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少年院から退院した子どもたちが安心して再チャレンジできるよう「みんなで」支えたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

少年院から退院した子どもたちに自立に向けた支援を「みんなで」行います。私たちが彼らを迎える準備さえできればこの問題は解決できます。

現在の支援総額

1,192,000

119%

目標金額は1,000,000円

支援者数

155

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2016/11/30に募集を開始し、 155人の支援により 1,192,000円の資金を集め、 2017/01/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,192,000

119%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数155

このプロジェクトは、2016/11/30に募集を開始し、 155人の支援により 1,192,000円の資金を集め、 2017/01/15に募集を終了しました

少年院から退院した子どもたちに自立に向けた支援を「みんなで」行います。私たちが彼らを迎える準備さえできればこの問題は解決できます。

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昨年12月1日よりスタートしたこのチャレンジも残り2日になりました。この間、少年院を退院した子どもたちを受け入れ、地道に支えています。退院日にご家族が来られないなど環境的な難易度も、成育的な部分での難しさも感じています。 また、法人組織として少年院の中で子どもたちを支援することも実現し、複数の少年院から連携の言葉もいただいております。 これまでから現在まで手弁当、持ち出しでやってきましたが、ご支援によって、追加して職員の人数も頻度も増やすことができています。本当にありがとうございます。 これからも多くのひとたちを多より、大きな「みんな」を作りながら、地道に当該分野でも若者、子どもたちを支えていきます。まずは残りの2日、応援・ご支援をお願いいたします!   文責:工藤


コンビニ深夜のアルバイトを終え、憂鬱でした。降り積もった雪のなかで迎えた成人式は、会場に向かうことすら躊躇する道路状態で、成人式に行くかどうか迷うレベル。それでも一生に一度の機会なのでスーツを身にまとい会場に。実際、式典で何があったかは覚えていませんが、久しぶりにあった小中学校時代の友人と近況を報告し合いました。 私には地元の成人式に出席する、しないの選択肢がありました。そしてそこにいけば少なくない友人と会える機会もありました。 昨年から本格的に矯正教育分野での支援活動が始まるなかで、ふと思ったのが「少年院に在院する子どもたちの成人式はどうなっているのだろう」ということです。 いくつか調べてみると、在院中に成人式を迎えた少年たちのために院内で成人式が行われているということでした。 東京新聞:牛久の少年院 「迷惑かけた分、社会に恩返し」  「お母さん、産んでくれてありがとう」と呼び掛ける少年も。親への感謝の言葉も目立ち、保護者席には、目を潤ませたり、肩を震わせたりする家族の姿も見られた。出典:東京新聞   毎日新聞:人生力強く、自分大切に 親化や少年院、門出で更生誓う  妻子を持つある新成人は「ここを出た後は、妻や母をはじめ大切な人たちを守り、愛する娘へ親として大きな背中を見せられるような生き方を誓います」と涙を浮かべた。出典:毎日新聞   苫小牧民報:更生誓い大人の道へ 北海道少年院で成人祝う会  新成人たちは、大人としての誓いの言葉を述べた。「たくさんの人に迷惑を掛け、家族を裏切った。一日一日をしっかり生活し、母さんの自慢の息子になれるよう頑張ります」「自分を磨き、一回りも二回りも大きくなり、社会で2度と失敗しないよう、強い意志を持って生きていきます」 出典:苫小牧民報   茨城新聞:牛久の少年院で成人式 16人、後世へ決意新た 「被害者に謝りたい」  「ずるい人間でした。少年院に入らなかったら、いくら年を重ねても変わらなかった」「うまくまとまりませんが、必死に考えて書いた言葉です。被害者に謝りたい」出典:茨城新聞   新成人は、立ち直りを支援する民間関係者や保護者の前に立ち、更生への言葉を紡ぎます。ほとんどの少年院で成人式が行われているようですが、成人式開催は法令で規定されているものではありません。 通常、少年院では法令基準に沿ってカリキュラムを組みます(少年院矯正教育課程の編成)。生活指導、職業指導、教科指導、体育指導、特別活動指導の5つの指導分野を組み合わせながら、子どもたちに合わせてカリキュラムをカスタマイズします。それには地域特性や協力者(団体)のリソースも関係してきます。 実際、茨城農芸学院の小山定明院長にお聞きしてみたところ、 「成人式を行っている少年院は、少年院矯正教育課程において特別活動指導分野の『行事』の細目に成人式を組み込んでいることが一般的です。ただし、組み込んでないからやってはいけないというわけではありません。当院では去る6日に12人の少年が出席して成人式を行いました。」とおっしゃっています。 また、「子どもたちの心境はさまざまですが、やはり、大人になったという意識を強く持ち、これまでの自分の生い立ちや非行、家族との関係を振り返り、また将来を見つめる機会となります。ところで、少年院では、法律上の条件はありますが、裁判所の決定により26歳まで教育を受けることができます。家庭裁判所から少年院送致の決定を受けて少年院にいるひとであれば、法律上は年齢にかかわらずひとくくりなので、20歳を超えたからといって処遇が変わることはありません。」ということです。 いま退院した少年で、希望者へのご支援を差し上げるとともに、少年院に在院する少年へのご支援が始まっています。実際に彼らの年齢を知る機会はありませんが、もしかしたら、今年成人式に参加するはずの子どもたちもいるかもしれません。家族や親族に囲まれ、また、地域の方々や友人とともに成人式を迎えることはできませんが、矯正教育の観点から少年院内で行われる成人式で、立ち直りを応援する大人たちや保護者に囲まれる機会は、退院後の立ち直り、自立のための後押しになるのではないかと思います。   文責:工藤


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三度の育休を取り、その経験を「家庭内留学」と称しています。誰も使ってませんけど、一定期間、乳幼児や出産後の妻のケアに奔走する機会は、大きな学びの時間であり、未知の文化を知る経験の場でもあります。海外留学や長期海外滞在された方も「文化の違い」を認識し、その経験をいまに生かしていますよね。それと同じだと僕は感じました。  その意味で、少年鑑別所という場所が社会にその門を開放しています。これは地域や地方で活動して学びを得ることと同じものとして、日常生活とは異なるもうひとつの国内留学だと思います。 これまでも少年院などでは矯正展などの機会はありましたが、今回の少年鑑別所の参観はそれとは異なるコンテンツになっています。実際、僕も何度か少年鑑別所にお伺いしましたが、自分が想像していた部分と異なる環境であったり、一方で、やはり一定程度以上のセキュリティであったりと、知らない世界を垣間見て、少年犯罪等における報道を観る際に新たな視点をいただけました。 平成27年6月に施行された「少年鑑別所法」(同時に「新少年院法」も施行)の目的には以下のものがあります。  「少年院法・少年鑑別所法は,平成22年の少年矯正を考える有識者会議提言,平成24年の「再犯防止に向けた総合対策」,平成25年の「「世界一安全な日本」創造戦略」等を踏まえ,少年の特性に応じた処遇を実施し,社会に開かれた施設運営の推進を図るとともに,再犯・再非行防止対策の推進することを目的としています」(法務省) この「社会に開かれた施設運営の推進」の一環として、八王子少年鑑別所・八王子法務省年支援センターでは、参観の機会を作られています。 社会課題は「知る」ことから始まりますし、新しいことを知ることでこれまでとは違った世界観を自らの経験に蓄えることができると思いますので、ぜひ、参加されてみたてください!   チラシより転記(少し簡略化してます)--- 募集参観のお知らせ 当初では、少年鑑別所の業務を地域の皆さんに理解していただくために、募集参観を実施します。ふだんは見ることのできない、少年鑑別所の中もご覧になっていただけます。この機会に、ぜひお越しください。 実施日:平成29年1月21日(土)午後1時30分から  場所:八王子少年鑑別所 内容:少年鑑別所についての説明    :性格検査の受検体験    :施設内の見学    :性格検査の説明・質疑応答 申込方法:定員30名(先着順)       :申し込みはお電話( 042-625-9141)         受付時間:平日午前9字から午後4字まで(午後零時15分から同1時までは除く) ---------- ※サイトとチラシの電話番号が異なっています。また、詳細は当所に直接お尋ねください。   文責:工藤  


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おかげさまで、2016年12月1日よりスタートしましたチャレンジが、2016年12月31日に目標金額達成となりました。ご寄附をいただきパトロンとなってくださった方々、そして情報の拡散にご尽力くださった皆様に感謝申し上げます。  目標金額100万円でできることは上記サイトに記載しておりますが、私たちが注力しているのは「パトロン数」というところで、現在126名もの方がご支援くださっています!   スタッフ井村より-----------  私たちは子どもたちと出会うなかで、本人の力、生まれ育った環境など、この日本に「頑張れる力」に格差があることを教わりました。  ある少年は「児童・少年と名のつくところには全部入りました。望んだわけではありません。その施設の人以外で助けてくれたのは育て上げネットの人だけでした。」と話してくれました。  本当はそんなことはないと思います。多くの人に支えられているとき、安心を感じられる余裕がなかったのではないでしょうか。  ある少年は「親が食べさせてくれなかったので食べ物を盗っていました。少年院では太りました。」といっていました。  いずれも彼らが退院後に私たちに語ってくれた言葉です。こういった話を聞くたびに、「親が子どもにとって助けにならないとき、子どもたちは誰に助けてもらえるのか」という問いが生まれます。  この問いに答えを出せていないと感じたとき、私たちは少年院のなかにいる子どもたちに会いに行き、ひとりの支え手として彼らを支えていく活動をしていくことに決めました。  再出発の日、親の代わりに引受人としていらしていた初対面の保護司の後ろ、少し離れたところにいた私たちをちらりと見て、うれしそうな顔をしてくれました。  「頑張れる力」の格差は応援する人の数と質で埋められます。ささやかな活動ですが、私たちとともに少年たちの再出発を応援してください。必ず届けます。  -------------------------  彼の言葉の引用で協調させていただきましたが、少年院退院後の少年・少女が立ち直り、社会に(再)参画を果たし、過去を反省しながらも未来に向けて安定的に暮していくには、応援するひとの数と質が必要です。  これまで保護司さんや民生委員さんが本当に人生をかけてこの分野を支えられてきておりますが、人材の担い手不足や高齢化、そもそもそれだけの資本余力が現有世代に備わっていない現状を知り、私たちもその応援するひとになりたいと活動を始めています。  いまも退院後の少年・少女のサポートをしながら、一方で少年院の「中」で直接子どもたちの支援を始めることができています。しかしながら、まだまだ応援する人の数と質が足りているとは言えない状況です。  この分野に参画させていただくにあたり、やはり、大きな希望あふれる遠い未来を目指したいと思っています。早く進むためにはひとりで行けばいいかもしれませんが、遠く広い場所を目指すには「みんな」の力が必要です。  2016年も最後の一日となりました。2016年の締めくくり、2017年の幕開けに、ぜひ、「みんな」のひとりになってください!   文責:工藤


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とある少年院で、秋口からPCのスキル講習を行っています。 小中高と学校にきちんと通学できていないとおもわれる少年も多く、 ローマ字・アルファベットの困難もあり、タイピングのスピードはおぼつきません。   参考:12月7日掲載新着情報「少年院内での活動を行いました。」   一方で、少年たちの成長も支援を継続する中で見えてきました。   はじめは10分で50文字程度(一つずつローマ字表を確認しながら打つレベル)しか タイピングができなかった少年も、2週間で110文字以上打てるようになり、倍以上のスピードが出せるようになりました。 同じようなスキルの向上は教室内のほとんどの少年に見られます。   また、先日はPCのスキルチェックシートを導入しました。 PC学習のソフトを学習すると必ず〇が付くような簡単な内容なのですが、 実際にたくさんの〇が付くので自信になっているようです。   花まるをつけて「よくできたね!」「すごい!」とフィードバックをすると 恥ずかしそうではあるけれどもうれしそうな表情をします。   たくさんの〇が付いたシートを、今までどのぐらい彼らはもらったのだろう。 「よくできたね」「すごいね」言われたことがどのくらいあったのかしら。   そんな思いをはせながら、少しずつ彼らにとって自信と希望を向上させられるよう、 支援プログラムを作成しています。     みなさまからのサポートで支援基盤が安定し、継続した支援が可能になります。また、支援の幅も広がります。 引き続きの応援と情報の拡散をいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。 <文責:齊藤>