世界には本当にたくさんのスパイスがあります。私がフランス料理から世界の料理にはまるきっかけになったのもインドでのスパイス体験です。
スパイスは、医食同源とも言われ、正しく使うと体に良いものです。
インドやネパールでは、当たり前のようにその日の体調でスパイスを調合したりします。
私が料理の勉強の旅をしている時、お腹を壊しているとネパールのお母さんに伝えると、さっと、クミンをいれたお湯を沸かし、差し出して「ピューノス」(飲みなさい)と手渡してくれたものです。
インドでは、朝食べるカレー、昼のカレー、夜のカレーがありました。インドにおけるスパイスは日本の昆布や鰹節のようになくてはならない食材なんです。朝は目を覚ましたりお腹に優しいもの。昼は食材をどっさり使うエネルギーが湧くもの。夜は疲れを癒すもの。といった具合です。
スパイスを多用しない日本ですが、上手に使うと食欲増進や、消化促進、精神安定などの効能もあるので是非試して頂きたいですね。
今回のレシピ本でも簡単で体に優しいスパイス料理をたくさん考えています!
また、リターンにあるスパイスセットは私がオリジナルを調合したもので、簡単に本格ケバブができてしまう傑作です!しかもトルコだけでない他地域のケバブも味わえてしまう優れもの。是非この機会にどうぞ!
https://camp-fire.jp/projects/view/13557
写真はパレルモで提供していたチキンカレー