元祖香水。 世に元祖は山ほどありますが、香水の元祖は「ケルンの水」と呼ばれる柑橘系の香りです。フランス語の ” Eau de Cologne ”「オーデコロン」とは オーが水という意味、コロンはケルン。そのままケルンの水というわけです。 この香水の香りは、精油で表現することができます。ブレンドレシピは種々ありますが、Y-Breezeで販売しているケルン水スプレーは下記の精油を使っています。 ベルガモット、レモン、オレンジ、ラベンダー、ビターオレンジ、ネロリ、ローズマリー。これに無水エタノールだけを加えて(水は使いません)作ります。濃度は12~15%。毎日よく振って熟成させること約2週間。香しい「ケルンの水」の出来上がりです。 精油を見ていただくとわかるように非常に濃厚な柑橘系の香りで、濃度を調整すれば、お子さんからお祖父ちゃんお祖母ちゃんまで幅広くお使いいただける香りです。濃厚な香りとは言うものの本物の香水とは違いますので、柔らかくて品のある香りです。 ケルン水は香水の代用ばかりでなく、このままリフレッシュスプレーにしても良いですが、ただアルコール濃度が高いので火気に注意が必要です。(火の近くでは噴霧しないでください) もしおウチに、海外旅行土産のケルン水があったら、商品ラベルをよく見て、ご使用の際には十分確認してくださいね(*^_^*)
ふとした香りで、懐かしい出来事や風景がよみがえることがありませんか? 香りという刺激情報は、過去の素敵な思い出や快適な感情と直接結び付いて、安心感を引き出します。 美味しそうな匂いでお腹がすいてくるように、自分にとって心地良い香りは、隠れていたリラックス状態を呼び起こすのです。 香りや匂いは、鼻から入って脳の情動を司る部位に届きます。初めてその香りや匂いを経験した瞬間に、しっかりと脳に記憶されるので、その印象は人によって全く違うものになります。経験の違いが香りの印象を個人的な物にしていくのです。 写真は、アロマ同様、癒しの世界に連れて行ってくれる「くらげ」です。水族館でふわふわゆらゆら水槽を漂い続け、その緩さが見る人の緊張をほぐしてくれますよね。 このクラゲをテーマにして香りを作るとしたら... 私は甘めの柑橘系をベースに、ほんのちょっとだけミントを加えて、スッキリ&ふわふわ感で仕上げると思います。それは、実はクラゲを見る前に食べたパフェの匂い (笑) さあ、あなたのイメージするクラゲの香りはどんなですか? 写真を観ながら、クラゲの香りを想像しながら、ゆっくりと癒されてください(*^_^*)
今日は 長野市権堂イーストプラザ市民交流センターでアロマ体験会を行いました。 ハーブのロールオン、風邪予防ハンドジェル、季節のリフレッシュスプレーの3種。 小さいお子さんと遊びにいらしていたお母さん。ご主人の分と2つ、リフレッシュスプレーを作っていかれました。香りは柑橘系の「薫風」と「花火」。柑橘系はお子さんにも人気です。 先月23日にここイーストプラザで開催されたワークショップデイはY-Breezeも参加したのですが、その時に仕事で来られなかったという方は、ジェルを作られました。香りは「睡蓮」。「普段はラベンダーが苦手だけれど、この睡蓮は大丈夫。いい香りです」とおっしゃっていただきました。ジェルは手洗い後の感想を防ぐのにも役立ちます。 ご自宅で ディフューザーを使っているという男性の方。オリジナル精油をお試しいただき、「薫風」をご購入くださいました。同じ柑橘系でも薫風は比較的男性に人気の香りです。 他たくさんの皆さん、ありがとうございました! さて来月は、4月20日(土)朝10時から、またイーストプラザに出店します。 ここは雰囲気が穏やかで、施設の職員さんも皆な親切で心地よいです(*^_^*) 追伸 今回は新しい試みとして、CAMESカラーセラピーの宮沢さんとご一緒しました。宮沢さんとは、色と香りをテーマにコラボしていく予定です。 色と香りのお話は、また後日(*^_^*)
真田家ゆかりの街、長野市松代にある皆神山はパワースポットとしても有名です。 世界最古のピラミッドではないかと言われ、山頂付近は時々謎の光を放ち、UFOの目撃談があったり、実はUFOの基地があるのでは?となどとも言われています。 松代柴石プロジェクトで作らせていただいた松代の香りの中で、この神秘現象を持つ皆神山に似合うのは「海津」です 松代の街並みとお城をテーマに「海津(かいづ)」 ウッディ&シトラスで樹々の合間を流れる風をイメージしています。心身の滞りを解消して深い森にいるような癒しを与えてくれます。 写真は今年に入って商品化されたピラミッド型ストーンです。「海津」の香りを含ませて浄化・瞑想の時間を持てば、皆神山に潜むUFOと交信するのも夢ではないかもしれません(*^_^*)
街中ではなかなかみられない梅の花 暖かい日が続いたので花が開いてきました 私はこの「梅の花の香り」が大好きです 各家庭の庭先にある梅の木は比較的低いですが、この木は背が高く、花も上の方についていて香りまでは確認できませんでした この梅の花の香りの主な成分は「酢酸ベンジル」という化合物です。ジャスミンやイランイランなど華やかな花の香りに多く含まれていますが、どちらも梅の花とは印象の違う香りですよね。 梅の花に含まれる香り成分は一つではなく、もう一つ含有量の多い成分がベンゾインです。安息香酸ともいい化粧品にも使われる甘い香りです。 梅の花の香りはこの二つ以外の他の香り成分の特徴から、精油として取り出すことが難しいのだそうです。 ならば、この酢酸ベンジルを多く含む花の精油とベンゾインをブレンドしたらどうでしょう? 面白そう!(*^_^*) 本当に梅の花の香りのようになるか、挑戦してみます!