今日からお仕事の方もいるのでしょうか。
2019年が始まっていきますね!
fourleafは、早速トラブルがあり、その対応に追われておりますが。。
こうして、音楽活動に向き合えていることが、何よりもありがたい。。
連載の第3回目。
おつき合い下さい!
自分は、ブラックミュージックが大好きで、
好き過ぎてアフリカにまで行っちゃってるんですが、
そこまで大好きな1番の理由は、
「リアル」なところ。
表現者の人生の「リアルさ」が、魂にガツン!とくる。
渡米した理由も、その「リアル」が何なのか知りたかったから。。
黒人の彼らが通ってきた道は、日本で日本人として生れ育った自分には、想像もつかない。
バークリーの黒人の先生達は、こぞって「自分たちがいかに大変な思いをしてきたか」を語ってくれました。
「自分たちの音楽をするのなら、知っていて欲しい」ということだったと思う。
そして彼らが、その苦難を、ポジティブで影響力のある芸術に変えていったパワーは、ホントにすごいと、知れば知る程に思うのです。
「私って歌うまいでしょ」とか
「すげえ演奏できるだろ」とか、そんなんじゃなくて、
「人生大変だよな」
「また今日も嫌なことあったぜ」
「世の中なんかおかしくねえか?」
「でもそんなの音楽でふっとばして、一緒に励ましあって生きていこうぜ!」みたいなとこが、大好き。
ご機嫌なサウンドも、ただご機嫌なんじゃない。
いろんな苦難がある上の「ご機嫌サウンド」だから、深みがあって、心にしみる。
自分は、黒人の人たちから発信される「リアル」な音楽に、
何度も心を拾い上げられたり、救われたりした。
ネガティブなところも隠さないポジティブさが、「リアル」で、ズシンとくる。
人生の良いところだけじゃない、全てを含んだ「リアルさ」は、
「自分もがんばって生きていこう」って思わせてくれるんだな。。
って、黒人の人たちの生き様から、知ることができたのです。
バークリー音楽大学のボーカル科で、めちゃお世話になった、Donna McElroyっていう黒人の先生がいて、彼女の言ってたことが、ずっと心に残ってて、
「観客は、きれいに着飾った「素敵なあなた」を見に来るんじゃない。
いろんな葛藤や苦難がありつつも、
このステージに這い上がるあなたの姿を見に来るんだ」って。
だから、装うのはやめなさい、ってことだったんだけど、
それが、ブラックミュージックのスピリットなんだと思う。
観客は、表現者の人生を見にくる。。
だから、そこに発信者の「リアル」があるかどうか。。が、すごく大切なんだと思うのです。
SNSが広まって、「リア充」って言葉が出たけど、
人の心の中にある、「よく思われたい」心を奮い立たせてしまったよね。
「充実した人生を送ってる」って思われたいから、
投稿内容が、全く嘘ではないにしても、
真実かっていうと、そうでもない写真や言葉が並んでたりする。
それって、どんどん「リアル」から自分を離しちゃうと思うのです。
その一方で、同じSNSのプラットフォームでも、「リアル」な生き様を発信している人たちもいる。
「リアルな生き様」なんて言うと大げさだけど、
投稿内容から、なんか、その人のリアルな人格とか人生が透けて見えるような投稿って、やっぱ励まされたり、インスピレーションもらったり、
何かしら自分を良い方向に動かすから、
私は見ていて、いいな。。って、いつも思うのです。
自分がブラックミュージックの「リアル」に救われてきたように、
FOUR LEAF SOUNDの活動を通して、「リアルな等身大」を表現。
誰かの「リアル」に寄り添いたい。
泥臭かったり、キレイ事だけじゃない人生を応援していきたい。
「リアル」は人の励ましになる。
ついつい、「良い自分」を見せたいって思っちゃうけど、
自分の足りなさや、欠けも含めて発信していきたい。
その結果、「リアルな等身大」で生きる人がどんどん現れて、
お互いの人生の、良いところだけじゃなくて、全てを含んだ「リアル」で
励まし合っていけるコミュニティができていったら、最高だなと思ってます。
1月26日から始まるツアーも、「リアルな等身大」の表現を目指します!
"No More"
ボストンにあるバークリー音大に行ってた時に書いた曲。
リアルな葛藤を楽曲にして、自分の歩みが誰かの励ましになったらいいなって思って書いた曲です。
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