こんにちは、町田健登です。鈴鹿峠の長い上り坂を超え、ついに甲賀市へ入りました。見渡す限り、茶畑と稲。カンカン照りの日差しは暑くとも、青空と畑の緑色はとても、美しくとても、心が癒やされました。そんな中、近江茶を扱う直売所を見つけたので立ち寄らせて頂きました。鮮度のいい美味しいお茶をお手頃な価格で購入できます。コロナの影響を非常に受けているので、お茶好きな方、ぜひお試しください。1.どんなお店?丸安茶業株式会社明治5年、創業140年続く、土山宿内でも老舗のお茶屋さん。卸売だけでなく、直売所では安値で美味しいお茶を購入可能。100g 1000円の高級茶から、お手頃価格のお茶まで多種多様。100g単位で、注文することも可能です。赤ちゃんも飲めるほうじ茶、抹茶プロテイン等々、ユニークな商品も販売。ネットでも購入可能です。2.場所〒528-0231 滋賀県甲賀市土山町頓宮2673.連絡先TEL 0748-67-0015FAX 0748-67-1261メール: info@oumi-maruyasu.co.jpWEB:https://www.oumi-maruyasu.co.jpFB:https://m.facebook.com/maruyasu.tea営業時間平日 8:00~19:00日祝日 9:00~18:004.一番のおすすめ近江土山茶 斎王の里土山茶の旨み、爽やかさ、滋味深さを併せ持つ、丸安茶業のお茶を代表する商品です。明治から変わらぬ味で、何度でも飲みたくなります。滋賀県の煎茶の歴史は長く、およそ1200年もの歳月があります。しかしながら、栽培面積はそこまでも多くなく、斎王の原料になりうる茶葉はさらに少なく希少です自園の畑と生産家さんとの契約により専用でつくることでのみ確保が可能となっています。 難しいのが合組(ブレンド)です。斎王の里になる原料茶葉を厳しくチェックし、合組していきます。シーズンになると1日およそ1000�杯の茶の味をみていきます。5.コロナの影響コロナの影響で、取引先の旅館や会席料理屋さん等から、相次いで注文のキャンセル、発注停止が続き、売上は半減。一方で、コロナは人間には影響をしても、茶畑は日々成長し、新芽を出します。茶畑は、茶積みを一度サボってしまうと、翌年出荷できる茶畑は生えません。コロナで取り引き先が減ったとしても、茶つみは続けなければなりません。それが、例え廃棄するためだったとしてもです。これでは、生産者が潰れてしまう。生産者の農家さんがいて、私達の会社も成り立っていますので、取引高はさがれども、決死の思いで、茶葉を買い取り、製品化しましたが、在庫の山。お茶も賞味期限がありますので、無駄にならぬよう、大きく値下げする等、できる限り対処を進めています。6.事業、地域にかける思い代表取締役 4代目当主 前野安司さん近江の茶は、日本で最も古い歴史を持っています。日本のお茶の歴史は、比叡山の開祖である、最澄が当時の中国"唐"より、お茶の種を持ち帰り、栽培を始めたことから始まります。この最古のお茶の種から、京都方面で生産されたものが宇治茶。滋賀県方面で生産されたものが、近江茶と派生していきました。もともとは同じお茶なのです。しかし、この歴史あるお茶が、コロナの影響で危機に瀕しています。この伝統を地域を、生産者を守りたい。そのため、抹茶プロテインや、ほうじ茶プロテインの販売、赤ちゃんの飲めるほうじ茶の販売等々、販路を広げるべく、新規商品開発にも力を注いできました。現在、茶葉を無駄にしないためにも、大きなセールもしております。一年間、手間暇かけて、農家の方々が育てた至極のお茶。ぜひ、少しでも多くの方に味わって頂き、コロナに打ち勝つご助力頂けますと幸いです。
こんにちは、佐々木栞奈です。東海道五十三次、15日目となりました。完全になめてました。東海道53次の難関は、箱根峠であり箱根峠を越えたら歩くのに慣れ、難所もないと聞いていたのですが、、、鈴鹿峠が最後に牙を剥いてきました。高低差は箱根峠ほどないのですが、峠を登り切るまで、約3時間自動販売機もコンビニもない。不覚でした。そんな絶望の中、熱中症にならない程度に水を節約し高温の中坂を登り続けること2時間30分。ビール、お茶あります。バーベキュー鈴鹿峠と言う看板が。マップでは確認できなかった、峠にある唯一のお店。それが、バーベキュー鈴鹿峠さんでした。私達にとって、この店は砂漠の中のオアシスであり。迷わずお店に寄らせて頂きました。1お店の名前バーベキュー鈴鹿峠2どんなお店?鈴鹿峠にある唯一のお店。ボリュームたっぷりの猪なべ料理、うなぎ料理、バーベキューやます釣りが楽しめます。釣ったますをその場で調理して頂き食べることもできます。古くは東海道53次の宿場町として栄えた坂下宿として鈴鹿峠の麓に位置し、大自然を満喫しながらおいしい料理が味わえます。3住所、連絡先〒519-1101三重県亀山市関町坂下722TEL0595-96-2012バーベキュー鈴鹿峠4営業日、時間9時から日没まで朝10時に伺いましたが、日曜と言うこともありとても賑わっていました。家族連れで、ますを釣り食べたり屋外バーベキューをする方がほとんどでした。大賑わいの為、店員さんも忙しくあまりインタビューする時間が取れなかったのですが、おすすめしたいお店でしたので紹介させて頂きます。今回、私たちは珍しい『猪鍋』を頂きました。外は物凄く暑いのに何故か惹かれてしまった猪鍋。さっぱりとした味噌味で疲れた身体によく染みました。火を通す前の猪のお肉は、とても新鮮なピンク色で頂いてみると全く臭みもなく牛肉と豚肉の間のような味でした。忙しそうではありましたが、店員さんの対応もとても温かく、ゆっくり休ませて頂けました。なかなか、鈴鹿峠を越えることはないとは思いますが峠を越える際は是非お立ち寄り下さい!!
こんにちは、町田健登です。桑名→亀山までの道中には、長い登り坂があります。 飲食店もあまりない、長い上り坂を進む中、週末限定オープンと書かれた、変わったレストランを発見。ランチしながら、社長さんに取材させて頂いたところ、非常に面白いお話が聞けましたので、シェアさせて頂きます。1.どんなお店?YELLOW TAIL CAFEYELLOW TAIL RESTAURANTグルメサイト"ヒトサラ"で、三重県ナンバーワンのアクセス数を誇る人気店。一つの施設にカフェとレストランを設ける峠にあるお店。カフェは、平日もオープンし、見た目も味も楽しめる、ローストビーフ丼や、デザート盛りだくさんのかき氷等季節限定の商品を楽しめる。週末限定のレストランでは、鰤(ブリ)をサクサクの衣で揚げたブリカツや、ジャージー牛のバラ焼き等、三重県内ここでしか食べられない料理が頂ける。味はもちろん、ボリュームも満点で、行列ができる人気店。2.場所〒513-0015 三重県鈴鹿市木田町1158−53.連絡先カフェ 059-392-6455レストラン 059-392-6454https://wrri.co.jp/営業時間YELLOWTAIL CAFE平日カフェ 11:00~17:00 (Lo16:00)※終日ランチオーダー可土・日・祝カフェ 8:00~18:00 (Lo17:00)モーニング 8:00~10:45 (Lo10:45)ランチ 10:45~18:00(Lo17:00)※土日祝はモーニングも営業RESTAURANT YELLOWTAILレストランイエローテイル【週末限定】土・日・祝のみ営業!ランチ 11:00~15:00 (Lo14:15)ディナー 17:00~22:00 (Lo21:00)4.おすすめの一品は?カフェ部門ローストビーフ丼希少な蒜山ジャージー牛で作った、ローストビーフ丼。ジャージー牛というと、乳牛のほうが有名ですが、実はお肉も非常に美味。数量が限られるので、めったに食べられない希少なお肉ですが、業者の方に直接交渉し、販路を確保。また、美味しく召し上がって頂けるのは当たり前。食べる前に、"見ても"楽しい、美味しいにこだわった盛り付けをしております。レストラン部門熟成ぶりカツぶりは、照り焼きやぶり大根のような煮物が一般的ですが、実はカツにしても美味しい!!ぶりかつに使用する鰤は、絞めてから24時間以内に届く尾鷲産(夏は高知県産)養殖鰤を4~5日熟成させて使用。熟成させることにより旨みを引き出すことはもちろん、揚げても身が硬くならず、外がサクッ中がフワッと仕上がります。タルタルソースもぶりかつに合わせて調合、おろしポン酢は自家製の醤油麹で作っています。このソースがまた絶品で、サクサクご飯が進みます。5.コロナの影響三重県でコロナの感染者が拡大したのは、4月からになります。4月に入ると売上が、半分近く減少し大きな痛手となりました。非常事態宣言から時間が経つに連れ、徐々に客足が戻ったものの、感染防止のため席数を減らしているのもあり、思ったほど、回復しておりません。コロナ前は1〜2時間待ちの列ができる当店でしたが、とりわけ夜の時間はお客様が減っており、今後、飲食店の商品を大きく変え、コロナ下でも影響の出にくかった、ラーメン屋への転換等大きな改革をすることも検討しております。このコロナの影響で、飲食業界もその形態によって大きく明暗が別れました。このコロナの学びを無駄にしないためにも、過去の栄光にすがりつくのではなく、次なる改革をしていくことが大切だと考えています。6.飲食、地域にかける思い代表取締役 木村俊友さん三重県には、松阪牛や伊勢海老といった高級食材はありますが、地元の人が愛するソウルフードはありません。他県に負けない、三重といったらこれだ!!と県民誰もが口を揃える、地産地消の新しいソウルフードを作れないかと考えています。私が個人的に思うのは、"ぶりカツ"ブリを揚げることは一般的ではないですが、食べてみると非常に相性がいいですし、独自性もあります。三重の尾鷲は、ブリの養殖地としても有名ですし、これを活かして、地域を盛り上げて行ければと考えています。
こんにちは、佐々木栞奈です。東海道五十三次、14日目となりました。歩き始めて2週間。いろいろな出会いがあり、いろいろなお話も伺う事ができました。沢山の出会いに感謝いたします。本日は、桑名から亀山まで約40kmと言う長丁場の日程です。三重まで、始発の電車で行った関係で桑名出発が6時といつもより遅くなってしまい到着時間を早くする為いつもの倍のペースで進んでおりました。そんな厳しい工程の中、四日市は、なが餅が有名と言うことを地元の方に教わり旅のエネルギー補給として笹井屋さんに寄り歩く活力とさせていただきました。お餅のパワーは素晴らしく、昔の旅人もこのお餅で勢をつけたのかと想像するととても感慨深かったです。1お店の名前笹井屋 なが餅2どんなお店?創業は天文19年(1550年)初代彦兵衛氏が勢州日永の里に因んで創りました。三十六万石の太守である藤堂高虎が足軽の頃、永餅の美味しさに感動し、武運のながき餅を食うは幸先よしと大いに喜んだそうです。なが餅屋さんは、その他色々なお店があるがその中でも笹井屋は最も古くからあるなが餅の味を守り抜いているお店です。3住所、連絡先三重県四日市市北町5-13川原町駅から640m059-351-8800笹井屋 なが餅4営業日、時間営業時間8:30~17:30定休日無休5おすすめの一品『なが餅』なが餅の「なが」は四日市の「日永(ひなが)」という地名から来ています。また、この長い形は、昔、旅人が腰紐に垂らして持ち歩いた為にこの形になったとも言われています。旅人の携帯食の元祖ともいわれます。さっぱりとした小豆餡を白い搗き餅でくるんでありもちもちとした食感を楽しめます。両面には、焼き目も付いており少し香ばしくもあります。一つ一つ個包装されており、とても食べやすいです。5コロナの影響東海道を歩く方、四日市へ観光に来る方団体のお客様も減ってしまった為、売り上げに大きな影響を与えています。お盆も見通しが為立たない状況でありとても厳しいですが、長く続いた歴史を守る為頑張っていきます。三重には、お餅を使った和菓子は沢山ありますがそのお餅の和菓子の中でもなが餅の歴史はとても古く、昔と変わらぬ味を楽しむことができます。四日市へお越しの際は、笹井屋さんのなが餅を召し上がって、味覚のタイムスリップをしてみてください!
こんにちは、町田健登です。東海道五拾三次を始めて、13日目。遂に、愛知県名古屋市の七里の渡しに到着いたしました。これで、東海道53次の42番目の宮宿まで徒歩で走破することに成功しました。今は埋め立てられて、陸路での移動も可能ですが当時は、ここから船に乗り三重県の桑名まで海を渡っていました。現在は、海路は日常的に運行されていない為ここから一度電車に乗り桑名を目指します。七里とは、約40kmです。1日で歩けるかどうかギリギリの距離ですので、その区間を電車で僅か30分と言うのは驚きを隠せません。改めまして、皆様ご支援頂きありがとうございます。クラウドファンディングからの支援者の方は勿論道中、一緒に歩いてくださる方救援物資を届けてくださる方沢山の方々のご支援によりここまで約350km歩いて来ることができました。最近では、支援者の方から小型扇風機付き冷却ベストという非常に高価な差し入れまで頂きました。倒れるようか猛暑が続いている為本当に助かっております。ありがとうございます。残りの工程ですが、1日早めまして下記の工程で参ります。8/8(土曜)桑名→亀山(35km)8/9(日曜)亀山→甲賀(35km)8/10(月曜)甲賀→草津(20km)8/11(火曜)草津→ゴール三条大橋(20km)残りの4日となりました!取り分け、亀山から甲賀の道のりは山道での長距離の為、今企画最大の山場となりますがしっかり歩き観光PRさせて頂こうと思います。