現在掲載しておりますリターン【季節のジャムと瀬戸内産ドライフルーツチョコレートバーのセット】につきまして、掲載内容と実際お届けする商品の相違があったことを以下の通りご報告させていただきます。ーーーーーーー掲載内容(誤り)ーーーーーーーーー●9種類の果物のジャム・イチゴ×ミルクジャム・ラズベリー×ブルーベリージャム・オレンジジャム・りんごジャム・ブルーベリージャム・瀬戸内産キウイジャム・瀬戸内産みかんジャム・岡山産あたご梨ジャム・岡山産いちじくジャム●2種のチョコレート ・岡山産イチゴとせとうち産キウイのビターチョコレート・岡山産イチゴの抹茶クランチチョコレートーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー実際にお届けするリターン ーーーーーー●9種類の果物のジャム×1つずつ・イチゴ×ミルクジャム・ラズベリー×ブルーベリージャム・オレンジジャム・りんごジャム・紅茶のジャム・瀬戸内産キウイジャム・瀬戸内産みかんジャム・岡山産あたご梨ジャム・岡山産いちじくジャム※ブルーベリーのジャムではなく、紅茶のジャムのお届けとなります。※掲載写真には8種類のジャムが掲載されておりますが、お届けは9種類となります。●4種のチョコレート×2枚ずつ・岡山産イチゴとせとうち産キウイのビターチョコレート・岡山産イチゴの抹茶クランチチョコレート・せとうち産レモンとキウイのホワイトチョコレート・せとうち産オレンジとキウイのビターチョコレート※2種ではなく4種類でのお届けとなります。 また、お届けする枚数の記載も追記いたしました。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー既にご支援いただきました皆様、またプロジェクトをご覧にいただいた皆様、ならびに関係者の皆様にご迷惑おかけしますことを、深くお詫び申し上げます。 つきましては、既にご支援いただいた皆様には個別のお詫びと内容変更の旨の連絡をし、リターン品においては正しい内容に変更したものに更新致しました。誤った情報をお伝えしてしまったこと、重ねてお詫び申し上げます。今後掲載内容には十分に注意して、引き続きクラウドファンディングを遂行いたしますので引き続きどうぞよろしくお願い致します。
こんにちは。『美観堂』の髙羽です。美観地区のクラウドファンディングが始まってから、毎日新入社員のゆうぼーが記事を書いてくれていましたが、今日ゆうぼーはひとやすみです。あ、ゆうぼーは、塩崎と名乗ってる新入社員の子のことです。ちなみに僕の社内の呼び名は、年上年下関係なく「かいくん」です。また明日からはゆうぼーが書いてくれると思うので、ぜひご覧ください。『はれもけも』の紹介の前にクラウドファンディングプロジェクトが始まって、5日間が経ちました。毎日いろいろな方から応援のお言葉をいただき、たくさんの方々がご支援くださっていて、ありがたい気持ちでいっぱいです。同時に、美観地区という場所が、本当に多くの方の大切な場所なんだなということも、支援者の方々からのメッセージを読んでいて感じます。みなさんが大好きな美観地区を守っていきたい...!まだまだ若造(27歳)の僕ですが、クラウドファンディングが始まってから、日々そう感じています。ということで、今日も張り切って美観地区の素敵なお店と商品をご紹介していきますよ!はれもけも...?今日ご紹介するお店は、私たち『美観堂』の姉妹店でもある、スイーツ店『はれもけも』です。お店のこだわりは2つ。「すべて一から手づくりの自家製であること」。「季節の旬のものを使うこと」。水色ののれんが目印のお店は、美観地区のすぐそばにあります。はれもけも...呪文みたいやなぁと思った方がいらっしゃるかもしれません。「ハレとケ」という日本人伝統の世界観、ご存知でしょうか?「ハレの日」は、おめでたいお祝い事の日。「ケの日」は、日常の日。おめでたい日も、日常の日も、どちらの時も皆さんのそばにいられるようなお菓子屋さんでありたい。そんな願いを込めて、『はれもけも』という、ちょっと変わった造語をお店の名前にしています。3人のパティシエのご紹介左から、店長の「ちゃい」さん、「まみ太郎」、「さかたん」です。まずは、店長のちゃいさん。『はれもけも』オープンの前は、チョコレート専門店や祇園のフレンチレストラン、大規模な結婚式場・宴会場でパティシエと料理人としての腕を磨かれました。2017年2月、奥さんの実家がある倉敷に地域おこし協力隊として赴任したことがきっかけで、うちの会社の仲間になりました。ちゃいさんと「さん」づけで呼んでいますが、年齢は僕と同じ27歳。すでにご結婚もされていて、娘さんもいらっしゃいます。人として、リーダーとして、本当に素晴らしい方で、さんづけと敬語がやめられません。笑ちなみに一番最近のちゃいさんのインスタ投稿を見てみたら、「海岸でのゴミ拾い」の写真でした。次は、まみ太郎。専門学生時代に縁あって『はれもけも』でアルバイトすることになり、そこから新卒で入社しました。しゃべり口調や雰囲気はとても柔らかい女の子。ですが、実はとても負けず嫌いで涙もろい一面もあります。バンド好きでライブに行くことが生き甲斐。コロナ禍でライブに行けないと、このあいだ嘆いていました。行動力もとてもあって、自分の大好きなバンドのライブに行ったとき、自分が焼いたお菓子をライブ終わりに差し入れに行って、そのことをバンドの公式Twitterで紹介してもらったエピソードも。最後は、さかたんです。さかたんも、まみ太郎と同じく見た目はおっとりしていますが、実は意外とはっきりと発言できる一面もあったりします。うちの代表のわんさんが、仕事終わりに他のスタッフと一緒にごはんに誘っても、行きたくなければ毅然とした態度で断れちゃいます。笑また、フットワークが軽く、ショッピングやライブ、イベントなどが好きで夜行バスでどこにでも遠征に行っちゃいます。大大大好きなキャラクターはシナモンロールです。『はれもけも』は、以上のパティシエ3人と4名のアルバイトさんで切り盛りしています。お店の中のご紹介そんな『はれもけも』の店内は、1Fが厨房と販売スペース、2Fがイートインスペースになっています。壁面の可愛らしいイラストは、鎌倉在住のアーティスト「かおかおパンダ」さんに描いてもらいました。一面に敷き詰められた人工芝に、はれもけも専用のプレイリストが流れる店内は、居心地のよさバツグンです。コロナが落ち着いて、美観地区にいらした際は、ぜひ立ち寄ってみてください。たまに僕はここで仕事をしているので、もしかするとパソコンをカタカタしているやつがいるかもしれません。おすすめ商品もいろいろ僕自身よく『はれもけも』は利用するので、おすすめの商品も選びきれないくらいあるんですが、絞りに絞っていくつかご紹介します。まずは、『ジャースイーツ』。ジャースイーツとは、瓶(ジャー)に入った「持ち運べるパフェ」をイメージしていただければOKです。はれもけもでは季節の旬のものを使うことにこだわり、ジャースイーツを手作りしているので、メニューも季節によってさまざま。テイクアウトで購入していただき、美観地区をバックに写真も取りながら、倉敷川のほとりで召し上がっていただくのも、おすすめです。つぎは、『はれのひシュークリーム』。サックサクのシュー生地に、甘すぎない絶妙なクリームが「これでもか!」と入っています。姉妹店補正抜きで、個人的に今までで食べたシュークリームで1番好きです。こちらは、『美観堂』と『はれもけも』の姉妹店『カフェ有鄰庵』の看板メニューでもある『しあわせプリン』。すっかり倉敷名物になったこのプリン、うちでお出ししているものは『はれもけも』の店長ちゃいさんがレシピを考案したものなんです。『カフェ有鄰庵』ではイートインのみでのご提供ですが、『はれもけも』ではテイクアウトも可能です。これは、『もんげーバナナのインペリアルケーキ』。岡山県産の無農薬でつくられた『もんげーバナナ』をふんだんに使った、店長ちゃいさん渾身の自信作です。無農薬だからこそ食べれる皮は、コンフィチュールにしてケーキ上部にのせて焼いています。ひと切れで、ティータイムがとても贅沢になりますよ。ほかにも、ご紹介したい商品はたくさんあるのですが、この記事には書ききれないので、ぜひ『はれもけも』のinstagramをチェックしてみてください。https://www.instagram.com/haremokemo_jp/あ、そうだ。近々『はれもけも』がnoteをスタートするみたいです。ご自宅でも試せるレシピや、おすすめ食材、パティシエたちのパーソナルなお話まで、いろいろ書く予定とのこと。いち『はれもけも』ファンとして、ぼくも楽しみです。https://note.com/haremokemo今回のリターン品!特製、お菓子の詰め合わせセット今回のクラウドファンディングのリターンは、『はれもけも』特製のお菓子の詰め合わせセットにさせてもらいました。上の写真はイメージになりますが、季節のフルーツを使ったコンフィチュールや焼き菓子、チョコレートなどを詰めさせていただく予定です。仕事の合間のちょっとした休憩に。映画や読書のお供に。ご家族でのおやつタイムに。コロナの状況下でも、お菓子をたべてちょっと幸せな気持ちになってもらいたい、という思いのリターン品です。また、その気持ちを大切な方にシェアしていただくことも可能です。ご希望の配送先をお伝え頂けますと、ご自宅以外の場所にもお手紙付きでお送りいたします。今回のクラウドファンディングのページから、美観地区への支援のリターンとしてご購入いただけます。明日のお知らせ明日の記事では、『デニム研究所』さんをご紹介します。国産デニム発祥の地・児島に本社を置く、株式会社 ジャパンブルーさんの異なる5つのブランドの複合型店舗だそうです。明日はゆうぼーにバトンタッチしてお届けします。ぜひ明日もご覧ください。美観堂のSNSです。よかったらこちらもフォローしてください!https://twitter.com/bikando_jphttps://www.instagram.com/bikando_jp/
こんばんは。『美観堂』の新入社員、塩崎です!クラウドファンディングが始まってから、美観地区のお店さんや商品をご紹介している私ですが、もともと岡山や倉敷にはゆかりはありませんでした。広島県出身で、大学も山口県。そんな中で入社してすぐに美観地区のクラウドファンディングが始まり、美観地区の魅力を日々学びながら、同時に記事を書いています。このクラウドファンディングが終わる頃には、美観地区マスターになれるんじゃないかと、ここ最近思い始めました。そんな、日々私が感じ、学んでいる美観地区の魅力を、今日もみなさんにお伝えしていければと思っています。突然ですが、「デニム」と聞いて、みなさんはどんなイメージを持たれますでしょうか。私の頭に浮かんだのは、「発祥は作業着」「履けば履くほど硬い生地が馴染む」「履けば履くほど色が落ちる」。みなさんの中でも私と同じ印象を持っている方、多いんじゃないでしょうか?でも、今日ご紹介する『inBlue』さんのデニムスーツはひと味もふた味も違っていたんです。世界初のデニムスーツ専門店『inBlue』株式会社ナッシュさんが運営する『inBlue』さんは、デニムスーツの専門店としては世界ではじめてのお店。ナッシュさんは、もともとは30年以上続いた「デニムの専門生地屋」。そのバックグラウンドを活かし、デニムスーツに使用される生地は全てオリジナルだそう。雑誌や新聞などのメディアにも多数掲載されており、デニムスーツの代名詞的存在になんです。『inBlue』さんのデニムスーツができるまで2000年代前半、人気だったのは色落ちや破れを施した「ビンテージジーンズ」。「そういえば、わざとぼろぼろに加工した物がなぜ良いんだろう?」「きれいなデニムもきっとカッコいいに違いない」それまで長年にわたりデニムに携わってきたナッシュの前社長の光本さんが、ふと疑問に思ったことがInBlueのスーツづくりのきっかけでした。「色落ちのしないデニムなんて」と言われるほど当時は色落ちが主流で、業界からは取り持ってもらえず。ならば自分でやろう!と決心した光本社長は、自社の生地を改良し、スーツに合うデニムづくりを始めました。どうやったら薄くなるのか。軽くなるのか。光沢が出るのか。試行錯誤を繰り返して生まれた生地が、『エバーブルーデニム』なんです。エバーブルーデニムとは?『inBlue』さんのスーツの多くには、上品な雰囲気を残しつつ色落ちしにくい、『エバーブルーデニム』という名の生地を使用しています。『エバーブルーデニム』の特徴は、色落ちしにくく、インディゴの深い色を長く楽しむことができること。それと、デニムとは思えない薄くて柔らかいことも大きな特徴。非常に薄く柔らかい生地に一度触れれば、デニムに対する概念が180度覆るはずです。着るほどに光沢感が増し、いつまでもしなやかで上質なままで着続けることができます。美観地区のお店『inBlue』さんは2007年に美観地区にオープン。店舗は築300年の蔵をリノベーションしたものです。通りからすこし奥に入ったところにあるので、知る人ぞ知る隠れ家みたいな雰囲気があってわくわくします。お店の中に入ってみると、歴史ある蔵の趣は残しながら、モダンなデニムスーツが織りなす独特な世界観が広がっています。デニムスーツは、無地、ストライプ、チェックなど生地のデザインもさまざま。一着一着、ボタンやステッチの色なども違うので、見ていて発見がいっぱいです。私は今までスーツを買ったのは就活用のスーツだけ。会社では私服なのでスーツには疎いのですが、「スーツって楽しい...!」って初めて思いました。『inBlue』さんのこだわり『inBlue』さんのスーツは全て、注文を受けてから作るオーダーメイド。縫製に関しても国内最高評価の「3つ星認定工場」で行っており、その圧倒的な着心地の良さにもきっとご満足いただけると思います。「シックでありながら遊び心を表現できるもの、品性を備えながら若々しくいられるスタイルであって欲しい」「ジーンズに親しんできた人に、ジーンズ以外のデニムの魅力を知ってもらい、オシャレな大人の着こなしを楽しんでもらいたい」そんな願いを込めて、『inBlue』さんのデニムスーツは、ひとつひとつ、こだわって作られています。コロナ禍でも変わらずオーダーメイド『inBlue』さんが一番大切にしているのは、お客様とのコミュニケーション。「お客様にとって最高の一着を一緒に作ることはもちろん、その過程も素敵な思い出になれば....」コロナの影響で店頭での採寸作業などができなくなった今、お客様が安心してオーダーできるよう、ビデオ通話(zoom/skype)によるリモートでの注文ができるようになりました。リターン品は世界に1つだけのデニムスーツリモートでのオンライン採寸も可能になったオーダーメイドスーツが、今回のクラウドファンディングのリターンです。お作りいただけるのは、こちら。無地の生地でデニムの雰囲気も残しつつ、生地はとても上品。『inBlue』さんの中でも人気の生地をリターンとしてご用意いただきました。こちらの写真ではピンクのステッチカラーを使用。いいアクセントになっています。袖口はシンプルに重ねなしの3個ボタン。このボタンは全て水牛を使用しています。サイズはもちろん、ボタンやステッチの色、裏地まで。どうカスタマイズするか迷っちゃいますね!美観堂スタッフの開くんも、クラウドファンディングで『inBlue』の方々とお話させていただいて以降、お金を貯めてオーダーメイドスーツを新調すると騒いでいました。笑フォーマルな場でも、かしこまり過ぎずのパーティーでも。デニムスーツなら、シーンを選ばずかっこよくいられます。スタッフさんとひとつひとつ細部まで話し合いながら、世界で1つのあなただけのデニムスーツを作ってみませんか?今回のクラウドファンディングのページから、美観地区への支援のリターンとしてご購入いただけます。明日のお知らせ明日の記事では、スイーツ店『はれもけも』をご紹介します。私たち『美観堂』の姉妹店でもあります。お店のことや菓子に対するこだわりはもちろん、姉妹店という近い存在だからこそわかるパティシエたちのひととなりなどについてもお伝えできればと思っています。ぜひ、明日もご覧ください。美観堂のSNSです。よかったらこちらもフォローしてください!Twitterhttps://twitter.com/bikando_jpInstagramhttps://www.instagram.com/bikando_jp/
こんばんは。美観堂の塩崎です。4/27(月)からスタートした美観地区のクラウドファンディングプロジェクト。現在、128名もの方にご支援をいただき、支援総額が1,300,000円を超えました...!本当に本当にありがとうございます!美観地区のことや岡山のいいものを少しでも知っていただくきっかけになるように、今日もはりきって活動報告の記事を書いていきます!クラウドファンティング3日目の今日は、株式会社大手饅頭伊部屋さんと株式会社暮らしと珈琲さんが共同で運営されている『大手まんぢゅうカフェ』さんについて紹介します。日本三大饅頭、『大手まんぢゅう』『大手まんぢゅう』は180年以上の歴史を誇る、岡山県の伝統銘菓。岡山の方ではなくとも、名前は聞いたことあるよ!って方も多いんじゃないでしょうか。それもそのはず。『大手まんぢゅう』は日本三大饅頭の一つにも数えられているお饅頭なんです。(ちなみにほかの2つは、元祖小豆あん入り饅頭で知られる東京の『志ほせ饅頭』と、温泉饅頭のルーツ・福島の『薄皮饅頭』です)写真からもわかるように、その特徴は、白くてうすーい皮と、たっぷりのこしあん。この写真のあんこのボリュームから「甘そうだなぁ」と思った方!食べたらびっくりされると思います。あんこはとっても上品な甘さで、ペロリと食べられちゃいます。良質な備前米を原料にした甘酒から丁寧に作られた白い薄皮と、上品な甘さの餡が絶妙に馴染んで、とてもホッとする味がしますよ。大手まんぢゅうの小さなものがたり大手まんぢゅうの小箱にあしらわれている梅の花。ここにも小さな物語があるんです。大手まんぢゅうを生産する、大手饅頭伊部屋は天保8年に創業。その歴史は決して順風満帆ではありませんでした。2代目店主が早くに亡くなるといった不幸がおこったとき、大手饅頭存続の危機に立ち上がったのが店主の妻の梅。彼女の強い思いをうけて、家族、従業員が一丸となり、苦難を乗り越えることができたのだそう。そんな梅の立派な働きを讃え、小箱には梅の花がデザインされています。この小箱は「大手まんぢゅうを後世に伝えたい」という、梅の思いを今に伝えています。ちょこっと工場見学まずは、肝心要のあんこ。あんこの主原料の小豆は北海道産を使用しています。まずは、「名水百選」にも選ばれるほど質の良い岡山県岡山市の『雄町の水』で小豆を炊き上げます。その後、白双糖(しろざらめ)という特注の高級砂糖を加え、機械と人、両方で練りあげていきます。材料にもとってもこだわってらっしゃいますね...!あの美味しさも納得です。上の写真では、あんこを生地で包む包餡機を通ったばかりの、包まれたての大手まんぢゅう。生地でつつまれた大手まんぢゅうたちは、人の手でセイロの中に並べられていきます。慎重さ、正確さ、スピーディーすべてが求められる作業なんだそう。そして、約7分間蒸して...大手まんぢゅうのできあがり!できたての大手まんぢゅうたちは、形が崩れないように人の手で梱包機に入れられ、袋詰めされていきます。小箱に包まれた大手まんぢゅうたちが綺麗な一列になって出てきました!最後に手作業で箱詰めされ、私たちの元へ届けられます。(生まれを知って、大手まんぢゅうへの愛着が湧いてきたのはわたしだけでしょうか...!笑)美観地区のお店をご紹介そんな大手まんぢゅうたちを取り扱うカフェ、『大手まんぢゅうカフェ』さんは美観地区の倉敷川沿いに2020年3月19日にオープンしました。岡山県民なら誰もが知っている大手まんぢゅうの直営店、実は美観地区にできたのは今年のことなんです。『大手まんぢゅうカフェ』さんでは、大手まんぢゅう関連のお土産品はもちろん、ぜんざいやソフトクリームなど、イートイン可能なデザートもあります。現在は、『大手まんぢゅうカフェ』さんも臨時休業中なんですが、コロナ明けに、皆さまに行きたいと思っていただけるように、『大手まんぢゅうカフェ』さんでいただけるメニューをいくつかピックアップして紹介していきたいと思います!まずは、『蒸したて大手まんぢゅうセット』。(2個付き+ドリンク)工場直送の大手まんぢゅうをその場でせいろ蒸しで仕上げます。蒸したてのお味が工場ではなくお店でも味わえるのってうれしいですよね!こちらは『大手ぜんざいセット』。(ほうじ茶・塩昆布付き)工場直送のあんこを贅沢に使用し、上品な味わいに仕上げたぜんざいです。同じく岡山名産の『備前焼』の器もとってもマッチしていますね。そして、こちらはなんと「大手まんぢゅうソフト」。北海道産のあずきを使用した大手まんぢゅうのあんこと、自家製の甘酒を練り込んでおり、大手まんぢゅうとソフトクリームのいいとこ取りをした逸品です。ほかにも、地元の無添加パン屋さんとコラボした『大手のあんこぱん』。最高級「幻の備前白小豆」を使った数量限定『備中白小豆大手ぜんざいセット』など。イートインメニューも充実しています!こちらは、店内のイートインスペースの様子。奥に見える大きな大手まんぢゅうの絵は、岡山県出身の画家、児島慎太郎さんの作品。児島慎太郎さんは、美観地区にある大原美術館の創立の際にヨーロッパを回ってモネやルノワールの絵画を集めた日本画家・児島虎次郎さんのひ孫さんです。100号サイズの大きな油絵で、実物はもっとほっこりとした温かみのある色をしています。児島慎太郎さんが、この油絵を描いているムービーは『大手まんぢゅうカフェ』さんのFacebookで見ることが出来ます。私は初めて見たとき、神秘的な雰囲気の映像に思わず見入ってしまいました.....!そんな素敵な絵を眺めながら、蒸したての大手まんぢゅうをお楽しみいただけます。ここでしか味わえない商品ばかり。美観地区に来られる際はぜひお立ち寄り下さい。今回のリターン品!自宅で『大手まんぢゅうカフェ』セット今回のクラウドファンディングのリターンは、『大手まんぢゅう』と『大手まんぢゅう専用焙煎珈琲』セットにさせてもらいました。『大手まんぢゅう』8個に加えて、それにあわせて焙煎されたオリジナルの珈琲をセットにしてお送りします。珈琲のほどよい苦味とあんの甘さが口の中で調和し、お互いのよさを引き立ててくれます。珈琲1杯で、大手まんぢゅうを2.3個ペロッと食べたくなるぐらいベストマッチです。岡山伝統の味と、専用珈琲のセット。ご自宅のティータイムを格段に贅沢にしてくれますよ。今回のクラウドファンディングのページから、美観地区への支援のリターンとしてご購入いただけます。明日のお知らせ明日の記事では、世界初のデニムスーツ専門店『inBlue』さんをご紹介します。もともとは労働者の作業着だったデニムの概念が180度変わる、紳士服としてのデニムをご紹介します。ぜひ明日もご覧ください。
はじめまして。美観堂の塩崎といいます。この4月に新入社員として入社して、今は美観地区のいろいろなお店さんのご紹介を書いています!まず最初に、昨日の公開から、すでに100万円以上のご支援をいただき、本当にありがとうございます。スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。支援者のみなさんのコメントもひとつひとつ大切に読ませていただいています。この美観地区は本当にたくさんの方々の大切な場所なんだな、ということを改めて実感するとともに、このプロジェクトをきっと成功させなければ、という思いを新たにしています。支援金を募集している4/27(月)〜5/28(木)の間は、「クラウドファンディングの活動報告」という形で、今回のプロジェクトに協力して下さったお店さんのご紹介や、次回の美観地区へのご旅行がより楽しみになるような情報を書いていく予定です。ぜひチェックしていただき、楽しんでもらえると嬉しいです。そんな第1回目の活動報告は、株式会社バイストンさんの「倉敷帆布」をご紹介します。倉敷市は国産帆布の約7割を生産する日本一の産地で、ここで作られた一級帆布こそが「倉敷帆布」と呼ばれます。倉敷帆布に込められたこだわりや、今回のクラウドファンディングのリターンにもなっている、おすすめの商品について書かせていただきました。岡山が誇る一級帆布「倉敷帆布」「帆布」は、簡単に言うと「綿や麻からできた船の帆に使う丈夫な布」。明治時代以降、船の帆だけでなく、トラックやテントなどの産業用素材として多く使われてきました。跳び箱や、体育マット、キャンバスなど、実は私たちの身近でも多く使われているんです。そんな帆布の中でも「倉敷帆布」は、原糸という織物を織る時に元になる糸から、帆布が出来上がるまで全てを一貫して生産することにこだわってつくられています。丁寧で高品質なものづくりによってできた「最高級帆布」なんです。ちょこっと工場見学岡山県倉敷市曽原にある帆布工場で、そんな倉敷帆布はつくられています。帆布の製造に使われているのは、現在は生産が行われていない1960年代の旧式のシャトル織機。このシャトル織機、最新式の織機と比べると、織るのにとても時間がかかるんです。にもかかわらず、バイストンさんは自分たちで修理したり、パーツを自作したりしながら古いシャトル織機で帆布の制作をしています。理由は、その「遅さ」。時間をかけて、ゆっくりと糸を織ることで、倉敷帆布の独特な風合いを生み出し、趣のある生地ができ上がるんです。この写真は経糸(たていと)を準備する、整経(せいけい)と呼ばれる作業の様子。本数、長さ、張力などをそろえているところです。数百本の糸が一気に巻かれて一つの場所に集められることで、帆布独特の美しい糸の重なりが生まれます。こちらのかわいいてるてる坊主は、明日の天気をお願いするもの...ではなく、実は部品に記したチョーク文字を消すための道具なんです。これは残った糸で職人が手づくりしたものだそう。そこに顔を描いてしまうなんて、職人さんの遊び心が詰まっていて、とてもすてきですよね。職人の遊び心が詰まっていて、とてもすてきですよね。コロナが明けたら、改めて工場見学に行きたい!と思います。織り上がった帆布生地は最後の関門、検反(織物の織むら・きず・よごれなどを検査する工程)へ人間の目で厳しくチェックされます。全ての工程を終えた倉敷帆布たちは、用途に応じていろいろな形に加工され、日本、そして世界へと出荷されていきます。美観地区のお店のご紹介『倉敷帆布 美観地区店』さんは、倉敷帆布の赤い暖簾が目印。倉敷帆布をつかって作られた商品が取り扱われています。バッグを中心に、ファッション小物、キッチン雑貨、文具など、幅広いラインナップが展開されています。「伝統ある素材を多くの方々に知ってもらいたい」そんな思いでつくられた、素材の魅力と洗練されたデザインの商品がたくさん。次回の美観地区へのご旅行では、ぜひ、お気に入りの倉敷帆布を見つけてみてはいかがでしょうか?倉敷帆布のバッグの特徴倉敷帆布の大きな特徴は、とにかく丈夫なところ。濡れても水が浸透しにくい。ライターで炙っても燃えにくい。それくらいとっても丈夫なので、倉敷帆布のバッグは長い間お使いいただけるんです。月日を重ねて使い込むほどに味が出て、柔らかくなって、馴染んでいきます。本革のような特性を持っていますが、本革よりもエイジング(経年変化)が早いので、使い始めてすぐに馴染みますよ。使い込んでいくごとにあなただけの風合いになっていくので、世界に一つのあなただけのバッグになっていきます。今回のリターン品!倉敷帆布のセルヴィッジトートバッグ今回のクラウドファンディングのリターンは、倉敷帆布のセルヴィッジトートバッグにさせてもらいました。セルヴィッジとは、生地の両端の部分に糸の端がフサフサと出ないように織られ、美しく整った生地のこと。バッグの本体はもちろん、持ち手、内ポケットに至るまですべてのパーツが帆布の余り(裁断ゴミ)が出ないように作られているのも大きな特徴。機屋(はたや)が手がけたからこそ生まれた究極のバッグです。鞄の内側には赤い倉敷帆布のロゴマークがついています。バッグの中も大容量。幅は、B4サイズのものまで入ります。内ポケットが2つあるので、携帯やハンカチなども入れられるのが嬉しいポイント。また、倉敷帆布には、耳部分にオリジナルのデザインを織り込んでいるものがあります。それがこちら。このグレーと紅のラインは、工場を創業し、株式会社バイストンの社名の由来にもなった夫婦「石五郎」と「梅」(ストーンとバイ)にちなんだもの。まっすぐ揃ったセルヴィッジは高い品質の証。こちらのトートバッグは、キナリ、紅葉(もみじ)、錆青(さびあお)、煤竹茶(すすたけちゃ)、墨(すみ)の5色の中からお好きな色をお選びいただけます。各色10個限定ですので、気になる方はぜひお早めに!美観地区への支援のリターンとしてご購入いただけます。明日のお知らせ明日の活動報告では、『大手まんぢゅうカフェ』さんをご紹介します。「日本三大まんじゅう」の1つ『大手まんぢゅう』と世界中から厳選したスペシャルティコーヒーを楽しめるカフェとおみやげのお店です。ぜひ明日もご覧ください。