るかい?」。空家30年の凄いボロ屋でしたが、傷みは少なく驚くほどしっかりしている。即決購入、【男の夢1:自力での古民家再生】。その翌年には、近所の方から「ナベちゃん、お米やってみないかい?」。これまた即決!【男の夢2:自分が食べる米は自分で作る】。初収穫のお米のなんと美味かったこと!! その年にはもう一つ。「渡辺さん、おたや祭りの準備に入ってよ」。もちろん、これも即決。【男の夢3:地域の伝統文化の担い手の一人になる】。定年後の事を「第2の人生」って言いますよね。前の60年に比べて、この20年の何と濃くて楽しかったこと!! 私ももう80歳。保ってもあと10年?でしょうが、楽しい思い出であの世に行けそうです。「活動報告」を書けと言われ、添える写真は制作作業中のものが欲しいと思って探しましたが、何と1枚もない! それもそのはず、制作中は超忙しくて写真を撮る余裕などあるはずが無い。かろうじて見つけたのがこれ。完成した嫁さんネズミの頭を持って妻が喜んでいるところ。テーマは『ネズミの嫁入り』。興味津々でネコが見ているのがミソですかね。18年前の写真です。
二十五年ほど前のことだ。仕事の都合で長く故郷を離れていた僕は、久しぶりにおたや祭りに行った。おたやはやっぱり夜がいい。よく知っているはずの参道が提灯の灯りに照らされて、いつもと違う特別な活気に満ちている。にぎわう人の波の中を歩くうち、ふと、屋台で売られているものが目に留まった。細い竹の枝先につり下げられた縁起物の宝船だ。宝船の上には七福神や金色の米俵、真っ赤な鯛などがみっちりと乗っている。見た瞬間、幼いころの記憶がよみがえった。(ああ、これだったのか)僕がまだ、小学校に上がる前のことだ。父に連れられて、この道を歩いていたとき、頭上高くに赤くてきらきらしたものが飾られているのを見つけた。精一杯背伸びをして手を伸ばしたが届かない。欲しくてたまらなかったが、買ってはもらえなかった。大人になった今、それがたやすく手の届く高さにある。大小さまざまな宝船の中から、中くらいのものを選んで買った。3000円ぐらいだった。とても満ち足りた気持ちだった。家に帰ると、当時はまだ健在だった父が、僕が手にしているものを見て笑った。「なんだ、珍しいものを買ってきたな」「うん」僕も笑った。いい夜だった。今でもよく覚えている。
本日、新しい返礼品をCAMPFIREに申請しました。審査完了後、公開されますが、もうしばらくお待ちください。返礼品を計画するにあたって、神社でお出しするものとしては異色の・ジップアップパーカー・Tシャツをご用意しましたが、現在の「おたやさん」のデザインは過去に作成したTシャツのものであり、「返礼品として、感謝の想いを含んだ今回の計画にあったデザインも作ろう」ということになったのですが、工事の進捗などから早くスタートしなければならず、新デザインの完成を待たずに、クラファンスタートしました。このたび、新デザインが上がってきたので、このタイミングで返礼品追加となります。ご理解をよろしくお願いします。また、こちらの2点は調達コストが高価でして、支援金がほとんど残らない品です。パーカーやTシャツをお選び頂いた方には、可能な範囲で結構ですので、他の返礼品も合せてお選び頂けると助かります。支援をお願いしている立場で、色々と細かいお願いをするのは恐縮ですが、今後も、このプロジェクトを見守って頂けると嬉しいです。よろしくお願いします!!
毎年、おらっち(私たち)の区では12月の第3日曜日に、来年の御旅屋(おたや)祭りに使用するなるっぽ(山車の骨組みに使う細い木)の採取から始まり、奉納する場面の候補を話し合います。「ここで一杯」。お祭りは、ここからすでに始まっているのです。明けて1月4日、いよいよ待ちに待った山車づくりのスタートです。お神酒をいただいた後、現場と木偶(でく=山車に飾る等身大の人形)造りの2班に分かれて作業開始。「ここで二杯」。打ち合わせを交えて歓談します。町保存会、自治会より陣中見舞いが届きます。作業中番(なかばん=作業期間の中日の当番)、中帳場(なかちょうば=作業の折り返しに帳面を締め、酒食で労をねぎらう区切りの場)です。「ここで三杯」。今日は普段は仕事で出られない人たちも大勢参加してくれ、大賑わいです。地域おこし協力隊の皆さんも参加してくれています。13日、最後の仕上げ、飾りつけです。ここで出来の善し悪しが決まるのです。お疲れさまでした。ご苦労された方たち全員で記念撮影です。15日後の日曜日、苦労して作成した作品の取り壊し。競売にかけられた作品は高値で落札されます。「ここで四杯」。これが、おらっちの御旅屋祭りなのです。落札された作品は、和田の「ふれあいの湯」(長和町和田の日帰り温泉施設)で見ることができます。



