こんにちは!
先日、Mitosaya薬草園蒸留所のOPEN DAYに出店してきました。
こちらは、千葉県にある日本で唯一のフルーツブランデー蒸留所で、
薬草園の跡地につくられたため、いたるところに薬草が茂り、果物もたくさん実り、ミツバチやクモなどたくさんの生き物たちも生き生きしてる、まるで夢の国のような場所なんです。
そんな素敵な空間での出店。提供が楽しみすぎて、メンバー全員で前日から前入りして仕込みを行いました!
コオロギの出汁や油を仕込むメンバー、ノンアルコールジンを蒸留するために真っ暗闇の中ハーブを集めに行くメンバー、新作のデザートを味見するメンバー、みんなそれぞれが翌日来てくれる方々の笑顔を想像しながら、仕込みを楽しみました。
そして当日のメニューがこちら。
まずはコオロギラーメン。
今回は、コオロギ出汁100%のストレートスープに、新しく開発したコオロギ油をあわせた新作に挑戦。
Mitosayaさんでの提供ということで、蒸留所内に生える草花をタレの一部とトッピングに使用しました。特に柚子はハマってましたね。
シェフの白鳥がつくった、Mitosayaさんの草花を使った、秋の一口スイーツ。
発酵途中の柿のジャムに、豆腐クリームを合わせ、揚げたキヌア、非加熱の蜂蜜、抹茶、Mitosayaさんの花々などを乗せました。
そして、OPEN DAYのレギュラー出店となっている、山口による世界の蒸留酒バー。
オリジナルのタガメノンアルコールジンに加え、Mitosayaさんで採ったハーブをふんだんに使ったノンアルコールジン。さらには世界中から集めた面白い蒸留酒たちを提供しました。
体験したことのない蒸留酒のラインナップに、お客さんもドキドキワクワク大好評でした!
そんなこんなで、想像を超える数の方々が興味を持ってくださり、大盛況のうちに幕を閉じました。
多くのお客様に楽しんでいただけて嬉しかったですし、提供しているこちら側まですごく楽しませてもらいました。
今回は、新たな試みに挑戦してみましたが、コオロギラーメンの新しい方向性を見出せた気がします。にしても、コオロギのコンディションがよかったですね。
事前のタレなどの仕込みから、前泊しての準備に、当日の営業と、相変わらずバタバタでしたが、その分、飲食は喜びも大きいな、と再認識する時間でした。
自分たちが想いをこめてつくりあげたものが、目の前のお客様に共有できた瞬間の喜びは何にも代え難いものがありますね。食体験ってつくづく面白い。
まだまだ改良して、良いものをつくっていきます!
オーナーの江口さん、今回も本当にありがとうございました!
photo by 樋口 康太郎さん