国立市内での取組のご紹介 蒸し暑い日が続いていますが皆様如何お過ごしでしょうか? 現地の天候が悪いこともありなかなか富士山へ行って上下山出来ませんの今日は、普段しております国立市内での取組について紹介させていただきたいと思います。 今は、今年2月に残念ながら伐採された桜の周囲を掘り下げてどこまで根が延びているのか、周囲の土壌性状による影響はどうなのか、それとこの桜の年輪を調べて樹齢を割り出せないかと言った作業をしています。 周辺を掘り下げるのに使う機材が壊れたのでここ1ヶ月半程は、キノコなどで切り株が腐ってしまわないようにしながら輪切りにして年輪を屋内で調べられるように切り出す作業をしています。 上の写真は先日、テスト用に一部を切り出しきれいな水に浸けて出来るだけ空気に触れないようにして腐らないようにしているものです。 浸けた直後はまだ水に浮かんでいますが、試験片に水が浸透して重くなり下の写真のように沈んでいます。 この後、ポリエチレングリコールに浸けたいのですが入手できないので今は水中で保管中です。 まだ先が長そうですが11月の市民祭で展示ができたら良いなと思っています。
先週日曜日、18日から19日にかけて富士山山頂の剣ヶ峰まで上下山しました。 充電器を忘れてしまい非常時に通話できるようスマホのバッテリーを温存しましたので余り写真が撮れませんでしたが山頂は晴れていて見張らしも良かったです。 山頂付近の施設へ到着後、持参したパルスオキシメータで酸素飽和度を計ると80前後ありました。 この後内部のトイレなど説明を受けてから再度パルスオキシメータで測定すると60まで数値が下がっていました。 あまりにも低いので施設に備え付けられている機材で計り直したのですがやはり同じような数値でした。 夜間に就寝すると呼吸が浅くなり更に数値が下がるので意識を失ったりして危険との事でしたので急遽富士宮口登山道から下山しました。 この写真は、山頂付近の施設内で撮影したものですが気圧差でパッケージが膨らんでいます。 軽い動悸と耳鳴り以外の強い頭痛や動悸、吐き気などの目立った自覚症状はありませんでしたがもしかしたら本当は重症なのに症状が分かりにくい体質である可能性もあります。 ただ今回は、同行者の都合でかなり早いペースで上山したのでいわゆる高所適応が追い付かなかった可能性もあるので再度調査に行ければ今度はメータでモニタリングしながら上下山したいと思っています。 この写真は下山後に自宅で撮影したものです。 実は、このメータの購入費用を優先してPolkaさんでファンディングしていますのでもしよろしければこちらも見ていただけますと嬉しいです。 よろしくお願い申し上げます。https://polca.jp/projects/RMlxnhbNzJR
7月17日から19日にかけて富士宮口から宝永火口経由で御殿場登山道の七合四勺付近まで行って来ました。 17日に富士宮口六合目で前泊して翌日の18日朝に出発して宝永第一火口を経由して夕方に御殿場登山道の七合四勺付近で宿泊しました。 自宅を出る前に調査で使用予定の通風式温度計が壊れたので検定済み(正確に温度が計れるかチェックされている物を購入していました)の温度計を自宅から持っていき高度が分かる所で計ることにしました。 写真はその一例です。 宝永火口の底から登り始めた頃から風が強くなり登った先にある馬の背についた辺りから急に風が強くなり始めました。 馬の背を過ぎて御殿場登山道の走り(下り)六合まで来た時点で暴風雨になりました。 この後、大きな沢を越えて登山道に向かうのが順路ですがこの道は尾根道を登るので暴風を避けるためにあえて尾根の脇を登る下山道を登りました。 砂利道を登るのは大変でしたが、七合四勺の山小屋が見えた時はホットしました。下の写真は、翌日の下山中に撮影したものです。前日は、とんでもない暴風雨で写真が撮れませんでした。 改めて雨風をしのげる場所の大切さを感じた上下山となりました。