今から約100年前の1905年。 とある一人の英語教師がアメリカからこの近江八幡市にやって来ました。 当時、まだまだ西洋文化が普及していなかった日本に、 新しい時代への第一歩を記した彼こそがW.M.ヴォーリズでした。 彼の功績は日本における西洋建築の普及から教育事業、伝道師など多岐に渡ります。 軟膏薬「近江兄弟社メンターム」を日本に普及させたのもヴォーリズと若き近江商人たちでありました。 特に、建築業においては今もなお日本各所に残っており、その数は約1500件にまで上ると言われています。 (旧肥後橋本社ビル 大阪市西区) しかし、彼の事業や日本での暮らしが順風満帆であった訳ではありません。 アメリカから単身で渡り、最初は一人も知り合いのいないこの近江八幡市で、 立ちはだかる困難に直向きに挑戦し続けました。 日米開戦の気運が次第に高まる中でも、ヴォーリズは日本への帰化を目指し、 その一生涯を全うしました。 そんなヴォーリズの直向きな精神やクリスチャンとしての姿勢は、現在にも受け継がれ、これからも人々の心の中に残り続けていくことでしょう。 地方が急速に縮小し続けている今日にこそ、自分たちの生まれ育った地をもう一度振り返ることが必要です。 私たちはその地に生まれ、多くの友や恩師などと出会いながら今日まで育って来ました。 しっかりと地に足をつけ、自分という存在を形成してくれたコミュニティーに恩返しをしたい、何かを還元したい、そう少しでも思うことが地方活性化の源になります。 生涯に渡って、個人資産を持たずに社会に貢献し続けたヴォーリズの生き方は、 私たちにも深く考えさせることが沢山あります。 一個人として社会的責任を認識し、実行していくことの大切さや、 今回のイベントにおいても、より一層実りあるイベントにするために出来る事をとことん考え続けることなど。 このような歴史のある近江八幡市で行うミニキャンプは決して個人のためだけではなく、 もっと大きな社会としての枠組みからも考えていきます。 ヴォーリズが来日してから100年。 また新たな100年への風を吹き込めるよう、精一杯努めてまいります。 どうぞ、引き続きの応援を宜しくお願いいたします。
みなさん、おはようございます! 11月28日に始まったこのクラウドファンディング、 現在、9人の方々から99,000円のご支援をいただいております。 段々とイベント当日が迫ってくるにつれ、 私たちも一層の緊張感を感じながら、準備を進めています。 そして、クラウドファンディング終了まで残り10日となりました。 引き続きのご支援を宜しくお願いします!!
おはようございます! 何とイベント開始まで今日で2週間前です! 高校生のみなさんとどんな3日間を過ごせるのかとても楽しみです! そして今日はイベント期間中に宿泊させていただく『Little Birds Hostel』さんを 紹介させて頂きます。 「小鳥が羽を休ませるような空間を創ろう」 そんな想いのもとLittle Birds Hostelさんはこの城下町・近江八幡市に誕生しました。 また写真にもあるように、Little Birds Hostelさんでは、 宿泊施設に加えWi-fi完備の充実したワーキングスペースなども整っています。 また、このLittle Birds Hostelさんは以前レポートで紹介したMachiya Innさんと共同で経営されています。 古き良き雰囲気漂うMachiya Innさんとは、また一味違うモダンな空間をLittle Birds Hostelさんは作り出しています。 歴史の香りと現代の香りが美しく交差し合うこの近江八幡市。 1908年に宣教師として来日したヴォーリズが生み出した新しい時代への第一歩。 そして2017年にまた次の時代への一歩が生まれるように努めさせていただきます。 引き続きのご支援を宜しくお願いします!
みなさん、おはようございます! 今日は滋賀ミニキャンプ2017で行われる教員研修について説明します! ーどうして教員研修を? 私たちは、これから日本と世界を担っていく中学生・高校生が自立した個人へと成長するためには、教員のみなさまからの協力が必要不可欠だと考えています。 社会が急速に変化する中で、「主体性」や「個性」など、 従来の授業形態ではどうしても成し遂げ得ない課題が1つ、また1つと立ちはだかり始めています。 そこで、生徒が主体的に学び、自らの設計図を描けるよう支援するためは、 教員の方々と協力し合いながら出来ることを探求・実践することが必要なのではないだろうかと考え、この教員研修を企画しました。 ー何をするの? 教員研修当日には、留学フェローシップ理事長・髙島崚輔からのプレゼンテーションや、 留フェロの教員メンバーを含めたディスカッションなどを行う予定です。また、具体的な海外大学進学情報の共有などの時間も設けたいと考えています。 また、イベントや教員研修などに関するお問合せ・ご相談は、以下の連絡先までお願いいたします。 お問い合わせ:mmori@ryu-fellow.org(担当:森) 最後に、この滋賀ミニキャンプ2017が高校生の後押しをするきっかけになってくれることを願ってやみません。 どうぞ、引き続きのご支援を宜しくお願いします!
おはようございます! 今日はまた1人、滋賀ミニキャンプを一緒に作り上げる仲間を紹介します! 幼い頃からパソコンをいじるのが大好きだった、そんな彼です。 普段から中古屋を巡っては、パソコンのパーツを買い集め、しまいには組み立ててしまうビックリするような、そんな彼です。 どうして留フェロに関わろうと思ったのですか? 僕は2年間留フェロに高校生の時にお世話になりました。 あの時の経験がかけがえのないものとなって今に生きています。 その恩返しと自分の経験を活かしたかったので関わろうと思いました。 今、高校生に伝えたいことは何ですか? 高校で勉強も大事ですが、学問だけをしていたら勿体ないです。 大学に入ってから視野を広げると思わずに、 高校の時から視野を広げ積極的に物事に取り組むべきです。 自分の学びたい学問は、いつどこで見つかるか、誰にも分かりません。 自分の秘めた可能性を探っていくためにも、 1つに固執することなく、”幅広い分野”に触れてみるということはとても大切です! 12月11日現在、8人の方々から49,000円のご支援をいただいております。 これからも応援のほど、どうぞ宜しくお願いします!