土によって味が変わる。 そんなことって、実際にあるようです。 例えば、種子島のニガダケ。 これは、そこら辺に生えている細い竹なのですが、他ではあく抜きしないと食べられない(あまり食されていない)のに、種子島のはそのまま焼いても、味噌汁に入れても、煮しめにいれてもすごく美味しい。隠れた種子島の名産品です。 種子島に来られたら、是非食べて欲しい一品です。 安納芋はというと、 近年種子島外でも安納芋の栽培が許可され、鹿児島本土をはじめ、他県でも栽培されてきているのですが、どうも種子島ほど甘くないという声を多く聞きます。 島内でも、安納集落の安納芋は美味しいと言われています。 そんなどこよりも甘い、本場種子島産の、しかも僕の知る限り7農家さんしか作っていない無農薬安納芋にもっと価値が付いてもいいはず。 この無農薬安納芋のスイーツをつくるプロジェクトは、そこの価値をあげたいと考えています。 もともと種子島の方々は、欲がなく(それがいいところなのですが)、安納芋の大きな会社は、ほぼ島外の会社。結局、農家さんは農協やそんな会社に安くで買い取ってもらい、農業という天候や虫などに左右される当たり外れのある大変な仕事なのに、それに収入が見合っていない農家さんがお多いと感じます。 種子島の名産品安納芋。 その種子島の無農薬安納芋に価値がついて、みんな無農薬安納芋をつくりだす。草取りなど大変だから、草取りの働き手を増やすいい仕組みを作る。そんなことが、人と海の自然の共生共存につながる、そう信じて活動しています。 ウミガメがそれを教えてくれるので。
ウミガメは恐竜の時代1億2千万年前から生きながらえている爬虫類。そんなウミガメからは海の自然を教わることが多いはず。 タートルクルーでは、ウミガメをキーワードに様々な活動をおこなっています。 そこで「海からのメッセンジャー"カメジョウ"」登場です。 種子島では年頃のお姉さんのことをヨメジョウ、年上の先輩であるお兄さんをアイジョウと呼びます。 おさんといった、敬愛を込めたものに使われる感じがしています。 「ヨメジョウ アイジョウ ぼくカメジョウ」 どこかで聞いたことあるようなフレーズですが、そんな理由からこの名前が付けられました。 タートルクルーでは、食の事業の他に啓発事業という「人と海の共生共存」について主に子供たちに伝え、一緒に考えていこうという事業があります。 小学校3・4年生くらいの子供たちに、1時間話をするにはどうしたらいいか? カメジョウは、そんなとき威力を発揮します。 「無農薬安納芋のスイーツをつくる」 これとカメジョウとっどんな関係があるかというと、 「海と田畑は川でつながっている」 そんなメッセージをカメジョウは伝えているのです。
こんにちは。種子島では気の早い桜がちらほら咲いています。 安納芋は最近どこでも作られていますが、やはり種子島のが甘いと言われています。 どうやら土に違いがあるようです。 そんな種子島産の安納芋、無農薬にこだわって作っている農家さんがいたら、応援したくなってしまいます。 タートルクルーではそんな農家さんを応援し増やすにはどうしたらよいかを考えました。 そこで、プレミアムな無農薬安納芋スイーツを販売し、認知してもらい、需要が増え、無農薬農家さんが増え、高価で取引される、それが理想だと考え、それに向けて進んでいます。 今回のプロジェクトはその第一歩です。 是非応援していただけたら幸いです。 世の中からしたら小さな活動でも、動き出さなければ始まらない。 そう思って活動しています。 重ねて、よろしくお願い致します。 虹の島、種子島より
こんにちは。今日は種子島の農業事情について書きます。 離島にしては珍しく、とても平らな種子島。 なので、とても農業が盛んで、サトウキビと安納芋が主な農作物です。 農業が盛んということは、それだけ海に農業排水が多く流れ出ているのです。 黒潮が近くを通っているので一見海水は綺麗なのですが、実際は河川の汚れが海に流れ込み、河口の海の中は、生物が生息するにはあまりいい環境とは言えません。 およそ3000戸ある種子島の農家さん(この数は安納芋を作っていない方も含まれていますが)の中で、わずかに7戸ほどしか無農薬にこだわった安納芋つくりをしていないというのを知って驚きました。でも実際は除草剤や防虫剤なしで、高齢の農家さんは生活するだけの農作物をつくることはできないのです。農家さんを否定しているのではなく、社会の仕組みが、海の自然を考えていない、気にしていない、海水は薄めてくれる、後先考えていない、からだと思うのです。 これからの人は、現代技術を使い昔しの暮らしに少しずつもどる時だと思います。無農薬安納芋をつくる農家さんが増えることを期待したいし、労力に見合う売上があがらないといけない。そんな力に、この活動が少しでも力になれればと考えています。 種子島が無農薬農業の島で有名になる。そんな時が来ることを夢見て。 このプロジェクトに応援のほど、よろしくお願い致します。
今日15日〜22日、鹿児島マルヤガーデンズでタートルクルーの商品販売しています。 (代表久米15日と16日販売してます) もったいない安納芋クリームの入った「カメのカタチのシュークリーム」と脂ノリノリ「ツムブリ(お魚)の燻星」です。 今のタートルクルーの食の事業、見に来てください。 そして、いろいろ話し聞いてください。 是非、お待ちしていますとともに、応援よろしくお願い致します。 島と