大変遅くなりましたが、シロザケレシピ集のクラウドファンディングについて収支報告をさせていただきます。ご支援くださった皆さまには心より感謝申し上げます。ーー収支報告(端数切り捨て)ーー印刷 101,000円 ・・・・レシピ集3,000冊交通費 51,000円 ・・・・福島往復×2回レシピ集製作費 52,000円 ・・・・食材費(シロザケ購入=35,000円、その他資料の収集等)レシピ集発送費 11,000円 イベント出展費 14,000円 ・・・・外苑マルシェへの出展(レシピ集の配布等)返礼品 21,000円 ・・・・材料費、郵送料等合計 250,000円 ※ご支援いただきました資金(手数料差し引き後)90,000円は、すべてレシピ集の印刷代にあてさせていただきました。 ありがとうございました。 なお、外苑マルシェの様子については以下の活動報告(環境省HP)を参照ください ↓ http://www.env.go.jp/nature/morisatokawaumi/activityreport.html ーーレシピ集の配布状況 3,000部印刷ーー日本橋ふくしま館(ミデッテ)100部四谷はらくっち 200部福島県人会 50部西野屋(いわき市)100部川合精肉店 100部結のはじまり 50部木戸の交民家 300部木戸川漁協 600部支援者 200部ラブフォーニッポン 300部イベント配布 300部ふたば未来学園等 100部合計2400部配布済み残600部残りの600部については、2020年の活動へ活用させていただきます。引き続き、シロザケの魅力発信について活動していきますので、森里*皮*海チームをよろしくお願いいたします。よいお年をお迎えください。森里*皮*海プロジェクトチーム まうた・はるか・まいみ
本日、リターンについて発送いたしました。明日以降、お手元に届くかと思います。ご支援、本当にありがとうございました!レシピ集の配布先について現状報告をさせてください。レシピ集は全部で3,000冊印刷いたしました。以下、内訳です。(10月22日時点)ーーーーーーーーーーーーーーーーー・木戸川漁業協同組合 600冊・木戸の交民家 300冊・いわき西野屋食品(木戸川鮭フレーク販売店) 100冊・日本橋ふくしま館(木戸川鮭フレーク販売店)100冊・四谷はらくっち(10月27日の太宗寺での快晴の富士宮5合目に到着しイベントで配布) 200冊・川合精肉店(田村市) 200冊・結のはじまり(楢葉町) 50冊・ラブフォーニッポン(キャンドル・ジュンさんチームより配布) 300冊・ご支援いただいた方々へ 150冊ーーーーーーーーーーーーーーーーー残りは、1,000冊です。今後の予定ですが、都内イベントで配布いたします。(11月9日(土)外苑マルシェ)このレシピ集が、浜通りの川には鮭が遡上するということだけでなく、日本のシロザケについて知るきっかけとなり、鮭を選ぶときには国産のシロザケを選んで購入するという、アクションに繋がっていくとうれしいなと思っています!
本日、木戸川漁協より「木戸川鮭祭り」中止の連絡をいただきました。台風19号の影響で、木戸川の水は現在も増水したままです。水がひくまでは、漁はもちろん、壊れたやなを直すことすらできません。台風の影響があっても、鮭はふるさとをめざして帰ってくることをやめません。浜通りでは、木戸川よりも酷い状況のやな場もあると聞きました。必死に帰ってくる鮭たちの命をつなぐことが、漁協の大切なお仕事です。今年は鮭の販売が行われるかどうかすら、わからない状況ですが、こんな時こそ、浜通りの鮭の未来のために、しっかり応援したいと思います。木戸川の鮭祭りで、出来上がったレシピ集を配布することは出来なくなりましたが、台風被害でダメージを受けても、わたしたちの鮭の命をつなぐために頑張る漁協を応援する気持ちは変わりません。可能な限り、浜通りの鮭を応援するメッセージをのせて、シロザケのレシピ集を多くの方々に手に取っていただけるよう、イベント等で配布していきたいと思います。
このプロジェクトを支援してくださった皆さま!お待たせしました。シロザケの魅力がギュっとつまったレシピ集は福島の鮭漁を応援したい気持ちもギュッとつめて10月16日頃、印刷会社から自宅に届く予定です。届き次第、返礼品と共に発送したいと思いますので、もう少々お待ちください。木戸川のサケの遡上の状況ですが、昨日、木戸川漁協に電話で確認したところ、現時点で、まだ7尾ほどしかあがっていないとのこと。今年は少し遡上が遅いようですね。そのため、まだ、木戸川漁協でも鮭の販売は始まっていません。秋が深まる頃には、たくさんの鮭が帰ってきてくれるといいですね!10月20日は木戸川の鮭まつりが9年ぶりに再開予定です。このレシピ集も、鮭まつりに来られる方々にお配りできることになりました。福島でも、台風19号の影響が心配されているところですが、無事に開催されることを祈りたいと思います。
近年、魚介類の摂取量が肉類を下回り、「魚離れ」が加速しています。保育の授業でも、子どもに魚の絵を描かせると「魚の切り身」の絵を描く子が本当にいると聞き衝撃を受けました。でも、すべての子どもが「魚嫌い」というわけではありません。魚離れの原因として、ライフスタイルが変化し、家庭において調理に手間がかかるイメージの強い魚介類より簡便に調理が可能で子どもが好む肉を料理・食する機会が増加したこともあげられています。実際、「魚料理はおいしい」と感じる若者は7割以上ということですが、魚の下処理をしたことがないと答える割合が若い人ほど高くなっているそうです。核家族化が進み、家庭内での調理の知識の伝承の機会が減少していることも原因のようですね。もし、このまま「魚離れ」が加速した場合、どんな影響があるのでしょうか。近年、魚の脂に含まれるDHAやEPAといった体内で合成される量が非常に少ない機能性成分が、子どもの脳の発育に重要な役割を果たすことがわかってきました。また魚油やDHAの摂取が精神活動に及ぼす影響についても研究が進んでいるそうで、水産物の摂取量が大きく減少することは、子どもの健全な発育に影響を及ぼすことになるかもしれないそうです。そして、問題はそれだけではありません。子どもが海や魚と触れる機会が減少しています。これは、獲れたての鮮度の良い魚のおいしさやさばき方を知る機会が減少し、魚や生産者とのつながりについて知る機会が減少することを意味します。こうしたことも魚離れに拍車をかけていると考えられます。今後このような状況が続けば、国内で持続的に活用でき、国民に安定供給できる水産資源の利用度が低下し、長期的には、持続的な発展を目指す水産業への影響も懸念されます。(水産白書より引用)このように、「子どもの魚離れ」は日本の水産業の未来にも大きな影響を与える可能性があるのです。しかしそんな中で、現在、福島県のいわき市では、「小さい頃から魚に親しむきっかけ」をつくる取り組みをすすめているそうです。~小中学生には簡単にできる魚料理を教え、高校生にはさばき方や目利きを手ほどき。大学生は学内の食堂の献立を考えて、実際に提供する。漁業関係者とも連携する~このような準備が進められています。これはとても素晴らしいことだと思います。ぜひ、福島からこの取り組みを全国に広げてほしいと思います。私自身も、今回このプロジェクトを通して学んだ多くのことを、保育士として活躍するようになった時、子どもたちにきちんと伝えていきます。そして、今回、私たちが作ろうとしている「鮭のレシピ集」。これは、ただのお料理本ではなく、しっかりと身近で獲れる「シロサケ」の魅力について、福島の子どもたちだけでなく、都内のひとたちにも、気づいてもらう、そんなきっかけになるようなレシピ集にしたいと思っています。引き続き、応援よろしくお願いいたします。