あと3日になってしましました。 もうダメだ・・・ いや、まだ諦めるのは早い! と自分に喝を入れています。 昨晩、facebookの友人である宮城県の 丹野智文さん(41)が、ご自身が出演した 「政府インターネットテレビ」を紹介 しておられ、そのビデオを観ました。 丹野さんは、39歳でアルツハイマー型 認知症を発症し、一時は絶望の淵に いらっしゃいましたが、自分らしく 暮らしていくことを選び、現在は、 認知症のことを多くの人に知ってもらい たいと講演活動を行ったり、ご自身が 相談役となり、認知症と診断されて 途方に暮れている方の支援活動をされたり しています。 諦めたら終わり! 希望を持とう! 昨晩、弱気になっていた私を、丹野さんの ビデオは奮い立たせてくれました。 誰でも、自分の記憶に異変が起こり、 認知症を宣告されたらショックだと思います。 認知症についてたとえ知識があったとしても、 自分がどのようになってしまうのか、不安で 仕方がないと思います。 現在の医療では、認知症をまだ治すことが できません。認知症とともに暮らしていくには どうしたらいいかが課題です。 私は、たとえ認知症になっても、これまでと 変わらない暮らしをしたいと思っています。 家族と出かけたり、友人と会ったり、時々 美味しいものを食べたり、そんな日常を できるだけ守り続けたいと思っています。 けれども、今、自分が認知症になったら 地域の誰を頼ったらいいのでしょう。 不安を誰と共有したらいいですか? どこのお店が、認知症に理解を示してくれる のでしょう。 まだまだ整備されていないこともたくさん あります。自分が認知症になっても安心して 暮らせる社会の創っていきたいのです。 あと3日。まだまだ諦めません! 丹野智文さんがご出演したビデオはこちら。 ぜひご覧ください! 新オレンジプラン 認知症の人が自分らしく暮らせる社会へ
これまで、「NPOをなぜ設立するか」 「NPOの夢」など「NPO」と書いて いましたが、立場は「申請中」でした。 が、昨日、兵庫県のほうから8月20日に 認証されるという通知が届きました! まだ、登記手続きをしなければ、正式に NPOを名乗ることはできませんが、 県に認められた団体として、ようやく 新たな一歩を踏み出すことができます!
このマークを見たことがありますか? 国が進めている「認知症サポーターキャラバン」の マークです。全国の市町村が「認知症サポーター」を 養成し、全国では630万人、播磨でも1万5,000人が 養成されています。 養成講座を受講するとサポーターの証として オレンジリングが配布されます。 でも、あまり街中でオレンジリングをつけて いる人を見かけません。 もしも、私が当事者だったら、国や市町村が 認知症サポーターが「〇〇人」になりました! と発表しても、目印のオレンジリングを 見かけることがなければ、直接、関わることが なければ、孤独感が増すのではないかと思います。 「認知症サポーター」自体は、「とくべつなことを する人ではない」、認知症への差別や偏見を なくしたらいいという位置づけなので、直接、当事者に 関わりがないことは仕方がありませんが、受講数を ただ発表しているだけでは、やはり安心して暮らせる まちにならないような気がします。 そこでNPOでは「西はりま認知症サポーターの会」を 発足させて、サポーターの実践活動が増えていくよう お手伝いをしたいと考えています。 西はりま認知症サポーターの会のロゴはこちら! 会員になると、 ・会員証 ・会報 ・支援力アップ講座の受講 など、いくつか特典があり、認知症に関する情報が 届いたり、地域で支援を実践していくにあたり いっしょに考えていったりすることが可能となります。 認知症のあるご本人やご家族に、具体的に支援活動の 実態をお見せすることで、住んでいるまちが安心だと 感じていただけるのではないでしょうか。
NPOのリーフレットを作成中だと書きました。 5月15日に設立総会を開いて、すぐ ロゴマークを作りました。 活動を通じて知り合った民間活動を熱心に されている先輩たちが法人を作り、みなさん シンボリックで素敵なロゴマークを つくっておられ、それに習ったのです。 福祉、介護というと、どちらかといえば 女性が関わることが多いですが、私は、 男性も参画しやすいようにしたかったので、 マークは、甘すぎずシャープなものがいいなと 思いました。そして出来たのがこれ! オレンジ色は認知症支援のシンボルカラー デザイナーさんによると、このマークは、 「脳で働くニューロンのイメージで、つながりや 可能性を表すシンボル」なんだそうです。 かっこいい! さて、リーフレットの話に戻しますが、 リーフレットも、デザイナーさんとああだ、 こうだと相談しながら、デザインを進めて います。 そして、できあがった表紙がこれ! ロゴマークがアレンジされ、人と人との 「つながり」がより、分かりやすく表現 されています。これもステキ! 完成したら、皆さんとつながっていくために、 丁寧に配らせていただきたいと思っています。
播磨認知症サポートが、最も大切に 思っていることは、「軽度認知障害(数年以内に 認知症を発症する可能性がある)」とか 「認知症」だと診断された方やそのご家族が 絶望せず、「認知症だけれど楽しく暮らして いるよ」と言えるような社会の創造です。 そのためには、「ご本人に対する直接的な支援」と 「支援体制・支援環境づくり」を並行して進める必要が あると考えていますが、ご本人に対する直接的な 支援は、施設にお任せなところもありますし、それは ご本人の意思ではなかったりします。 全国では、ご本人といっしょに楽しもうという 企画が次々始まっていますが、播磨の当事者は、 それを知っているのか、知らずにいるのかという 状態です。 今、私たちが注目しているのは、静岡県富士宮市で 行われている「全日本認知症ソフトボール大会」 来年3月で3回目を迎える大会で、まだチームでの 参加はなく西日本vs.東日本で試合をしているよう なので、来年は1人でも播磨からそこに参加して もらいたい!と思っています。 ご本人が、何の目的もなくデイサービス等を利用する よりも、富士宮という「甲子園」を目指して、サポーターと キャッチボールをしたり、応援の練習をしたりするほうが、 どれほど楽しいでしょう。 そんな夢のある取り組みが、播磨の土地でできるよう、 ご本人との出会い、サポーターとの出会いを求めて います。 このプロジェクトは、それをアピールするためにも 必要なイベントだと考えています。