初めまして。 今回出演させて頂きます赤松真治です! 皆さんのレポートに重ねて言うようですが今回のテーマは「コミュニケーション」です。誰しも普段の生活の中で、考えている事を口に出さない瞬間は多くあるのではないでしょうか。 その時が「言うタイミングではない」瞬間であれば多くの事は問題ありません。しかし「言いたいけど言えない」瞬間であるとすれば、それは理想的なコミュニケーションには繋がりません。 今回の稽古場では、全員が考えている事を言葉にしないと作品が進みません。そして発信する姿勢を取る為には、同時に受信する姿勢を取っている必要があります。稽古開始当初、その姿勢を取る事自体に参加者は(少なくとも自分は)手こずっていました。 しかし、自分自身毎日の稽古を通して言葉にする事、また話し合う事に少しずつ慣れて行っているように思えます。まだ完全とは言いきれませんが、全員が全員に影響を与え合いながら進んでいます。そしてそこの影響の核には必ず「対話」があるように感じます。 もしこの影響を、『Re:dialogue』を通して見に来ていただく方にも与える事ができたら、僕が思う、コメッコ共同体に取ってのこれ以上無い事だと思っています。
はじめまして、島根県出雲市大社町出身で、今回出演させていただきます、いとうけいすけといいます。芸名をひらがな表記にしていることには、たいした意味はありません。 本公演のテーマが、対話、コミュニケーションについてということで、稽古をしていく中で、ぼくは自分の今までのコミュニケーションについて振り返ることが自ずと多くありました。ぼくは今までに、いくつかの大きなコミュニケーションの失敗を犯していて、ぼくはそれを今でも恥じて、あるいは悔いて、毎日眠っています。 ぼくは劇作コースに所属していて、普段は台本を書くことが多くあるので、対話というものを書く時には、できるだけ丁寧にそれをスケッチすることを心がけます。何か大切なテキストを作り上げて、それを誰かの心に突き刺そうという時に、それが軽はずみで、傲慢であってはならないからです。 今回の作品作りでは、そこにジレンマがありました。誰かひとりの手によってテキストが作成されるわけではないので、そういった丁寧さを求められないからです。なので、この作品ではよりダイレクトに、本質だけを捉えるシャープさが必要です。 そんなことを考えながら毎日みんなで稽古を重ねています。本番で、どんなものができているのか、今の段階で想像しきることはできませんが、ぼくは楽しみです。そして、ぼくらが作り上げたものをみなさんに観ていただいて、楽しんでいただけたら、そんなに素敵なことはないと思います。
皆様!こんばんは!! 松﨑です! 今回は今回6/30〜7/2にカラコロ工房第二金庫室にて上演する作品「Re:dialogue」について書こうと思います。 この作品は本内容でも紹介させていただいたように『コミュニケーション』をテーマにした演劇作品です。 稽古初日、この作品には戯曲がありませんでした。 演劇と言われると、与えられた状況があり、役があり、セリフが前提としてあるものをイメージされるかもしれません。 しかし今回、稽古の中で「わたしたちがこの作品で何を表現するべきか」ということを一からメンバーで話し合い、そこから作品を立ち上げています。 演劇は、新しい価値観や気づきとの出会いの場になる。 これらの出会いは、他人と生活をしていかなければいけない人間にとって、必ず必要なものだと思っています。 演劇にそういった要素があるということを認知してもらうには相当な時間と活動が必要です。 今回わたしがこういった作品作りの方法を選んだのは 「これも演劇って言っていいんだ」「演劇ってこういう楽しみ方もあるんだ」 演劇が持たれているイメージを広げることができるのではないか?と考えたからです。 演劇の表現方法のイメージを広げてもらった後に、演劇自体のイメージを広げることはできないのか?そのために既存の方法をできるだけ排除するという選択を選びました。その選択のひとつがクラウドファンディング でもあります。 演劇以外の場所で、島根でも新しいコミュニティのデザイン、コミュニティの強化を目的とした活動が多くみられています。 このタイミングが、島根で演劇を「新しい場所づくりのツール」として認知していただく機会として絶好のチャンス、だと思いました。 わたしたちの演劇作品をみていただき、そして皆様が知らない他人という存在に、出会っていただければと思います。 よろしくお願いいたします。
皆様こんにちは!松﨑義邦です! クラウドファンディング達成率54%となりました!!! ご支援していただいた皆様、また情報を拡散してくださった皆様、そして私たちが書いた言葉をみてくださった皆様に本当に感謝いたします。 ご支援していただいた皆様への直接のお礼のご連絡は、私たちが島根に向かうタイミング、6月28日にさせていただきたいと思っています。 すぐにご連絡ができずに申し訳ありません。。。 コメッコ共同体のメンバー全員が島根の空気を肌で感じた後に、メンバー全員分の感謝の気持ちを込めて、お一人お一人にご連絡させていただきたいと思っています。 今後も応援のほどよろしくお願いいたします!!!
こんにちは、出演いたします大橋悠太です。コメッコ共同体の稽古が始まって早二週間弱になります。 方針も固まってきていよいよ、身体を使った稽古となってきました。僕はいま稽古のお陰で身体中が筋肉痛です。 今回は“コミュニケーション”をテーマに作品を作っているわけですが、稽古中にもお互いの言っている事の意味や意図がわからない時や、かと思えば、驚くほど意志疎通がスムーズにできる時もあったりします。それをまたシーンに組み込めないかと考えてみたり……。 言葉だけじゃなく、身体や作品全体を使って“コミュニケーション”を表現する方法を模索してます。考えることは尽きないです。 僕の好きな言葉に「情理を尽くして語る」というのがあるのですが、本番でも情理を尽くしてこの演劇を届けられたらと思っています。筋肉痛に負けずに、まだまだ頑張ります! 引き続きよろしくお願いいたします!





