西暦869年貞観津波の堆積物 ジオスライサーによる地下150cmのコア 2012 年 オーストラリアで開催されたIGC(万国地質学会議)では,3.11の津波に襲われた,ハワイ,インド,インドネシア,バングラデシュの研究者等から自国の被害状況が報告され,東北地方太平洋沖地震が,JYHOUGAN JISIN(貞観地震)の再来であることを確認した. 1986年に貞観地震津波堆積物を発見した箕浦幸治教授からジオスライサーによる地下150cmのコアを見せていただいた.黒いコアの中にひときわ目立つ十和田a鍵層その直下に黒色の砂層が,西暦869年貞観津波の堆積物,見学者は写真撮影,スケッチを開始した終了間際,十和田aサンプルを手渡された(2013年東北大学で開催された第120年日本地質学会巡検,写真は荒浜).
「横須賀市野比海岸の北武断層破砕帯」 横須賀市の野比海岸で、観察することができます. 活断層学会のオリジナルカレンダー2016. 500円。日本活断層学会で発売中。
9月1日始業式を終えて,児童は,下校しました。 11時58分の大正関東地震で,逗子小学校は,全壊し,女の先生が犠牲となりました。 青空教室で授業が始まりました。 逗子町役場も全壊しました。(逗子小学校創立100周年記念誌より)
JR逗子駅から京急新逗子駅周辺 左側野建物は,鎌倉銀行逗子支店(横浜銀行逗子支店)です。 手前の大通りは逗子銀座通りです。 清水橋は,通行不能となりました。
復刻版 こわかった地震津波 ( 伊東市立図書館) 伊東市宇佐見では,過去の震災の教訓により,関東大災で,一人の犠牲者も出さなかったそうです。 宇佐見小学校には,関東大震災の体験を綴った全児童の作文集(一巻と二巻)が,保存されています。 子ども達は,津波が襲来する様子や引き波で破壊される家々の様子などを高台から見ており,作文には,避難した場所や津浪襲来の様子などが具体的に書かれています。 震災の状況を克明に記憶し,次世代へ継承すべき事柄が具体的に綴られています。





