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2020年に向け、世界196ヵ国の着物を制作!日本の伝統美で世界をひとつに!

2020年までに、平和を願う心、洗練された伝統技術を込めて「一つの国」を「一枚の着物」に鮮やかに映します。そして、196カ国の着物を着た人々が手をつないで「世界はひとつ」を表現する。 そんな、日本ならではの最高の「おもてなし」で日本中の皆さんと共に、世界中の人々をお迎えすることを目指します!

現在の支援総額

4,054,000

3%

目標金額は120,000,000円

支援者数

329

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/04/27に募集を開始し、 329人の支援により 4,054,000円の資金を集め、 2017/07/15に募集を終了しました

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現在の支援総額

4,054,000

3%達成

終了

目標金額120,000,000

支援者数329

このプロジェクトは、2017/04/27に募集を開始し、 329人の支援により 4,054,000円の資金を集め、 2017/07/15に募集を終了しました

2020年までに、平和を願う心、洗練された伝統技術を込めて「一つの国」を「一枚の着物」に鮮やかに映します。そして、196カ国の着物を着た人々が手をつないで「世界はひとつ」を表現する。 そんな、日本ならではの最高の「おもてなし」で日本中の皆さんと共に、世界中の人々をお迎えすることを目指します!

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インクジェットプリンターでつくられた低コストの着物も流通する中、イマジン・ワンワールドのKIMONOは、1つ1つ手仕事で仕上げられています。  最高峰の職人さんたちによって仕上げられ作品の美しさは息をのむほど。  実際にどんな技法で作られているのか、普段見ることのない制作中の様子をご紹介します。   ---------------------------- 【日本で唯一の技術「ローケチ重ね染め」】  まずは、白(生地の色)から黒(最終的な色)へと至る「色の軌跡(変化)」を紫系統の彩色で想像し、その色を具体的な色彩で7段階に分ける。 薄い色から順に生地全体にその色を引き、次に色に移る際に残したい部分に溶けたロウを筆にとって、花の形に合わせて伏せる。 今ある色に、「ある色」を足すと次の色になるような色を「想像して」彩色する。   【解説 生地は色を付けると、下の色と混ざり合って次の色に変化する・・・ 即ち A(今ある色)+X(実際に挿す色)=B(次に目に見える色)となるので 先生は、Bの色を目指してXの色を実際に引く】   この天才的な色彩感覚を過去の経験値から引き出して実践し、この着物の場合は 白→薄い黄色→薄いピンク→薄い紫→赤紫→紫→濃い青紫→黒 という7回にも及ぶ色を重ねることで、実際には黒に見える地色を作っている。   さらにその過程で、残したいジャカランタの花の部分にロウを使って伏せて、過去の色を残すことで色彩を表現するという技法を用いている。   染めが進めば進むほど、ロウで伏せられた部分が多くなり、最後のほうはロウだらけのバリバリの生地になっていくことから目で見る分には、染め上がりの想像が非常に難しく、染め上がりの完成した色彩の設計図が先生の頭の中に確りとイメージできていないと、花の一体どの部分を伏せたらよいのか解るはずがない。   これこそ、先生が自ら発案し完成した「重ねローケチ染め」の極意。   もちろん、他に真似ができるはずはない。 そしてこの着物には、前述した以外にもたくさんの美しい色が使われている。 この完成した作品をみて松田先生は「僕の生涯随一の作品」と仰いました。 ご自身の新しい表現の扉を開いた作品とも称してくださいました。こうして、南アフリカの人々が成し遂げた人類の融和を漆黒の大地に咲く「奇跡の花園」という形で表現した作品が完成しました。     (文責 イマジン・ワンワールド代表 高倉慶応)


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イマジン・ワンワールドでは、2020年までに196ヵ国それぞれの着物と帯の制作を目指し、活動しています。 現在55ヵ国の着物が出来上がっていますが、その記念すべき第1作目は「南アフリカ共和国」。   1つの国の自然や遺産・文化歴史を1枚の着物と帯で表現するのは至難の業です。 どのようにして南アフリカ共和国のデザインが決められたのか。ご紹介します。   ------------- 【南アフリカ共和国制作秘話①】   アフリカ大陸は、人類発祥の地。そしてとても古い大陸。 広大なサハラ砂漠、コンゴのジャングル、大地溝帯、ナイル川・・・。 そんなアフリカの国で最初に製作をしようと思ったのが南アフリカ共和国。 喜望峰を有し大航海時代の貴重な中継地であったケープタウン。大陸の隆起によって生まれた広大な高地。 南アフリカには様々な名勝が存在する。 その中で「世界はきっと、ひとつになれる」というイマジン・ワンワールドの思想に合致するのが、この国が勇断した「アパルトヘイト政策の撤廃」だった。 ネルソンマンデラ元大統領とデクラーク元大統領。 この二人の偉大なリーダーによって人種差別の撤廃が制度的に行われ、二人はノーベル平和賞を受賞している。 また、奇跡の二週間と呼ばれる不毛の高山地帯が花で覆われる光景は、私の記憶に深く刻まれていた。 そうだ、この国が行った人種の融和を「奇跡の花園」に譬えてみよう、 色んな花が共に咲くという光景に、この国の未来を描いてみよう、 ここから、KIMONO制作のコンセプトが始まった。  (文責 イマジン・ワンワールド代表 高倉慶応)   *イマジンの作品は、着物と帯を総称して「KIMONO」と呼んでいます。