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世界最大の食の祭典『イタリア スローフードフェス』アイヌ文化を世界へ発信したい!

クラファンメイン画像
現在の支援総額
63,000円
パトロン数
8人
募集終了まで残り
17日

現在12%/ 目標金額500,000円

このプロジェクトは、All-In方式です。
目標金額に関わらず、2018/10/06 23:59までに集まった金額がファンディングされます。

イタリアの国際機関スローフードが主催するフェスティバル「テッラ・マードレ」に参加するアイヌ民族チームのワークショップやイベントを撮影し、映像と写真で世界にアイヌ文化を紹介致します。イタリアのフェスティバル後には、北海道でアイヌ民族の生活を撮影し、アイヌ文化を多様な形で世界に紹介致します。

▼自己紹介と今回の活動について

ページを訪れていただきありがとうございます!スローフード協会で映像制作と写真撮影を行なっております安居昭博と申します。まず初めに、スローフードのことを簡単に紹介させていただきます。

 

▶スローフードとは?


まずはこちらの映像をご覧ください!スローフードの活動が2分でわかる内容となっています。

 

スローフードは1986年にイタリアで発祥した歴史ある国際機関で、

・おいしく健康的で (GOOD)、

・環境に負荷を与えず (CLEAN)、

・生産者が正当に評価される (FAIR)

食文化を目指す社会運動です。現在スローフードの活動は世界150ヶ国以上に広がっており、日本では私たちスローフード協会が活動を運営しています。カルロ・ペトリーニ氏が会長を務め、カリフォルニアのレストラン「シェパニーズ」のシェフであるアリス・ウォータース氏が副会長を勤めています。

 

▶スローフードの活動理念

世界各国のスローフードは、

①生物多様性の保護

②消費者と生産者のつながりを創る

③食の問題に対する認知度を上げる

といった3つのカテゴリで、種の保護から先住民族の支援、シェフのコミュニティづくり等の分野で、様々なプロジェクトを行なっています。

スローフードを創始者し世界中に活動を広めたカルロ・ペトリーニ氏のインタビューです。(日本語字幕あり)

 

▶日本での活動について
日本のスローフードの活動については私たちのホームページを御覧ください。日本全国に支部があるので、興味がある方は一度ぜひお近くのスローフードの活動に参加してみてください!「スローフード・ユース」という学生を中心とした若い世代の活動も各地で行われています。

一般社団法人スローフード協会:www.slowfood-nippon.jp

 
 ▶このプロジェクトで実現したいこと

さて、今回クラウドファンディングを行わせていただくプロジェクトでは、今年9月20日(木)から24日(月)にイタリアのスローフード本部が主催するフェスティバル「テッラ・マードレ(Terra Madre)」に日本から参加する、アイヌ民族チームの活動を映像で撮影し、アイヌ文化を世界に発信したいと思っています!

また、「テッラ・マードレ」後にも北海道でアイヌ民族の食生活や伝統楽器、古式舞踊の映像撮影を行うことで、多様な視点から世界中のより多くの方にアイヌ文化に触れるきっかけになりたいと考えています。

 

▶「テッラ・マードレ (Terra Madre)」とは?

「テッラ・マードレ(Terra Madre)」とは、スローフードの活動理念である、

①生物多様生の保護

②消費者と生産者のつながりを作る

③食の問題に対する認知度を上げる

を広めるために、2年に1度イタリアのトリノで開催される世界最大規模のフードフェスティバルです。世界150ヶ国から多数の先住民族や生産者、シェフが集まり5日間に渡って様々なイベントやワークショップが行われます。

期間中は世界各国から20万人を超える来場者が訪れ、過去にはイタリアのジョルジョ・ナポリターノ元大統領やチャールズ皇太子が出席したこともあるヨーロッパで最も権威のあるフェスティバルの一つです。

 

過去のテッラ・マードレの様子:



(テッラ・マードレ (Terra Madre):salonedelgusto.com)


▶「テッラ・マードレ」には日本チームも参加します!

日本からは8名の先住民族(アイヌ民族)の方々とスローフード関係者の計71名の代表メンバーが参加します。アイヌ民族がこれほど大規模な国際フードフェスティバルに出展するのは初めてとなる試みです。

今年のフェスティバルで日本チームが紹介する食材には、例えば「しおかつお」や「有馬山椒」があります。「しおかつお」は、日本でたった一つしか作られているところの無い、塩漬けの鰹の保存食品です。お正月に神棚に飾られたり、海を守る象徴として日本の文化的な役割を果たしています。有馬山椒は兵庫県神戸市の有馬地域に古くから伝わっていた製法を近年復活させたもので、薬効もあると言われています。

また、スローフード日本が「日本酒の伝統・環境・地域文化」を尊重した酒造りをサポートしているプロジェクトSlow Sakeもテッラ・マードレで紹介される予定です。

(伝統的なアイヌ文様)



▼イタリアに飛び立つアイヌ民族チーム

今回日本代表としてテッラ・マードレに参加するアイヌ民族チームは、アイヌ民族文化・歴史紹介に加えて、アイヌ創作料理の提供を行います。北海道の食材とアイヌの文化を活かしつつヨーロッパの方々の嗜好に合うように、今回は表参道でミシュラン2つ星を与えられた人気レストラン「レフェルヴェソンス/L'Effervescence」の生江史伸シェフにイタリアに同行していただき監修を務めていただきます。

生江史伸シェフは環境や社会の持続可能性に配慮したレストランの活動が大きく評価され、今年アジアの第1回目のSustainable Restaurant 賞に選出されました。

▼「アイヌ民族チーム × レフェルヴェソンス 生江史伸シェフ」のタッグで、アイヌ伝統の味を世界へ!

実はすでに今夏からテッラ・マードレに向けて、アイヌ民族チームと生江史伸シェフの準備は着々と進められてきました。

7月には生江シェフが札幌市アイヌ文化交流センターを訪れてアイヌ民族チームが用意した料理を試食し、両者間でのアイデアが共有されました。

今回イタリアで出展をするアイヌ民族チームのメンバーのほとんどが初めて海外に渡ることになります。また、アイヌ食文化の伝統を守りつつも海外の味覚に合うように、そして現地で提供される調理器具で準備を行うことは容易なことではありません。

国際経験豊富な生江シェフのサポートを受けながら、みんなで意見を出し合いながらメニューを決めていきました。

 

▼2020年に「先住民族テッラマードレ」を日本で開催する契機になりたい!

今回の映像プロジェクトは2020年のスローフードの活動を見据えています。

スローフードは通常のテッラ・マードレに加えて、世界中の先住民族文化の理解を広める目的で「先住民族テッラマードレ」を開催しています。様々な文化や伝統の継承・保存を行ってきた先住民族の知恵を見直すフェスティバルでもあります。

これまでにはスウェーデンのヨックモックやインドのシーロンで開催が行われており、スローフード日本は2020年に「先住民族テッラマードレ」を日本で開催をする招致活動を行なっております。

今回イタリアのテッラ・マードレで日本の先住民族であるアイヌ民族の文化に注目が集まれば、2020年の日本開催を実現する大きなあと押しになります。世界中のより多くの方々にアイヌ民族チームの活動を伝えるためにも、今回のプロモーション映像制作は何としても実現させたいプロジェクトです!


過去に開催された「先住民族テッラマードレ」の様子:


▼資金の使い道

今回クラウドファンディングで集めさせていただきました資金は、イタリアのテッラ・マードレ及び、北海道でのアイヌ民族チームの撮影活動と映像制作費用に使用させていただきます。最終的な映像は日本語と英語のどちらでも視聴できる形で制作し、海外に向けても発信致します。

また、目標金額の50万円を達成後には、下記のようにストレッチゴールを設定し、各目標を達成する毎にアイヌ民族の文化を多様な面から映像で紹介したいと思います。


▼「ストレッチゴール」でアイヌ文化をさらに多様な形で伝えたい!

70万円達成!:アイヌ民族伝統楽器の紹介映像+レシピ映像1本追加

90万円達成!:アイヌ民族レシピ映像さらに1本追加


110万円達成!:アイヌ民族伝統踊りの紹介映像+レシピ映像さらに1本追加


130万円達成!:アイヌ民族レシピ映像さらに1本追加


150万円達成!:アイヌ民族の食に欠かせない山菜&鮭採りの紹介映像+レシピ映像さらに1本追加


▼最後に

最後に私の簡単な自己紹介とこれまでに制作してきた映像を紹介することで、アイヌ民族チームのプロモーション映像の出来上がりイメージを少しでも感じていただけたらと思います。


今回テッラ・マードレでアイヌ民族チームの映像制作ディレクターを務めさせていただきます安居昭博と申します。


私は普段ドイツと日本の2拠点で生活をしています。ドイツと日本のスローフードの活動をサポートする一方で、ヨーロッパの「社会的課題にユニークなビジネスモデルで取り組む」スタートアップをインタビューと撮影をし、自身が監修するサスティナブル・ウェブマガジンEarthackers(アース・ハッカーズ)やSNSを通じて日本に発信する活動をしております。サスティナブル、エシカル、難民問題、ゼロ・ウェイスト、フードロス、オーガニック等の分野を中心に映像制作を行なっております。

今回制作する映像のイメージを少しでも感じていただくために、私がこれまでに制作した映像をいくつか紹介させていただきます。


・一流シェフが腕をふるう「廃棄食品レストラン」Instock:

(www.earthackers.com/instockrestaurantamsterdam)


・デンマーク初「使いすて容器を使わない」オーガニックストア Løs Market:

(www.earthackers.com/bulkstorelosmarketdenmark)

・ドイツ難民支援プロジェクトKulturegrenzenlos(CCボタンを押すと日本語字幕が出ます。):



私が初めに今回の映像プロジェクトのお話をいただいたときには、興奮しながらも冷静に一つ一つお話を聞いていったことを覚えています。

実は私自身、ドイツに住む今も日本からアイヌ民族に関する本を何冊か持ってきていて、ちょうど新しい本を読み始めた時期だったからです。

アイヌ民族は長い歴史の中で、時に「日本」から多大な圧力を受けながらも先住民族独自の文化を継承し続けてきました。「共存」をテーマに自然に大きな敬意を払い生活を共にしてきたアイヌ文化からは、食に関する生産者と消費者の乖離が進んでしまっている現代だからこそ学ぶことが多いと思います。

今回スローフード日本、アイヌ民族チーム、そして生江史伸シェフ、それぞれの知恵と経験を合わせて世界にアイヌを含めた「日本の伝統文化」を紹介する中で、私自身もヨーロッパと日本での経験を活かして映像制作に臨みたいと思います。

今回のクラウドファンディングを通じて、「日本の中でもアイヌ文化から再び学び直してみる。」そんなきっかけになりましたら嬉しく思います。短い期間ではございますが、クラウドファンディング期間終了まで御支援と御協力の程よろしく御願い致します。


安居昭博