こんにちは、町田健登です。箱根の峠越えは足に堪えました。雨の中、苔むした岩の足場は、非常に滑ります。まして急な坂道。足の故障を心配し、当初の予定を変更。静岡県三島市→箱根元、芦ノ湖周辺に宿を探すことにしました。しかし、急すぎて、宿が見つからない。そんな際、見つかったホテルが、箱根ヴィッラビザンです。宿の責任者のご夫婦が、お客様の立場で、メニューにないサービスを沢山して下さり、とてもとても感動致しました。箱根に泊まるかたには、本当に心からおすすめる宿です。ぜひ足を運ばれて見てください。1.どんなホテル?カナダの湖畔の別荘を思わせる、ウッド調ベースのオシャレなホテル。ヴィンテージ家具に囲まれながら、芦ノ湖を一望することができ、普段と異なる休日を味わえます。伊豆イノシシを使った、嗜好のフレンチ料理を味わえるだけでなく、一階には箱根には珍しいバーを完備!家族経営の非常に温かいおもてなしに満ち溢れたお宿です。2.場所神奈川県足柄下郡箱根町元箱根71 小田原より車で約30分、芦ノ湖のほとり3.連絡先TEL&FAX 0460-85-1113https://hakone.villas/チェックイン 15:00チェックアウト10:004.おすすめの一品伊豆鹿肉の炭火焼き伊豆市でフランス料理を奮っていた店主が箱根に移住。伊豆鹿肉を入念に手仕込した鹿肉は臭みが一切なく、とてもジューシー。鹿肉のイメージが一新すること間違いなし。季節限定のジビエでは、アナグマやハクビシンといった普段は食べられない料理も召し上がることが可能です。5.コロナの影響一大決心して、伊豆のフランス料理店を閉店し、箱根に移住。しかし開業間もなくして、コロナの影響を受けました。店を開けても、スタッフの給料や固定費で赤字という状態に追い込まれ、非常事態宣言後、2ヶ月休業。非常事態宣言後、観光客の増加を期待しましたが、芦ノ湖は7月中ずっと梅雨空で、晴れ間を見せない最悪の天気が続き、客足は戻らず赤字継続。コロナの助成金等の支援もありましたが、創業のため大きな借り入れもしており、自転車操業の日々が、続きます。本来なら8月、9月が箱根の一番のピーク時ですが、東京の新規感染者の増加を受け、キャンセルされるお客様も多く、頭を悩ませる状況が続いています。6.飲食にかける思いシェフ 鈴木隆史さんコロナで非常に苦しい状況ですが、前向きに捉えようと努めています。そもそも、フランス料理というのは、原価率が非常に悪いです。そばやうどんといった粉物料理と比べると、仕入れ、仕込み、調理の手間暇、時間が圧倒的に多く、他の料理店に比べると損益分岐点は非常に高く、ただ儲けたいという理由ではできない商売です。私の生まれ育った故郷伊豆は、最近、伊豆鹿肉が注目を集めていますが、しっかり手間暇かけ手調理できる料理人が多くありません。私は、本物の味をお客様にお届けし、感動していただきたい。大涌谷の噴火、台風による箱根の土砂災害等、常に毎年、予想外の事件は起こります。しかし、経営者として、その状況に手を拱き、途方に暮れるのでは、なんの解決にもなりません。故郷の味を、少しでも多くのお客様にお届けするためにも、厳しい環境ですが、志は変えずに前向きに頑張って行きたいと思います。7.地域にかける思い故郷の伊豆は勿論ですが、箱根の皆様にも感謝の気持ちで一杯です。箱根の飲食店や観光施設の皆様からも、コロナに続き、梅雨による悪天候当相まって、"今年は戦後以来、一番最悪の年だ"と言われています。そんな中、コロナが起きる直前に、私達は開業しておりますので、倒産してまうのではないか、心が折れてしまうのではないかと非常に心配いただき、 ご助力いただいています。この恩返しをするためにも、しっかりと売上を上げ、観光客を呼び込める存在になり、箱根の経済を回すご助力ができるよう頑張って行ければと思います。
こんにちは、町田健登です。東海道五十三次4日目箱根湯本を出発し、峠越えを目指し歩き始めました。登り始めて、これは登山だ!と気が付きました。急勾配の連続。雨で滑る、旧街道の石畳。自動販売機もなく、水もほとんど空になってしまいました。頼りにしていた、七曲りを過ぎたお茶屋さんも休業しており、バスに乗るしかないのではないかと諦めかけたその時。甘酒の看板が目に入りました。創業400年続く、お店の若旦那さんに温かくもてなしていただき命を救われた思いでした。1お店の名前甘酒茶屋2どんなお店?創業400年、箱根の激坂を越えたところにある甘酒屋さん。400年間年中無休で、お客様のためにお店を開き、旅人に休み所を提供し続ける、茅葺き屋根の昔ながらの古民家です。3場所神奈川県足柄下郡箱根町畑宿二子山395-1箱根湯本駅から箱根登山バス(K路線)約23分「甘酒茶屋」バス停下車すぐ営業時間 7:00〜17:30定休日 無休4連絡先やSNS情報電話番号:0460836418URLhttp://www.amasake-chaya.jp/5絶対に外せない、おすすめの一品お店の名前にもなっている、甘酒がおすすめです。昔砂糖は高級品であり庶民には手が届かないものでした。そんな中、麹を発酵させて作られた甘酒はしっかりとした甘みを感じることができ。旅人の疲れを癒しておりました。6コロナの影響コロナの影響で観光客は大きく減少。売上にも大打撃を与えております。創業当時より400年間、お正月も、盆も、雪の日も、雨の日も営業を続けてきましたが。今回は人の命に関わるということで、お客様のことを考え休業することを決断いたしました。ただ、登山者や自転車で怪我した方が助けを求めに来られるかもしれないと思いお店のドアを半分開け万が一の備えをしておりました。7飲食、地域にかける思い13代若旦那 山本聡さんコロナで大変な状況ではありますが、400年の歴史の中コロナは特別なことではございません。実際、私が子供の頃祖母が店主をしていた頃ですがお客様が1週間や10日に1人という時もありました。売上や利益だけを、追求していたのであればとっくの昔にお店は閉めていたと思います。この峠には昔はお茶屋さんも数多くありましたが今では数が少なくなってしまいました。祖母もお店を守るために出稼ぎに行ったり苦労をしたと思います。では何のためにお店を守り続けたのであろうか?これは私の、想像ではありますが麓から険しい山道を越えてきた旅人が、あーよかった!お店が開いてて。その一言が嬉しくてお店を続けていたのではないでしょうか。だからこそ私はコロナに負けずしっかりとお店を守り続けたいと思います。-----------------------------------------------------------------------実際に私達も山の麓から歩いてお茶屋さんに立ち寄りましたが、如何にその存在に救われたか。車で途中下車して立ち寄って頂きたいですし、お時間ある方は歩いて立ち寄ってみてください。新しい感動がそこにあると思います。
こんばんは。佐々木栞奈です。東海道五十三次、3日目となりました。箱根に泊まるのなら、老舗のホテルに泊まりたい!と言うことでこの度富士屋ホテルに宿泊させて頂きました。温かくおもてなしして頂き、疲れた身体を癒やすことができました。1ホテルの名前湯本富士屋ホテル2.どんな旅館?富士屋ホテル本館は、明治11年創業。2018年に木造家屋の修繕のため、一時閉鎖し、今年7月リニューアルオープン。有形文化財のため、外観には手を加えず、耐震工事と内装リニューアルを行った。今回宿泊させて頂いた湯本富士屋ホテルは、昭和48年創業の老舗旅館。箱根の玄関口に位置しているため、箱根の温泉や料理を楽しめる。3.住所〒250-0392 神奈川県足柄下郡箱根町湯本256-10460-85-6111(受付時間 9:00 ~ 20:00)チェックイン15:00/チェックアウト11:004.ホテルの一押し料理和食、中華、フレンチの4つのレストランを常設しており、長期間の滞在でも飽きることなく、食事を楽しめます。どのレストランも、シェフが真心こめて、腕をふるっておりますので、お楽しみ下さい。5.コロナの影響売上は、3割ー5割減。緊急事態宣言が出てからは4月の後半から、6月半ばまで休業を余儀なくされました。お客様に安心してご宿泊いただけるように、ホテルの新形態の模索が非常に大切だと考えております。6.地域にかける思い箱根は、ここ最近、大涌谷の噴火、土砂災害等に直面し、旅行客が減少する日々が続いておりました。夏の7月、8月は、毎年一番の繁忙期を迎えますが、梅雨の長期化、コロナの新規感染者の増加を受けて、思ったほど客足は回復しておりません。4連休の際には、少し回復を見せ、そのまま平常運行に戻れればと期待しておりましたが、厳しい状況が続いております。それでも、東京からアクセスのいい箱根の玄関口として。しっかりとコロナ対策を実施し、この地域を盛り上げて行ければと思います。
こんにちは、町田健登です。東海道五十三次も3日目。現在、大磯町を歩いております。地元在住の方にお勧めいただいた。明治11年創業の、蒲鉾屋さんに寄ってきました。ちょうど小腹も空いており、手作りのはんぺんは程よい塩気で歩く気力を与えてくれました!是非お立ち寄りの下さい!1お店の名前大磯 井上かまぼこ店2どんなお店?明治11年創立。現在、五代目店主が当時の味を守り、遠方から来るお客様に手作りの蒲鉾、はんぺん、さつま揚げをお届けしています。3場所住所:神奈川県中群大磯町大磯13064連絡先やSNS情報電話番号:0463-61-0131URLhttp://www.inouekamaboko.co.jp/5絶対に外せない、おすすめの一品吉田茂が愛したはんぺんプリプリっとした、どくどくの食感。明治より続く、伝統的な製法にこだわりつなぎを一切使わずに、木型で型どったはんぺんを一枚一枚手作業で作ります。刺し身のように、わさびをつけてお召し上がり下さい。店隣の工場で作られた、出来立てを頂けます。6コロナの影響換気や消毒液等、徹底した対策をした結果。売上の減少は最低限に抑えることができました。お客様の方でも、マスクの着用や消毒液の使用等ご理解頂き感謝しております。7お店の方から一言取締役:井上 真奈美さんはんぺんの食べ方で井上さんおすすめは、塩分控えたお吸い物にはんぺんを、薄切りにし三つ葉や茗荷と共に頂くのがおすすめです。お吸い物に、はんぺんの旨味が滲み出しお刺身とは違った、頂き方ができます。
川崎から藤沢に行くまでの一つの難所が権太坂です。坂の目の前にある宿場町が、保土ケ谷宿で昔の旅人に習い、私達もランチで立ち寄らせて頂きました。1お店の名前ダイニングカフェ たん吉2どんなお店?ボリューム満点!お父さんの愛情たっぷり、牛タン専門店。3場所神奈川県横浜市保土ケ谷区帷子町2-99-2 ヴィラソレイユ1F「保土ヶ谷」駅より徒歩4分4連絡先やSNS情報050-5870-5097URLhttps://hitosara.com/0006138693/5絶対に外せない、おすすめの一品「牛たん 塩焼き」分厚いタンを食べやすい様、細切りにしタンの旨味、食感を感じられる一品です。お客様から、一番人気でリピーターの多い商品です。6コロナの影響開業は2020年1月。その直後に、コロナが発生し非常に大打撃を受けられていました。保土ケ谷も東海道五十三次一つで普段は観光客で賑わっていますが、コロナの影響で、人通りが半減。非常に頭の痛い問題になっております。7店長さんから一言店長:宇根 正経さん創業したきっかけは、息子にお腹いっぱい食べさせてやりたい。との、想いからでした。私の息子は、今高校生なのですがバスケの成績が非常に優秀で、神奈県代表として、全国大会に出場しております。いつも、遅くまで練習し頑張る息子やその仲間達に美味しい手間暇かけた料理を振る舞いたいと想い店を立ち上げました。息子が幼い頃から、趣味でよく料理を作っておりビーフシチューやカレーはその当時の味を改良したものです。コロナの影響で、学校関係のイベントも大きくスケジュールが変更となってしまいましたが、頑張る息子の為に精一杯、営業していきたいと思います!保土ケ谷にお立ち寄りの際は、是非愛情たっぷりの、旨味の詰まったタン料理をお楽しみください!!!佐々木栞奈