こんにちは、佐々木栞奈です。東海道五十三次、11日目となりました。本日は、豊橋宿泊の為豊橋にお住まいの方におすすめして頂いた豊橋名物カレーうどんを頂く為勢川さんに寄らせて頂きました!昔ながらの出汁の旨味の効いたうどんやハヤシライスなど種類豊富なメニューのあるうどんそば屋さんです。豊橋にお立ち寄りの際は是非足を運んでみてください!1お店の名前うどん そば屋 勢川本店2どんなお店?1914年から創業106年続く老舗のうどん屋。豊橋は昔から小麦の生産が盛んであり豊橋市内には老舗のうどん屋が数多くあります。小麦の生産が盛んな地域で100年間守り続けたお店の味を是非ご堪能下さい!3場所豊橋市松葉町3丁目88番地 0532ー54ー0614うどん そば屋 勢川4営業日、時間定休日 毎週月曜日・第三月火曜日営業時間 11:00~19:30月・火定休日5おすすめの一品『豊橋カレーうどん』食べてびっくりのカレーうどんです。麺を食べ進めると、器の底にはとろろとごはんが出てきます。豊橋うどんを全国に広めるべく豊橋のうどん屋さんが集結し考えたのがこの一品。カレーうどんを食べた後に、ご飯を追加して入れたくなるのが日本人。しかし、女性にとってご飯を追加することは少しハードルが高い食べ方。ならば、ご飯を先に入れちゃえばいいじゃない!うどん屋さんには必ずあるとろろうどんの上にとろろを載せることでご飯がカレーと混ざらずに白いまで底からすくう事ができます。また、とろろとカレーが混ざる事で味の変化も楽しめます。遠方から、この豊橋カレーうどんを食べに来る方も。今では多く豊橋の名物となっています。店長さん、おすすめはもう一品あります。それは、昔ながらの味を頂ける『二川うどん』小麦本来の味わいと花かつおを使用した出汁の旨味を楽しめる一番シンプルなうどんです。このうどんを食べたら豊橋うどんの全てを感じられます。5コロナの影響緊急事態宣言時には、お店を休業した事も。豊橋市内が人で賑わう豊橋祇園祭りも中止となってしまい来店数は減ってしまいました。しかし、出前を活かしたサービスを提供する事で全体的の売上は前年比2割減に抑える事ができています。新しいサービス形態を模索しつつお店の味を守り続けられるように頑張ります。6飲食店長 井坂和之さん4代目の代で、現在本店店長をされております。小学校の卒業文集には夢は豊橋うどん 勢川の名を全国に広めると書かれた井坂さん。全国旅をする事も好きで、全国各地の飲食を巡っています。そんな時、遠くからありがとうと言ってもらうと嬉しく思い、遠くまで食べに行きたくなるお店もたくさんあったそうです。お客さん、お店側両方の気持ちを理解できるからこそ。遠くから食べに行きたくなるようなお店、また食べに行きたくなるお店お客さんに感謝できるようお店を繋いでいきたいと思います。
こんにちは、町田健登です。東海道53次を歩きはじめて、11日目。ついに、愛知県に突入しました。静岡県に入ってすぐ、梅雨明けし猛暑の中の移動となりましたが、熱中症にもかからず、無事、愛知に到着することができました。皆様のご支援、本当にありがとうございます。さて、本投稿では、まだ観光地として知られていないものの、非常に魅力溢れる土地、二川。東海道好きほどはまる、魅力満載ですので、ご紹介させて頂きます。1.どんなお店?商屋 駒屋東海道53次は広いといえど、当時の本陣跡、関所、商屋が一度に見られるのは二川宿のみ。本陣跡は、他は滋賀の草津でしか見れられず非常に貴重なもの。二川は、第二次世界大戦当時、空襲にも合わず、古い町並みが残っていましたが、高度経済成長期に、古民家の取り壊しが続出。この町並みを保存しようと、市が古民家を買い取り、市民の皆さんと協力して、再整備しました。二川宿の提灯がともり、黒塗りの家々が立ち並ぶ細道はとても風情があります。駒屋は、もともと商屋として整えられた建物で、無料開放中。茶屋では食事もでき、広い畳の座敷や、縁側でゆっくり涼むことが可能です。2.場所〒441-3155愛知県豊橋市二川町字新橋町21二川駅から徒歩10分3.連絡先0532-41-6065komaya@tees.jphttp://komaya.futagawa.orgイベント情報https://komaya-event.net/4.おすすめの一品駒カフェ "こまや" (駒屋、敷地内)駒うどん汁なしのうどんに、甘い味噌を絡めて食べるオリジナルメニュー。地元の果樹園でとれた、無農薬レモンのうす切りを加えることで、味が整い、さっぱりとした味わいに。500円というとても安価でご提供。この他、毎月2日に、"和ふたヌーンティー"と称した、アフタヌーンティーを提供。ふたがわ(二川)式和風のアフタヌーンティーが楽しめるほか、第4週金曜日には値段はそのままで、高級白米が食べられるなど、地元の方でも何度でも足を運びたくなる仕掛けが盛りだくさんです。5.コロナの影響非常事態宣言中は、駒屋を休業せざるを得ず、大きな打撃を受けました。しかし、二川は、観光地としてまだ外国の方にはあまり知られておらず、いらっしゃるのは日本人の方が多いです。また、観光施設の多くは、一度見学したら、二度と来ないような、ところが多いかもしれませんが、私達は、"暇があったら、駒屋に行こう"と地元の方の憩いの場になるような場所づくりを目指し、運営しておりました。観光客の方は、コロナの影響であまり、見られなくなりましたが、この地域に元気をお届けしたかった。ですので、非常事態宣言後は、通常5時での閉館ですが、夜市をしてみたり、あえ次ぐお祭りの自粛もおおいため、地元の方向けの縁日を開催したり、様々な活動をしてまいりました。そのおかげもあって、お土産屋さんの売上は下がってますが飲食部門の売上は前年比超え。毎日ランチにいらっしゃる常連さんもいらっしゃって、手応えを感じています。6.飲食、地域にかける思い駒屋 責任者NPO法人二川宿 代表理事 前田弘孝さん人が集まる場所にしたいと考えています。人が集まれば、自然と売上は上がります。人が集まるには、どうしたらいいか?楽しさ、感動の共有です。その思いから、駒屋では最低限の費用で古民家内の場所を貸し出し、落語や、ミューライブ、縁日など数多くのイベントを実施し地元の方も楽しめる空間づくりに力を入れております。二川というのは、全国的にも、海外へもまだあまり知られておりません。その一方で、東海道で唯一、関所、本陣跡、商屋を一度で見られる場所であり、ここに住んでいる一般の方でも、地域づくりへの思いから、自主的に家を黒く染めるなど、地域一眼となって街づくりに努めています。この地域が世界的に日の目を浴びたとき、外国の方や県外の方に喜んで頂くことは勿論ですが、初心の通り、地元の方の憩いの場としても、しっかり根付かせて行きたいと考えています。
皆さんこんにちは、町田健登です。後半のスケジュールをお伝えさせていただきます。11日目(8/5) 浜名湖→吉田(35.2㎞)12日目(8/6) 吉田→岡崎(27.5㎞)13日目(8/7) 岡崎→宮(32.6km)14日目(8/8) 桑名→庄野(26.2㎞)15日目(8/9) 庄野→関(13.8㎞)16日目(8/10) 関→水口(26.9㎞)17日目(8/11) 水口→草津(24.5㎞)18日目(8/12) 草津→三条大橋(26.2㎞)19日目(8/13) 予備日猛暑が続くため、日程変更する可能性がございます。体調崩さない様後約半分歩ききりたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願い致します!
こんにちは、佐々木栞奈です。東海道53次、9日目。遂に折り返し地点の、袋井を通過いたしました。本日の工程は、静岡県島田→磐田。島田を過ぎて、すぐ急勾配の峠越えとなりました。 旅は道連れ。道中、松尾芭蕉が歩いたと推測される奥の細道や海外をひたすら練り歩いた経験を持つベテランさんと、たまたま出会い一緒に歩くことに。 かなりの傾斜ではありますが、話も弾み、疲れを忘れさせてくれました。峠の頂上付近では、一面の茶畑。途中、野生のウリボーやカモシカ友遭遇し、大自然を満喫することができました。 ここまでも、支援者の方を始め、多くの方のサポートがありました。応援の声だけでなく、医療品や、補給食の差し入れ、一緒に歩いてくださる方もおり、本当に感謝です。皆様のおかげで、この真夏に、約250キロの道のりを走破できました。 いよいよ、明日以降後半戦。猛暑が続き、少し移動の遅れはありますが、熱中症、コロナに気をつけつつ、残り約250キロも頑張って歩いてまいります。
こんにちは、町田健登です。東海道53次、8日目の本日は、静岡市→島田市を目指します。 箱根峠の甘酒茶屋、13代目当主の山本さんからの伝言を預かり、鞠子宿のとろろ汁で有名な丁子屋さんを訪れました。1.どんなお店?東海道53次の歌川広重の絵にも出てくる飲食店。歴史ある東海道の中でも、数少ない茅葺き屋根を残す家屋であり、自然薯でつくったとろろ汁が召し上がれます。 料亭内には、東海道53次の全オリジナル版画や、戦国時代の鉄砲、大政奉還を告げる高札等、価値あるものが数多く残っており、ご飯を美味しくいただきつつ、歴史も学べる東海道のディズニーランド的存在。2.場所静岡市駿河区丸子7-10-10JR静岡駅から、車で15分駐車場:バス8台 普通車80台3.連絡先TEL:054-258-1066定休日:毎週木曜定休(毎月末 水曜、木曜のみ連休)営業時間:月〜金/11:00〜15:00 土日祝/11:00〜19:00https://chojiya.infohttps://www.facebook.com/chojiya.tororo 4.おすすめの一品丸子定食最も定番であり、人気のメニュー。歴史ある東海道の中でも、江戸時代当時の人も推薦するほど、大人気。地元の農家の方と協力して育てた自然薯をとろろ汁にし、麦ごはんにたっぷりかけて、召し上がれます。 味噌汁、香りもの、漬物もついてきます。5.コロナの影響非常事態宣言が出る前、3月の早い段階で、お店を一時休業することを決めました。いつ収束するのか、その間、従業員の給料保証をどうするのか、頭を悩ましました。しかし、他県の観光客の方が日頃から来訪くださってましたので、私達が目先の利益を追求し、開店を続けると、大切な地域の皆様にご迷惑をおかけすると思い、約3ヶ月に渡り休業致しました。不安もありましたが、7月現在、徐々に客足は回復しつつあり、お客様に感謝するとともに、しっかりと感染予防対策を続けてまいります。6.飲食、地域にかける思い14代目当主 柴山さん(今年10月に世襲予定)歌川広重の書いた、東海道53次の絵。私達、丁子屋が描かれたと伝承される鞠子宿(丸子宿)の絵をよく見てみると。赤子を抱えた店員さん。自然薯を届け帰る農家さんの絵が描かれています。この絵からも、当時からいかに、丁子屋が地域に根付き、従業員の家族をも大切にするお茶屋さんだったか伝わります。14代目となると、歴史の重みも感じますが、そうはいっても。元々は飲食店。従業員を大切にし、この地域のつながりを深めて行くことが、非常に大切だと感じております。 丁子屋も祖父の代までは、冷蔵庫もなく、自然薯が出せるのは、冬の時期だけ。それ以外の季節は、畑を耕したり、農業も兼務しておりました。 世間がバブルに湧いて、古民家がどんどん取り壊された当時、祖父は周りの反対を押し切り、茅葺き屋根を移築。現在まで残す基礎を作りました。歴史ある東海道53次の絵が残っているのも祖父の貢献が大きく、この伝統ある遺産を歴史をいかに未来の世代に残し、伝えていくか、大切な使命を感じます。 茅葺き屋根のこの建物の所有権は、丁子屋のものではありますが、この地域のものであるという意識が強いです。私達の努力だけでは、茅葺き屋根の、古くから伝わる東海道を未来永劫守ることはできません。 そんな折、2年前、茅葺きの修繕作業を行いました。必要な費用は一千万円。 とても大きな金額でしたが、クラウドファンディングを始めたところ東海道53次沿いの老舗のご当主の方々にご支援いただき、同じ志を抱く、かけがえのない人脈ができました。また、地域の方々にもご協力いただき、地元の小学生から、大人の方まで、一緒に茅葺き屋根修理体験することで、同じ思い出を共有することができました。20年後、小学生たちが大人になり、結婚して子供ができたころ。"お父さんがこの屋根を直したんだ。お前もやるか?"そんな家族の話題が、思い出が、時を超えて、この茅葺き屋根を、歴史を未来まで紡いでくれる、そんな夢を描いております。