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海とともに生きる 宮城県石巻市の高校生がつくる【優しいサイダー】

宮城県石巻市の高校生がオリジナルサイダー開発に挑戦! フレーバーとパッケージを考え、販売も高校生で行います。 石巻の魅力・高校生の力を全国に発信します!

現在の支援総額

368,000

52%

目標金額は700,000円

支援者数

41

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/09/11に募集を開始し、 41人の支援により 368,000円の資金を集め、 2020/10/25に募集を終了しました

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海とともに生きる 宮城県石巻市の高校生がつくる【優しいサイダー】

現在の支援総額

368,000

52%達成

終了

目標金額700,000

支援者数41

このプロジェクトは、2020/09/11に募集を開始し、 41人の支援により 368,000円の資金を集め、 2020/10/25に募集を終了しました

宮城県石巻市の高校生がオリジナルサイダー開発に挑戦! フレーバーとパッケージを考え、販売も高校生で行います。 石巻の魅力・高校生の力を全国に発信します!

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クラウドファンディング終了まであと3日。心が休まらないところもありつつ、こうしてクラウドファンディングをするからこそ、商品ができるまでのお話や高校生の活動の様子などを丁寧にお伝えできていると思うので、すべてが次につながると思って、日々情報を発信していこうと思います!さて、今回のサイダーですが、徐々に販売先も増えてきております!私たちは、このサイダーをぜひ、石巻以外の県外でも販売できたらと思っています。それは、石巻の魅力、そして高校生の力をより多くの方に知ってほしいからです。東日本大震災後、多くの企業さんが被災した石巻ですが、みんなが前を向いてこの9年半歩いてきたからこそ、震災後もユニークな商品が生まれ、イベントも多く開催されています。県外の企業さんでも、石巻の企業に催事や社内販売を依頼したり、飲食店などで石巻の食品を扱いたいという依頼もあり、外へのPRの場も多い中、私たちにできることはなんだろう?と考えました。私たちは高校生が地域と関わる機会をつくる仕事をしており、私たちの活動に参加した高校生は「石巻が地元でよかった」「石巻ってこんなに魅力的な人やものがあるって知らなかった」と言ってくれます。それが、私たちの強みだと思います。「地元を好きな高校生が地元の魅力を発信する」「地元の魅力を発信する中で地元を好きになる高校生を増やす」このふたつが、高校生にとっても一番背伸びなく自然で、学校では学ぶことができないことで、リアルな社会を知る機会にもなると思います。他の企業さんとは異なる「高校生が開発した」という点から、他の石巻産の商品だと届かない層の方々に石巻の魅力を届けることができればと思います。また、今回のサイダー開発に参加した高校生は、学外活動として、学校とは関係なく、興味を持って集まった高校生で作りました。そういった高校生のプロジェクトは全国的にも増えてきていますが、それでも参加人数の裾野が広がらないことや保護者の理解や協力など、まだまだ活動の意義を伝えきれていないという課題が、私たち以外の団体でもあると認識しています。私たちは、このサイダーを全国で販売することで、同じように高校生を支援している団体さんや参加している高校生には「同志がいる・・・!」と少しでもエールを届けられたらと思いますし、こういった活動に馴染みがない方にも「高校生頑張ってるんだなぁ」と知るきっかけになってほしいと思っています。いろんな可能性をひろげ、つながりをつくるサイダーになりますように。


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海のまち石巻から生まれた優しいサイダーには、石巻市の鮎川浜で作られた金華塩が使用されています。今回はそのお塩のできるまでをお伝えします。鮎川浜とは、石巻市の中心市街地から車で1時間ほどかかる牡鹿半島と呼ばれる地域のさきっぽにある浜です。近隣の離島に行くことができるフェリー乗り場があったり、鯨との関わりが強い地域で、おしかホエールランドや鯨の歯を使用した工芸品などの販売もしている地域です。石巻は「海のまち」というイメージが強いと思いますが、海風の香りや波の音、海のきらめきを間近に感じることができるのは、牡鹿半島が断トツで、その癒しを求めてツーリングやサップなど、レジャーで訪れる人も多い地域になっています。そんな牡鹿半島の鮎川浜で作られているのが、今回サイダーに使用させていただいた金華塩です。金華塩を作っているのは、社会福祉法人石巻祥心会くじらのしっぽさんです。くじらのしっぽさんは2002年から牡鹿地区で活動されており、障害福祉の分野で活動されています。その中で、利用者の方とともに塩をはじめとし、乾物などの地域でとれる海産物を加工・販売されています。金華塩のおいしさの秘密1.〜豊かな自然のめぐみ〜金華塩がとれる牡鹿半島の海域は、親潮と黒潮が合流し豊富な魚介資源をもたらしてくれます。常に海水の入れ替わりが早く、綺麗な海水が一定で流れているのです。また、陸にあがれば山々が連なっており、山から海に注ぎ込む伏流水には多くのミネラルが含まれています。そのため、この地域の海水で作った金華塩は、味に深みがあり、ほのかに甘さも感じられるのです。金華塩のおいしさの秘密2.〜人の手と愛情〜塩の元となる海水は、牡鹿漁業組合さんが魚の養殖などに使用するためにポンプでくみ上げた不純物の少ないものを使用しています。それを昔ながらの伝統的製法の平釜式で製法し、何時間も煮詰めて不純物、不要物を丹念に取り除きます。その後、天日干しをして水分を飛ばし、ピンセットで人の目でしっかり確認をし、きめ細かい質の高い金華塩ができあがります。煮詰める時も、火をつけたり管理するのはすべて機会ではなく人の手で丁寧に行われています。組合からの海水の提供や火を焚くための薪を地元企業さんからいただいたりと、地域の皆さんの協力があり、この金華塩は作られています。単に地元の素材を使っているだけでなく、くじらのしっぽさんと地域の皆さんのつながりがあってこそ作ることができる金華塩は、非常に貴重な、愛情のこもったお塩なのです。金華塩は1日の作業で100リットルあたりの海水を火にかけ、5〜7キロほどの量が作れるそうです。かなりの手間暇がかかりこの生産量ですので、商品自体の価格は一般のお塩と比較すると少々高額になります。しかし、そこには一切裏のない、100%の天然素材と100%の作り手の皆さんの誠意・愛情が込められていて、確かな品質が保証されています。そんな貴重な金華塩を今回の優しいサイダーに使用させていただけたことは、本当にありがたいことだと思っております。くじらのしっぽさんの商品づくりに対して・事業所としてのあり方に通づる優しさも、しっかりサイダー販売の中で伝えて行きたいと思います。そして、牡鹿半島の鮎川浜も本当にすてきな場所なので、ぜひ訪れてみてくださいね。


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クラウドファンディングも残り5日!ご支援はもちろん、シェアしていただいたり、うちのお店で販売するよ〜!など、暖かい応援の声をいただきまして、本当に心が励まされ、よし頑張ろう!もっと頑張ろう!と前向きな気持ちでいられます。皆さま、ありがとうございます!今日は肝心な?きになる味についてご説明しますね。「優しい」サイダーということで、どんな味?と聞かれると、普通の炭酸飲料よりもピリピリが少なくて、甘い・すっぱいなどの味わいがガツンとくるわけではありません。フタを開けると、ライチの香りがふわ〜っと広がって、キャンディーのようなお菓子っぽい、懐かしい甘い香りがします。そして一口。ライチの香りがさらに口の中に広がり、甘い。・・・あれ、後味は意外にも甘ったるくないぞ・・・そう、石巻産の金華塩が入っているので、塩のしょっぱさがほんのり残ります。ちいさなおこさまだと、もしかすると1本(340ml)が多いと感じるかもしれません。その際は、ライチの広がるサイダーの甘さが際立つ最初の方をお子様に、塩の味わいが際立つ残りを親御さんが飲まれるとちょうどいいかもしれません。瓶のままゴクゴク飲むのと、コップについで氷を入れて飲むのと、1本をシェアして飲むなど、飲み方によって若干の味わいが変わると思います。もちろん誰と、どこで飲むかによっても。サイダーがお手元に届いた際には、ぜひ「こんな飲み方をしたらよりおいしいよ〜!」と教えていただけたら嬉しいです。


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サイダーが苦手という方へ向けた、サイダー以外の商品をお届けするリターンも用意しています。こちらは、2019年度高校生百貨店に参加した当時の高校生が選んだものです。残念ながら、昨年度はコロナの影響で販売会を中止せざるを得ない状況となってしまいましたが、今年の夏にオンライン販売会と題して動画で商品や作り手さんを紹介しました。この高校生百貨店では、石巻・女川・東松島の企業、商店の商品を高校生たちがバイヤーとなって探し、販売まで行います。今回のサイダーのような商品開発では、自分たちで考えたことが形になるので、実体験として話しやすく、愛着も湧きやすいものです。しかし、仕入れて販売するということは、作り手や商品ができるまでの背景を理解し、作り手へのリスペクトと商品への愛着がなければ売ることはできません。どちらもそれぞれで学びがあり、大事なことだと思います。リターンについて、金額に対する内容に関して、人によって様々な感覚・捉え方があると思いますが、どのリターンも私たちと高校生だからこそお届けできる内容になっていると思います。ぜひ、ご検討いただけますと幸いです。残り6日、応援よろしくお願いいたします!


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弊団体は2012年から石巻にて高校生との活動を続けております。私たちは東日本大震災を機に活動を始めましたが、高校生の地域離れや社会経験の少なさ、地域の過疎化など、高校生と地域が抱える課題は震災前から存在していたことで、石巻に限らず日本全国の共通の課題だと思います。それ故に、今では日本全国で高校生の活動が盛んになっていたり、学校の魅力化に努める学校も増えてきていますね。活動を始め、プログラムの運営ノウハウもでき、地域とのつながりもできた今、私たちが課題と考えることの一つに「必要性の周知」が挙げられます。活動に参加する高校生や協力してくださる地域の方々が増えるためには、「自分にとって」「子どもにとって」「地域にとって」など、それぞれの未来に必要なことだと知ってもらわなければなりません。石巻には約3500人もの高校生、約14万人の住民の方がおり、まだまだごく一部でしか活動できていないのが現状です。小さなことでも、そこには光り輝く価値があり、これからの未来を変えることができる若者の成長・希望が詰まっていて、何一つ無駄なことだと思っていません。しかし、高校生や企業や学校・保護者などの協力者の母数を増やしていくことも絶対に必要です。石巻市が高校生の成長・地域の成長モデルとして、全国でも大きな存在となることこそ、現状復帰を越えた復興になると思っています。今回のサイダーを全国で販売することで、このサイダーを手にとった方が「最近の高校生ってすごいねぇ」「学校外で自分で参加するって決めて行動してすごいねぇ」「うちの子供も高校生になったらこういうことさせてあげたい」「うちのまちでも高校生とこんな取り組みがしたいなぁ」など、高校生の地域活動がスタンダードになるきっかけにしていきたいと思います。そんな想いもあり、リターンには高校生やスタッフによる商品説明や取り組み説明なども盛り込みました。ものだけでなく、やっぱり人から直接聞くことで響くこと、伝わることがあると思います。ぜひご検討頂けますと嬉しいです。あと7日。一週間の挑戦です。最後まで応援よろしくお願いいたします!