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まもろうPROJECT ユキヒョウ #2.インド編「人とユキヒョウの共存」

モンゴルに続き、新しい国・生息地で保全プロジェクトを実施することを決意しました!その場所は、インドのラダック地方。今回は、ここに生息するユキヒョウたちを絶滅の危機から守ります。

現在の支援総額

1,685,350

112%

目標金額は1,500,000円

支援者数

245

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2015/10/02に募集を開始し、 245人の支援により 1,685,350円の資金を集め、 2015/12/16に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,685,350

112%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数245

このプロジェクトは、2015/10/02に募集を開始し、 245人の支援により 1,685,350円の資金を集め、 2015/12/16に募集を終了しました

モンゴルに続き、新しい国・生息地で保全プロジェクトを実施することを決意しました!その場所は、インドのラダック地方。今回は、ここに生息するユキヒョウたちを絶滅の危機から守ります。

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この写真は、野生のユキヒョウに会えた日の夜、 現地スタッフが、用意してくださったケーキです。 ユキヒョウに会えたことを祝して、このケーキが振舞われました。 なんというホスピタリティ。山奥でケーキ!しかも肉球ケーキ!うれしいサプライズでした。   野生に会えた感動はかなりあったのですが、 ただ、この家の主人は犬と牛を殺されているので、 素直に喜んで良いものかどうか複雑な気持ちにもなりました。   でも、こうして人が集まり、野生を見ることは、 ここで暮らす人々やユキヒョウ、生きものにとって大切な意味があるんだと教わったので、 記しておきたいと思います。   ・ 人が集まると、ユキヒョウは警戒し人里を離れていく ・ 家畜を守るための柵を作る人手が得られる ・ ホームステイや寄付により、襲われた家畜に代わってお金が入ってくる ・ 家畜を失っても寄付があれば、住民はユキヒョウを憎まず(殺さず)にすむ ・ ユキヒョウの行動や生態を観察し、研究につなげられる ・ 生態系や自然環境を維持することへの意識が高まる     写真は、殺されてしまった家畜の分のお金を寄付している時の写真です。 パトロンの皆さまからいただいた寄付金の中から出させていただきました。 そのお返しに、家の主人から、歓迎と交流の証にストールをかけていただきました! これはラダックの風習の一つ。とてもうれしかったです。    (ユキヒョウに会った?Yes No名簿)   つづく。


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モンゴルで撮影したユキヒョウ映像の展示が北海道の旭山動物園でも始まりました! なんと、飼育担当の方が、こんなにもステキな看板に仕上げてくださいました。うれしいですね〜。ありがとうございます(涙) こちらの看板はユキヒョウ舎のすくそばに掲示されています!QRコードをスマートフォンで読み取っていただくと、野生映像がその場でご覧になれます。 まだ産まれて間もない子どものユキヒョウを見ながら、野生環境で生きるユキヒョウ達に思いを馳せてみませんか?生息地の様子がよりリアルに感じられるかもしれません^^ 以前、当プロジェクトでご紹介した、旭山動物園にいるユキヒョウさん情報はコチラ↓ ・ヤマトくん(子どもユキヒョウのお父さん)・ジーマちゃん(子どもユキヒョウのお母さん)


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その日の夜、ユキヒョウは諦めることなく3回にわたって番犬を襲いにきました。 現地のスタッフが夜通しで監視し、ユキヒョウを追い払いつづけましたが、 犬は恐怖でずっとおびえていました、、、 周辺を見てみると、ユキヒョウの足跡はあちらこちらに。 私たちが泊まっていた部屋の屋根にも足跡がありました。   この日の午後は、皆で犬小屋に柵(フェンス)を取りつけることに。 網を張り、石で固定していきます。   そんな中、昨日、隣街でも別のユキヒョウが家畜を襲ったとの情報が入ってきました。 襲った時間帯から、ここに来ていたユキヒョウとは別の個体のようです。 気候変動で獲物が減っているのか、上手く獲物を捕らえることができないのか、 身の危険を負ってまでも家畜を襲いに来るユキヒョウ。   でも、たとえ家畜が襲われても、ユキヒョウを殺すことはせず、 この厳しい自然環境の中でユキヒョウと共に生きている人々。 ここでは、被害者とか加害者とか関係なく、 人も生きものも、食物連鎖の中で生と死を重ねながら、たくましく生きていました。   「自然との共生」 日本でも最近はよく耳にする言葉ですが、その本当の意味を教えられた気がしました。     (家のお母さんと)   つづく。


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大牟田市動物園にて、ユキヒョウ「スピカ」お誕生日会で野生ユキヒョウのお話をさせていただきました!雨が降る中、立ち見が出るほどたくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。 熊本市動植物園スタッフによるスピカの生い立ち話や被災後の状況報告などもあり、被災したスピカを2つの動物園で支え合う姿に感動しました。 私たちからも、ポストカードと「ユキヒョウのうた」CDを熊本地震被災園館への支援活動として、全額寄付のチャリティ販売をさせていただきました。たくさんの方にご購入いただき、本当にありがとうございました! スピカのHappy birthdayと共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。  


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そうこうしているうちに、 インドの野生動物局(政府組織)が、ユキヒョウ情報を聞きつけ、この家へやってきました。 一向に街から離れようとしないユキヒョウを見かねて、 野生動物局の方は、このユキヒョウを別のところへ移すための作戦を実行。 食べかけの犬の死骸と、前の晩ユキヒョウに襲われた傷で死んでしまった家畜の牛を おとりにして落とし穴をつくり、そこにユキヒョウが落ちたら麻酔をかけて、 眠っている間に遠くへ逃すという方法です。   その様子を崖の上からじっと見ているユキヒョウ。時々、あくびをしながら見ていました。 それからしばらく時間が経ち、日が暮れ始めると、 ひと気がなくなったのを確認したユキヒョウは、少しずつおとりに近づいて降りてきました。 ここからはユキヒョウと人の心理戦です。 (↑写真をクリックすると映像がみられます) (↑写真をクリックすると映像がみられます) 慎重に慎重に様子を伺いながら降りてくるユキヒョウ。 眠たいのか、伸びをしたり、あくびをしたりしながらゆっくり降りてきます。 その可愛らしさに、ふと野生なことを忘れてしまいそうでした(笑) (↑写真をクリックすると映像がみられます) どこまで近づいてくるのか、おとりにそのまま入るのか、 私たちは固唾を呑みながらレンズを構え、ユキヒョウの動きを見守り続けます。   そうは言っても、やはり野生。 私たちの気配を敏感に察知し異変を感じたユキヒョウは、これ以上近づいてきませんでした。 名残惜しそうに何度も振り返りながら、この場を離れていくユキヒョウ。 (↑写真をクリックすると映像がみられます) それからしばらく日が完全に落ちるまで、私たちは見張りつづけました。 でも、ユキヒョウは姿を見せることはありませんでした。                 ・・・・・・ところが、夜。   !!!!!!!!   夕食時に事件は起こりました。 部屋のすぐそばにある犬小屋から叫び声が。 パニックになる私たち。 ユキヒョウは、人間がつくった罠ではなく、生きている別の番犬を襲ったのです。   先頭を切って走って行った菊地氏は、たった2メートルの近さでユキヒョウに遭遇! まだユキヒョウは犬小屋にいました。白く光った牙を見せて威嚇するユキヒョウ。 菊地氏がライトを照らした瞬間、逃げて行きました。 急いで犬を確認! 頭と腕に大きな傷を負っていましたが、幸い、命には至りませんでした・・・  その直後の犬の写真。   この出来事に、ただただ動揺する私たち。 正直、この展開は全く想像していませんでした。   犬小屋は、私たちがいた部屋のすぐ横にあり、人がそこを出入りしていたことから、 まさかここを狙うとは思ってもいなかったのです。 身の危険を犯してまでも、生きた獲物を狙いに来たユキヒョウ。 野生の恐ろしさを目の当たりにした瞬間でした。   つづく。