・「中央部分からスタートする」「出遅れた人が不利になりすぎないようにする」といった点を鑑みながらMAPを作り直してみました。 ・写真が見辛くてスイマセン……。大まかに説明しますと、中央の「泉」がスタート地点となります（原作では番長グループがお弁当を食べてた場所ですね）。 ・すぐ上の「教室」、右下の「武道場」、左下の「番長小屋」、右上の「生徒会室」、左上の「旧校舎」にそれぞれボスがいます。いま挙げた順に強くなっていき、倒した時の報酬（アイテム）も大きくなります。 ・なので、複数人プレイの場合、最初に「教室」を目指し、次に「武道場」、その後で「番長小屋」と、じょじょにステップアップしていく形をイメージしています。 ・もちろん、「最初の二人は『教室』を目指しやがった。多少危険だが、俺は一人で『武道場』を目指して一歩先ん出るぜ」とか「二人は『教室』、もう一人は『武道場』を狙ってやがる。俺はバクチで『番長小屋』を狙うぜ」とかもアリ。     ・このゲームは序盤はアイテムトークンやLv2トークンを目指して、それらで戦力を強化していきますが、アイテムやらLv2魔人やらを入手した後のトークン再設置がだるいという問題がありました。ダイスを振って出た番号の中で好きなところに「トークンを取れなかった人」が再設置するというシステムでしたが、複数人プレイをするとなると、じゃあ誰に選択権があるんだ、みたいな問題もありました。 ・というわけで、今回は「トークンは今いるところよりも数字が１低い場所に取った人が再設置」にしてみました。 ・お気付きの通り、泉に近い場所に１があるので、ゲームが進んでいくと自然と泉の周りにアイテムトークンやLv２トークンが再設置されることになります。 ・途中でポックリ死んで泉に戻されちゃうと、そっから戦力を整え直すのに時間がかかって、トップ集団に全く追いつけないまま取り残される可能性があります。しかし、泉の周りにトークンが集まってくるので、死んだ人も短期的に戦力を強化できるようになります。 ・番長小屋へ向かうルートだけやや特殊であり、進行方向に向かって６→５→４と降順になっています。これにより出遅れた人も番長小屋へ向けて進んでいけば、連続してアイテムやLv2魔人を獲得でき短期成長できるようになります。 ・ただ、これが救済措置になるのか、勝っている人がこのルートを使ってさらに勝ちを進めるだけになるんじゃないか、など、色んな懸念点があるので、今度のテストプレイで検討してみます。

第三ストレッチゴールでオファーする作家先生に、新たにくろは先生と、とだ勝之先生が決定しました。   　くろは先生はガンガンONLINEを主戦場に活躍されているギャグ漫画家で、代表作の『帰宅部活動記録』はアニメ化もされました。作中にアザラシを頻繁に登場させる奇癖で知られた作家でもあります。昔からの知り合いだった縁で今回お引き受け頂きました。 　くろは先生には『飛行迷宮学園ダンゲロス』から流樹苗をお願いしております。「運動を否定する」という奇妙で無体な能力を持った、希望崎学園番長グループの幹部クラスキャラです。   　そして、もうお一方、とだ勝之先生にご受諾頂けました。とだ先生は『あきら翔ぶ!!』『Mr.釣りどれん』など講談社で主に作品を発表されている作家で、最近ではDIY漫画『ホームセンターてんこ』が話題となりました。 　とだ先生には同じく『飛行迷宮学園ダンゲロス』から伝説の大番長、大銀河超一郎をお願い致しました。己を取り巻く世界を少年漫画の文脈に変質させて、その中で自からが主人公となる恐ろしい力『ヒロイズム』を持つ最強クラスのメタ能力者です。 　くろは先生、とだ先生によるイラスト化にご期待下さい！

８４万円突破の第三ストレッチゴールを達成しましたので、厳男子先生、ならびにさおとめあげは先生へイラストを発注させて頂きました。   　厳男子先生はちばてつや賞にて優秀新人賞を受賞してデビューした期待の新人作家であり、以前は僕と組んで週刊ヤングマガジンにて『暴力退魔師ド外道菩薩丸』を執筆してくれました。力強い筆致から生み出されるシュールな雰囲気を武器とする作家です。デビュー作『TOUGEI 闘芸』はこちらから無料で読めます。 　厳男子先生には『ダンゲロス1969』に登場する作中最強キャラ、池松叢雲をお願いしております。ダンゲロス・ユニバースでは未だ三名しかその存在を確認されていない完全熟達者（オーバー・アデプト）であり、『転校生』とも互角以上の戦いを演じられる強者です。   　さおとめあげは先生は『ニンジャスレイヤー　グラマラスキラーズ』などで知られる作家で、現在はコミック乱にて『零鴉-Raven-』を連載中です。『グラマラスキラーズ』では、登場する全ニンジャをイケメン化（グッドルッキング）したことで話題となりました。 　そんな早乙女先生には『戦闘破壊学園ダンゲロス』から忍者高校生・服部産蔵のイラスト化をお願いしました。横田版では覆面の下の顔面偏差値が恐ろしく低いという設定となっておりますが、今回は僕の一存で「重グッドルッキングでお願いします」とご依頼しております。関係者各位、ご了承下さい。 ＊ 　また、マツリセイシロウ先生には『ダンゲロス1969』から芹沢清姫をお願いすることになりました。自身の股間を露出させることで見物者に拍手を強要する戦略級の魔人です。 　ごとう隼平先生には『飛行迷宮学園ダンゲロス』から園城寺サカナをお願いしました。天地逆転能力という大規模能力を持つ女の子で、ゲーム中ではメタカードとして活躍する予定です。  

　 　今回のクラウドファンディング企画にご参加頂く作家の先生方の紹介を、順次させて頂きます。まずは杉村麦太先生です。 　僕は一時期、チャンピオンREDを毎月購読していました。当時のチャンピオンREDは凄まじく、萌え一つとっても読者を普通に萌えさせてなるものかとばかりに趣向を凝らした作品がひしめき合っており、ページをめくるごとに頭がクラクラしていた程です。 　思い出深い作品を挙げると、宇宙人に性転換させられた少年が同級生男子を誘惑するために家に押しかけてゲロを吐く吉富昭仁先生の『BLUE DROP』や、女装少年が触手に責められる二ノ瀬泰徳先生のファンタジー漫画『魔女の騎士　ヘクセン・リッター』などです。 　まずもって「普通の女の子がエロいことをする」という概念が紙面に存在せず、「陵辱対象が男であることが最低限のレギュレーション」と言っても過言ではない世界でした。そんな魔窟の如き紙面にあって、僕が最も好きだった漫画が杉村先生の『アキハバラ無法街』なのです。 　主人公はメイド喫茶で女装ショタメイドとして働く、くるり。彼が事あるごとに股間を責められるガンアクション漫画です。       　単行本のおまけページにはこう書かれています。 「最初は『股間に型パーツを埋め込まれた女の子』という設定だったのですが、マニアックすぎるということで却下。普通の女装少年に……」。 　………………ふつう、とは？？ 　一方で本作は極めてドライな世界観も魅力です。メイドもオタクも何かあると２秒後には銃を抜きます。    　メイドカフェを訪れたモブのオタクも、トラブル発生から２秒後には銃を引き抜き、臨戦態勢に入っています。 　戦闘描写も極めてドライで、毎回のボス戦は概ね２～４ページ以内に決着が付きます。ガンアクション漫画ですから。武器が銃ですから。当たれば死にますから2ページで死ぬんです。そこにウソを吐かない冷徹さとハードな世界観が、秋葉原、オタク、コギャルなどのタームと融合し、メイドやオタクが秒速で武器を構えては秒速で死んでいく、凄まじい世界が描かれます。  　＊ 　チャンピオンREDは僕の今の作風に明らかに影響を与えており、わけても『アキハバラ無法街』はその中核とも言うべき作品です。 　当時のチャンピオンREDを読んでいて頭がクラクラしたのは、「性転換/ゲロ」「女装/触手」「女装/股間責め」などのように、複数の異なる属性がチャンポンで展開されていたことがあると思います。属性の悪魔合体は少数の読者の精神の中核を貫き、多数の読者をその異様な世界観で圧倒します。つまりどちらに転んでもプラスということです。僕はこの真理をREDから学びました。 　拙著『戦闘破壊学園ダンゲロス』では、邪賢王ヒロシマは数十年間無洗濯の長ランを着込んだ凄まじい異臭を放つ大番長ですが、彼が性転換により美少女へと変貌します。 　美少女になろうと臭いものは臭いのですが、「ただの悪臭」から「美少女の放つ悪臭」へと変化することで、悪臭の意味合いが変化します。皆さんも凄まじい悪臭を放つ美少女に迫られて、吐き気に耐えながら騎乗位で犯されたいと思いますよね？　つまり、そういうことです。 　こういったセンスは、間違いなく杉村先生を始めとするチャンピオンREDの薫陶により培われたものです。そんな心の師と言っても過言ではない杉村麦太先生に、今回、『ダンゲロス1969』のキャラクター、天才忍者少女・服部明日香のイラストをご依頼させて頂きました。 -------------------- 数々の新忍術を開発し、一族の歴史を一人で追い抜いた天才であるがゆえに、彼女は余人の共感を得られぬ難問へと直面したのだ。真の忍とは何か。究極の隠形術とは何か。中学二年生の彼女は日々真剣に忍道を求めた。答えの出ない日々が続く……。 　今日も一人、自室に篭もり、学習机に座り、唸り声を上げる服部明日香。と、その時ーー。彼女はふと本棚を見た。少女漫画の背表紙に何か黒い糸のようなものが見えた。はてな、と思い近付いた彼女は、それを手に取り、とりあえず口へと放り込んでみる。瞬間、ハッ！と気付いた。 　ーーこれは……兄の陰毛だ！ 　しかし、なぜ兄の陰毛がこんなところに……。兄は少女漫画など読まないし、そもそも中学になってから明日香は自室に鍵を掛けている。兄が入って来れるはずはない。だが、思い返してみれば、こんなことは一度や二度ではなかった。兄の陰毛はいつも信じがたい場所にいつの間にやら落ちているのだ……。彼女は考える。ありえない場所から見つかる陰毛の数々。気配を殺し、密かに忍び寄る兄の陰毛。そして……ついに彼女は気付いた！ 「真の忍者は陰毛なんだ……！」 --------------------（『ダンゲロス1969』より） 　服部明日香は天才忍者である故に究極の忍道を追い求め続けた結果、「真の忍者は陰毛である」という真理へと達し、陰毛擬態忍法を得た服部明日香。彼女はいまだ作品上でイラスト化されたことがなく、今回初めてのイラスト化となります。杉村麦太先生が服部明日香を（全年齢で）どう表現するのか、皆さんもぜひご期待下さい！！！ ※ダンゲロスボードゲームはご家族で遊べる全年齢向けゲームを目指しています。

第二ストレッチゴールでお願いする最後のお一人に、僕の戦友でもある渡辺義彦先生が決まりました。 渡辺先生には『戦闘破壊学園ダンゲロス』から「静かなる駒沢」を描いて頂きます。       　画像は横田版静かなる駒沢。渡辺先生の手によって、どんなビジュアルに変貌を遂げるのか僕も楽しみです！   　なお余談ですが、静かなる駒沢は、昨年カムヨムから『勇者のクズ』で作家デビューしたロケット商会さんの作ったキャラクターでもあります。ロケットさんは最初期からのダンゲロスプレイヤーであり、僕の小説においても、池松叢雲・筑摩泰斗（『ダンゲロス1969』）など、彼の作ったキャラクターを多数使用させて頂いています。