クラウドファンディング終了まで、あと4日。達成率は61%になりました。ご支援いただいた皆さん、本当にありがとうございます。■今日は、少し恥ずかしい話をします。私は小学生まで、ピアノを習っていました。確か、3歳くらいから習い始めたような記憶があります。なにしろ「おぼっちゃま」でしたから・・・そして、最後に弾いた曲が「エリーゼのために」です。ミ・レ・ミ・レ・ミ・シ・レ・ド・ラ。あの有名な出だしです。私のピアノは「エリーゼのために」で止まりました。そして、そのまま40年近くがたちました。ピアノを習った方の中には「私もエリーゼで終わった」という方が、案外多いのではないでしょうか。みなさんの「私はここまで」エピソード、もしよかったら教えてください。■さいはてのピアノを弾いてみました先日、さいはてのピアノの前に座る機会があったので、弾いてみました。指が覚えていたのは、出だしだけでした。(右手)ミレミレミシレドラ(左手)ラミラ(右手)ドミラシ(左手)ミミソ(右手)ミラシド、くらいで終了です。いやはや、時の流れと言うのは残酷なものですね・・・笑ふと気になって、この曲のことを調べてみました。「エリーゼのために」は、ベートーヴェンが1810年ごろに書いた小品です。ところが、本人が生きているうちには世に出ていません。楽譜が見つかって出版されたのは、ベートーヴェンが亡くなってから40年もたった後のことでした。「エリーゼ」が誰なのかも、いまだにはっきりしていないそうです。誰にも知られずにしまい込まれていた曲が、見つけ出されて、いまでは世界中の子どもたちが最初に覚えるピアノ曲になっている。■「さいはてのピアノ」は、エリーゼみたいですねさいはてのピアノも、建物の「残置物」として、誰にも弾かれずに置かれていました。それが見つけられて、調べてみたら戦後8178番目の、時間をかけて作られた最後の世代の一台だった。埋もれていたものが、もう一度鳴る。そういうことは、曲にもピアノにも起こるようです。修復が終わったら、私も続きを練習しようと思います。40年止まっていた「エリーゼのために」を、生まれ変わったピアノで最後まで弾く。来年の「風の音楽祭」までに間に合うかどうかは、正直、自信がありません。でも、ピアノのほうは「手を入れれば必ず復活する」と、竹田さんが言ってくれました。あと4日です。どうか、このピアノにもう一度、最後まで曲を弾かせてやってください。ご支援と、シェアをお願いします。一般社団法人能登乃國百年之計 副理事長 岩城慶太郎



