アタッチメント開発進捗、90%! 写真:ガストで実機と3DCADを使いながら打ち合わせ どうも東方です。今日は、アタッチメントの開発状況の報告です。 昨日、中村名人と打ち合わせを行い、先日の釣行(ちょうこう、釣りに行くこと)の結果と、試作品の使用感を共有しました。 下記がポイントです。 ・アタッチメントの実用はおおむねOK。相模湖の常連で、長くワカサギ釣りをしている人たちにも好評だが、どちらかというと「よくこれ作ったね(笑)」という声が多い。 ・穂先を差し込むガイドが短いので、2センチほど伸ばす。 ・釣り糸の巻取りにムラがあるため、ボビン形状を改良する。 ・釣り糸の出方にスムーズさが足りないため、回転抵抗を減らす。 ・ストラップ取付位置の変更。 ・巻取りスイッチが振動でずれてしまうため、クリックポイントを設置。 おおまかな構造は確定しました。 本当に細かな使い勝手の調整を残すのみになっています。 アタッチメントに口を出す権利は支援者様だけ 写真:現在の試作品の3DCAD図 ものづくりというのは面白いもので、複数人集まると、ここをこうしたほうが良いでしょ、という議論には果てがなく、いくらでも改良が続きます。 「確かに、良くはなってるんだけど、いつまで経っても前に進んだ気がしない」という落とし穴です。 そのうち、これはいらんでしょ、という機能が付きだしたり、よくわからない見た目になってしまったりと、あれ?なんでこれ作ってるんだっけ?ということになりがちです。 このアタッチメントについても同様のことが予想されます。というか、相模湖ではすでにその兆候が見えています(笑)。実際手を動かすことになる私としては、そのような口出しは、当初から実際に支援をしてくれている人にお願いしたい。 今後、アタッチメント改良に口出しでき反映させられる権利は支援者様のみとします。意見共有の場は、インターネット上でできるよう、なにか考えます。 それ以外の方からは、どういうアイデアをどのように言われようとも採用しませんのであしからず…。
リターン追加告知です。アタッチメントのバリエーションを拡充、スペシャルボディの登場です! 2018年10月30日、相模湖におけるプロトタイプの試験運用で、初釣果を得たことを記念し、リターンを追加します。 このリターンが3,500円で選べるのは本日10月31日まで! スペシャル素材とは、ベースとなるプラスチックに対し、20%ほどの異素材を混ぜ込んでいるプリント材料です。 まず、カーボン! マットでシックなブラックの仕上がりが特徴で、強度も高い素材。ヨーヨー製作でかなり使ったので、設定値やプリントのコツはばっちり掴んでいます。 次にウッド! プリント中に木の香りがする、おもしろい素材。プリント中に焦げやすく、うまく設定してあげないとノズルづまりの原因になりがち(笑)。 そしてコルク! 落ち着いたマットブラウンの仕上がり。複合系素材の中ではかなりプリントしやすいです。 すでに廃盤、幻の素材、バンブー! 急にメーカーが作らなくなった素材。ホームページからこの素材に関する情報がなくなったため、3Dプリントフィラメントの歴史から葬られることに(笑)。代理店の方は採算が合わないのだろうと仰っていました。廃盤にする情報も出てなかった・・・この素材、私は独自に一定量確保しています。 適切な3Dプリント設定値を探るのが手間なのと、比較的高価なため、これらのスペシャルボディは支援額5,000円のリターンとさせていただきます。3,500円の支援額で入手を希望される方は、10月31日24時までにパトロンになってください。このリターンは11月1日に追加予定です。 ※10月31日10時までにパトロンになっていただいている方は、通常素材PLAのカラーバリエーションに加えて、スペシャルボディも自由に選択して頂けます。目標達成時に個別に希望を伺います。 ※写真はすべてColorfabb社のものです。
ダ○ソーの100円電消しリールでもワカサギ釣れたよ! おや・・・100円電消しリールの穂先の様子が・・・? 食いついている!100円電消しのスイッチをオン! 2匹付いてる!! こんにちは東方です。釣れましたね。いやー釣れました。 ということで、このプロジェクトで開発中の100円電消しアタッチメント、実用性が証明されました。 釣果はまず2匹!今後、カウントしていきます。 実は、現場で改良すべきポイントがいくつか見つかり、今回の釣行ではまだ本格運用はしていませんです。 ボビンの回転と糸をトラブルなく巻き上げる仕組みなど、いくつか改善が必要です。 ということで、100円電動消しリールで釣ったワカサギは今のところ2匹です。 しかし、釣果は釣果。 今後、このアタッチメントで釣ったワカサギは数をカウントし、積み上げていきます。 100円電消しが戦えることをみんなで証明しようではありませんか。 目指せ10,000匹! 初釣果記念!リターン「スペシャルボディ」を追加の予告! ということで、初釣果を記念して、リターンを追加します。 写真:カーボンフィラメントパッケージ(写真はカーボン素材の一例です) 若干、3Dプリントがめんどくさい素材であるカーボンフィラメント。これで作るスペシャルなブラックボディを、リターンに追加します! 写真:東方が扱ったことのあるスペシャル系素材たち(右上の青PLAを除く) さらにさらに、ウッド系素材(バンブー、ウッド、コルク)によるスペシャルボディも追加します! このリターンは11月1日に支援額5,000円で追加予定です。素材単価が高いので。 つまり、現在の支援最低額3,500円でこれらのスペシャルボディが選べるのは、10月31日まで! もちろん、すでにパトロンになっていただいている方は、このボディバリエーション「カーボンブラック」「ウッド系ボディ」を無条件でお選び頂けますのでご安心ください。 相模湖のワカサギ状況 ちなみに相模湖、まだ食いつきがシブいみたいです…。 写真:こちらの釣果は、100円電消しリールによるものではありません。 写真:ドーム船内の様子
右利き・左利きはプリントTIPSで解決! こんにちは、東方です。 今日紹介するのは、開発中のアタッチメントを、左利き用にするプリントテクニックです。 私も、中村名人も右利きなので、アタッチメントは右手で使うことが前提の設計になっています。 写真:青で丸をしたところがスイッチ。親指で使う設計。 こうなると左利きの自分にとっては使いにくい…とおっしゃる方もおられるであろうということは想定済み。 そこで、プリントテクニックの左右反転です。 3Dプリントのオペをするときの状態です。文字が見えていますね。 ミラーの機能を使うと… 左右反転しました。文字を埋め込んでいた部分が、スイッチを埋め込む部分に変わったのがわかると思います。 まぁ、データの時点でミラー化してしまっても良いのですが…そこは、CADオペ/3Dプリントオペの好みですかね(笑)。 私の場合は、このオペレータ作業の時点で工夫していろいろ変えることが多いです。 プリントすると、こんな感じ。上が反転させたあとのもの、下が反転させる前のものです。 開発の終わりを決めて、世に問うことを始めるのもスキル ということでこのアタッチメント、支援者様の利き手に応じてプリントいたします! かゆいところに手が届く!すごい! 自画自賛はともかく(笑)、3Dプリンターがワンオフ品の作成や、カスタマイズ品の作成に優れているというのは、こういうことだと思っています。もちろん設計の段階で万人が使えるようにする、というのは念頭に入れるべきとは思いますが、機能を配置するスペースによっては、難しかったりもするわけです。 どのタイミングで、どのツールを、どう使うか、というのは、パーソナル3Dプリンターを運用する過程で磨かれていくノウハウですね。 3Dプリンターは使いこなせるようになってくると自由度が高い半面、ものづくりの工夫がどこまでもできてしまいます。 最近思っていることに「ちょっと気になることもあるけど、いったん、ここで製作終了!発表!」というポイントを決めるのもスキルだなと。ずーっと細かいことをちまちま修正していると、いつまで経ってもアイデアが世の中に出ていかない、そのうち忙しくて忘れちゃう(笑)。個人でやっていると、アイデアって、日常に埋もれてしまいそうになります。 よね!? 何が書きたかったのかよくわかりませんが(笑)、また次回の活動報告でお会いしましょう。
ワカサギ釣りノウハウ小冊子企画中 アタッチメントの開発と並行して、ワカサギ釣り用の道具の情報を集めています。 リターンに設定している、ワカサギ釣り小冊子の作成のためですね。 ※画像はイメージです。 そこで、つり具の上州屋・川崎東口店に行ってきました。 残念ながらワカサギコーナーなし この店舗で全部揃ったら楽だなーと思いながら行きました。が、ワカサギ釣りをピックアップしたコーナーはありませんでした。 渓流釣りコーナーの一部に、ワカサギ釣り用の道具が並んでいます。 最低限必要なもの一覧 アタッチメントを使用してワカサギ釣りをするのに必要なものは、最低限下記です。 ・電動リール用 ワカサギ釣り穂先 いわゆる「釣り竿」です。ただ、長さが30センチ程度なので、ちょっと不思議な感じがします。 ・釣り糸 ライン、と呼ぶ人もいます。30m~60mあれば大丈夫です。 ・仕掛け いわゆる「釣り針」です。ワカサギ釣りように作ってあるものが売っています。たいてい、針が5本以上付いています。 ・おもり 仕掛けを沈めるためのおもりです。2グラムから5グラムくらいのものを使います。 ・サルカン 釣り糸、仕掛け、おもりをつなげるための、金属製のフックです。 あると便利なもの ・釣具を収納するケース ・釣ったワカサギを保管するもの ・仕掛けにエサをセットするグッズ ・リールを置いておく台 ・落下防止用ストラップ など、釣りを快適に行うための道具もあると良さそうです。 ワカサギ釣りノウハウ小冊子作成の経緯 以前お会いした人と、このアタッチメントの案の段階でお話をしたところ、かなり盛り上がりました。よくよく伺うと、その方、テレビの影響で、去年からワカサギ釣りに興味があったそう。 しかし、釣り自体はあまりしないというか、ほとんどしたことがなく、何をそろえたらいいのかわからないと。 なるほど。 ワカサギ釣りに興味持つ人って、まったく釣具屋に行ったことがない、という人も多いと思うんです。 インターネットで検索すればもちろんたくさんの情報が出てきます。が、これさえ整えておけば大丈夫、というコンプリート情報は意外に少なかったりします。 もちろん私が使っている道具も紹介していきますが、往々にして、人の釣具を見てもよくわからない(笑)。 なので、ワカサギ釣りを行うにあたって、初めての人が読んでわかりやすい編集を意識して、コンテンツも作っていきます、こちらも進捗を活動報告で報告していきます。 釣具ですが「このメーカーのこれが良いよ」というのがあれば、ベテランの方、ぜひコメント下さい。 余談、市販電動リールを発見するも○○がない ワカサギ釣り用の電動リールは、ガラスケースに展示されていました。電動リール用の穂先が売ってなかったんだけど、どうするんだろう…。