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【緊急支援】アフリカにおける感染拡大を防ぎ、人々の暮らしを守りたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

アフリカ地域(ウガンダ、コンゴ民主共和国)において、新型コロナウイルスの感染を予防する手洗いなどの啓発活動とともに、最脆弱層の人々の社会経済的ダメージを最小限に抑えるための生計支援活動を実施します。

現在の支援総額

3,241,560

64%

目標金額は5,000,000円

支援者数

243

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/04/10に募集を開始し、 243人の支援により 3,241,560円の資金を集め、 2020/05/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,241,560

64%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数243

このプロジェクトは、2020/04/10に募集を開始し、 243人の支援により 3,241,560円の資金を集め、 2020/05/30に募集を終了しました

アフリカ地域(ウガンダ、コンゴ民主共和国)において、新型コロナウイルスの感染を予防する手洗いなどの啓発活動とともに、最脆弱層の人々の社会経済的ダメージを最小限に抑えるための生計支援活動を実施します。

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 ウガンダ北部、アジュマニ県とモヨ県での活動の様子です。 アジュマニ県の3つの隔離施設に加えて、モヨ県の隔離施設でも、食料や衛生用品の配布支援を実施しました。モヨ県の隔離施設には、以前から多くの人々が隔離されているにもかかわらず、施設の衛生状況や食料事情は劣悪な状況にありました。写真:隔離施設への物資支援の様子 当会のアジュマニ事務所からの道路アクセスも劣悪で、日帰りが難しい状況でしたが、現地スタッフたちが隔離施設でのマスクや物資の支援を行いました。 また、ホストコミュニティの中でも重症化のリスクが高い高齢者や基礎疾患を持った世帯や、障害者などの社会的弱者の世帯へ、マスクや食料を戸別訪問しながら、支援を行いました。同時に、コロナ禍で虐待や性暴力の被害も発生しており、そうした被害にあった世帯にも戸別訪問して生活物資の支援を行いました。写真:高齢者世帯への物資支援の様子 モヨ県では、常時、状況をモニタリングしながら支援を届けることは難しいですが、支援ニーズと、それに対する行政・援助機関の支援キャパを考慮して可能な限りテラ・ルネッサンスとしてもサポートしていければと思います。 現在、各県ごとにタスクフォースが設置され、そこで、テラ・ルネッサンスも、行政や他の援助機関とニーズの共有や、援助調整を行っています。 しかし、ウガンダの県がこの15年ほどの間に、いくつにも分割されたこともあり、小さな県では、業務遂行能力が極端に低くなっているという問題があります。その際には県をまたいだ調整が必要だということは行政も援助機関も認識しているので、より必要なところに敏速に支援を届けられるように各機関との調整を進めていきます。  (報告:小川 真吾)


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 コンゴ民主共和国 中央カサイ州では徐々に社会経済活動が再開されています。3月の非常事態宣言以降、延長に次ぐ延長で、7月21日に非常事態宣言が終了されるまで、様々な社会経済活動が禁止・制限されてきましたが、先週から学校や教育機関の再開されました。それに合わせて、当会のコンゴ事業でも、人の集まる職業訓練などの活動を再開しました。まずは、中央カサイ州での洋裁訓練を8月3日に再開し、順次マスクの製作や追加の技術訓練を開始しています。写真:再開された洋裁訓練今回は、コロナ危機で十分に技術習得ができなかった女性や、マスク作りの補完研修を受けたい対象30名を対象に始めています。(各日に施設に来てもらい、できるだけソーシャルディスタンスを取る形で訓練を再開しています)写真:ソーシャルディスタンスをとって訓練一方、中央カサイ州では、先週、初の感染者が確認されるなど、コロナが終息したわけではなく、コンゴ全体での感染者数は約9千名で全てのアフリカ諸国でワースト14位の感染規模で、死者数ではワースト10位です。中央カサイ州は、ずっと感染者ゼロだったのが、残念ながら非常事態宣言解除後に初の感染者が確認されているので、今後、マスクの供給と合わせて、感染予防の啓発がさらに重要になってきます。そのため引き続き、コロナ禍で生活ができなくなってしまった方々への緊急支援として、高齢者や孤児、国内避難民、シングルマザー、障害者などの100世帯(約700名)の最弱層に食料や石鹸、マスクなどを届けました。写真:支援物資を配布する様子食料は主食のメイズと豆を配布しましたが、このメイズは農作物の一次加工技術を習得して、生計を立てられるようになった紛争被害女性たちに加工をお願いしたものです。それにより、コロナ禍で影響を受けた彼女たちに仕事を提供し、生計を維持してもらいながら、生産物は最脆弱層の支援物資として活用することができました。また、マスクや石鹸も同様に、紛争で(多くは2017年に)夫や子どもを亡くした紛争被害女性たちに、これらを生産する仕事の機会を提供しました。写真:物資を受け取った家族先ほどお伝えした通り、非常事態宣言が解除されてから感染者が確認されており、感染予防は継続的に行っていく必要があります。石鹸やマスクの生産と、それらを最脆弱層へ配布する活動は可能な限り続けていきます。(報告:小川 真吾)


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ウガンダ事務所長オテマ・ジミーより、現地の状況についてのレポートが届きました。 彼が7月にWHOのスタッフと一緒にエレグ(南スーダンの国境)で行った、新型コロナウイルス感染症の調査についての報告です。彼らから送られてきた原文は英語ですが、その後に日本語訳もつけていますので、ぜひ現地からの声に触れていただけたらと思います。Situational Report - Elegu Border PostTerra Renaissance visited the Elegu border post on the 13th July, 2020 to assess the general situation in relation to the fight against Covid-19 and the following were the findings:While Uganda has imposed strict measures to stop the spread of Covid-19, the situation across the border has remained of a care free situation.The situation at the border is so worrisome that it may render Uganda’s efforts useless.The Nimule-Elegu border post has become an infection zone, with more than 200 now reported from Elegu out of the total 1040 cases in Uganda. We don’t see social distancing and strict follow up of handwashing with soap as seen elsewhere in Uganda. The majority of the truck drivers think there is no coronavirus and they are just in a hurry to make business.Our source with WHO said many drivers are kept in confinement for more than two days and freely mix with the members of the community of Elegu border point.Long distance truck drivers have been the main source of infections coming to Uganda.However, while drivers from other countries are turned away at the point of entry when they test positive, the same is not happening at Elegu border post with South Sudan. The issue of social distancing is not there, people don’t wash hands, and are seen walking freely, no wonder many are testing positive…So far 28 security officials from Elegu have tested positive of Covid-19 and 14 community members of Elegu have tested positive for Covid-19.The Quarantine center lacks feeding to the persons there with no food, no soap, drinking water and or no sanitary wear for the ladies.以下、日本語訳です。 テラ・ルネッサンスは2020年7月13日に、新型コロナウイルスの対応に関する全体的な状況を調査するため、南スーダンとの国境沿いの町、エレグにある国境検問所を訪れました。以下が、その訪問からわかったことです。 ウガンダは、新型コロナウイルスの拡がりを止めるために厳しい措置を課している一方、国境付近の状況は、配慮がなされていないままです。国境付近は、ウガンダの他の地域での感染拡大防止の努力が水の泡になってしまうかもしれないというほどかなり心配な状況です。 ニムレ(南スーダン)-エレグ(ウガンダ)間の国境検問所は感染地帯となってきており、ウガンダの合計1040名の感染者数のうち、200名以上もの感染者がエルグから報告されています。  ここでは、ウガンダの他の場所で見られるような、ソーシャルディスタンスや石鹸での手洗いの厳格な遵守が見られません。大多数のトラックの運転手は、ここには新型コロナウイルスがないと思い、仕事をするのにただ急いでいるだけです。 WHOの関係者は、たくさんの運転手が2日間以上監禁され、エレグの国境検問所のコニュニティーの人々と自由に混ざってしまうと言っていました。(そういった状況なので、)長距離トラック運転手はウガンダに流入する主な感染源になってきました。 他の国から来た運転手が陽性だったときは入国地点で追い返されている一方、南スーダンとの国境検問所であるエレグではそのようなことは起こっていません。 エレグではソーシャルディスタンスはなく、人々は手を洗わず、自由に歩き回っているように見受けられます。検査で陽性と出る人がたくさんいるのも不思議ではありません…。 今のところ、エレグの治安当局からは28人に、エレグのコミュニティからは14人に新型コロナウイルスの陽性反応が出ています。 また、隔離施設では人々に供給する食料や石鹸、飲み水や女性の生理用品が足りていません。……………………………………………記事執筆/啓発事業部・インターン元浦菜摘ファンクラブキャンペーン2020実施中!設立から19年。 アジア、アフリカ、そして日本で、紛争で傷ついた人びとや被災した方々の自立、復興を目指して一人ひとりに寄り添い続けてきました。 これらの活動はいつだって、日頃からご寄付などさまざまな形でテラ・ルネッサンスとつながってくださる皆さまの想いによって実現されてきました。 そして応援してくださるみなさまにとって、テラ・ルネッサンスは遠く離れた国の課題、そして社会と、皆さまの想いをつなげる場所になれていたのではないか。だからこそ共感した仲間があつまり、あたたかい応援を寄せていただくことができたのではないかと考えています。 設立20年を間近に、私たちは活動を継続的に応援いただける仲間(=ファンクラブ会員)を増やしていきたいと考えています。 ファンクラブ会員としてご支援をお願いしたい理由は二つです。一つは、毎月のご寄付によって「社会とのつながりを忘れないでいられる方法」だから。もう一つは、毎月のご寄付をいただくことで、新型コロナや災害のような突発的な危機が起こったときも、より安定的な活動をすることができるからです。 テラ・ルネッサンスでは、8月1日から9月30日までファンクラブキャンペーンを実施しています。ぜひ、この機会に、ファンクラブ会員として、一緒に活動を進める仲間になっていただけませんか。 ▼ファンクラブ会員について詳しくはこちら▼https://www.terra-r.jp/fccp2020.html


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こちら、ウガンダ北部、アジュマニ県での隔離施設支援の様子です。この1ヶ月間、南スーダンとの国境でトラックドライバーの感染者が続出して、その接触者や南スーダンから(不法に)流入してきた難民の方々が2週間、隔離施設で生活をしています。ただ、あまりにも施設の生活環境が劣悪で、当会として、食料や衛生用品の支援を続けていますが、もう一つの課題として、アジュマニ県にある3つの施設のうち2つは個室がなく、大部屋に6人〜10数人がタコ部屋状態で生活している状況でした。このような状況では隔離しても施設内感染のリスクも高く、施設を管理する行政官たちも危惧していましたが、対応するための資金もない状況で、実際に先月、施設内から感染者が何人も出ています。もし、感染者が出た場合、その時点で収容されていた人たちは、さらに2週間、隔離されることになり、精神的にも体力的にも厳しい状況に置かれています。写真:敷居を設置する前の隔離施設の様子こうした状況を鑑みて、当会として先月中旬に施設内にパーテーションを設置して、少しでも感染を予防できるように対応しました。施設内での作業には少なからずの感染リスクは伴いますが、当会の職業訓練で木工大工の技術を習得した受益者たちが、この仕事を買って出てくれて、施設内の消毒などを徹底しながら、作業に当たってもらい、簡易のプライベートスペースが完成しました。写真:仕切りを作っている受刑者たちの様子写真:敷居を設置した隔離施設の様子以前は、全くプライベート同じ空間で常に生活しないといけない状況でしたが、今回のパーテーション設置工事で最低限のスペースを確保して、施設内感染の予防を行うことができました。(報告:小川 真吾)


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 コンゴ民主共和国 中央カサイ州カナンガ市で行っている紛争被害女性の石鹸作りの様子です。 こちらでは、紛争により夫や子どもをなくした女性たちが石鹸作りに励んでいます。コロナ禍で経済活動が制限される中、彼女たちの暮らしを守るために、石鹸作りの仕事を提供し続けてきました。コロナ危機以降、合計4万個以上の石鹸を生産することができています。生産された石鹸は、随時、高齢者や最貧困層世帯の住民に無償で配布しています。 実は、先日この中央カサイ州でもコロナ感染者が1名出ました。現在、コンゴ民は、アフリカで14番目に感染者が多い国ですが、ここ中央カサイ州では、もともと紛争の影響もあり経済活動や移動が少なかったことも一因で感染者はゼロでした。 しかし、ついにここでも感染者が発生し、ますます感染予防対策が重要になっています。そんな中、多くの住民はマスクも持っておらず、石鹸で手洗いする環境にない状況があり、彼女たちの生産する石鹸は、地域住民にとって不可欠なものになっています。また、同時に、多くの人々が仕事や収入をなくしたりする中、彼女たちは、このコロナ禍で経済活動が制限される中、なんとか石鹸作りによって生活を維持させることができています。写真:紛争被害女性が石鹸をつくっている様子また石鹸作りの女性たちと同様、紛争被害を受けて夫や子どもを亡くしたり、国内避難民となっていた女性たちはパイナップルジュース作りと、農作物の一次加工ビジネスに取り組んでいます。彼女たちはコロナ禍で著しく収入が減りましたが、ほぼ自力で営業活動を続けながら、今も生産活動を続けています。 特にパイナップルジュース作りのグループは、コロナ禍でホテルやレストランが軒並み営業停止になってしまい売上が激減しました。しかしそれでも、テラ・ルネッサンスから資材や商品の運搬や助言などを受けながら、自分たちでジュースを生産し販売活動を続けています。そして、なんとかこの4ヶ月間の苦しい時期を耐えてきました。写真:パイナップルジュースをつくっている様子 農作物の一次加工を担っているグループも原料(メイズ)価格の変動により、大きな打撃を受けることもありましたが、今も生産活動を続け、一部はテラ・ルネッサンスが最貧困層らに配布する食料物資として購入することで手助けしています。 (報告:小川 真吾)