以前は山海庵の熟成素麺や温素麺へのご支援、誠にありがとうございました。 今回、過去にご支援いただいた皆様に向けて、山海庵のさらなる応援のお願いがありご連絡させていただきました。 実は来月5月、山海庵を運営する菅哉物産が、乾麺の日本一決定戦「The乾麺グランプリ」に参戦します! https://promotion.nippon-access.co.jp/event/kanmengp/ 「The乾麺グランプリ」には全国からうどんやそば、そうめんなどの乾麺メーカーや調味料メーカーが多数出店。 1杯一律500円で、各社自慢の商品で渾身の1杯をふるまい、各メニューを試食したお客さんの投票で、グランプリが決まります。 私たち、菅哉物産は揖保乃糸を代表して出店。揖保乃糸としては、初のチャレンジとなります! 乾麺グランプリのために、そうめん専門店「そうめん屋はやし」さん監修のスペシャルメニュー 「【そうめん屋はやし監修】肉と麺が絡み合う、ピリ辛豆乳そうめん」 で、勝負。そうめん部門グランプリ、総合グランプリを狙います。 また、乾麺のPRに貢献した出店者が受賞する「BEST BUZZメニュー賞」という副賞もあり、皆さんに↓のX投稿にアクセスいただくだけで菅哉物産が受賞するための後押しになりますので、是非チェックしてみてください! https://twitter.com/kanmengp/status/1780793372543742244
こんにちは。今日は熟成素麺についてお話しします。手延素麺「揖保乃糸」は例年10月から4月につくられます。そのうち、その年に出荷されるものを「新(しん)」。管理の行届いた専用倉庫でさらに1年間熟成させたものを「古(ひね)」と呼びます。さらに1年間熟成させると「大古(おおひね)」と呼ばれ、ここが最も美味しくなる頃合と言われています。じっくりと熟成させたそうめんはさらにコシが強く舌ざわりも良くなり、つゆとの絡みも良くなります。専用保管倉庫でじっくりと熟成中のそうめんは、高温・多湿の梅雨時期に小麦粉内に含まれる酵素が働き、そうめん内の脂質が変化していきます。これがそうめんのデンプンや蛋白質に影響を与え、そうめんのコシや舌ざわりがさらに良くなると言われています。この現象のことを「厄(やく)」と呼んでいます。当社では古(ひね)、大古(おおひね)をより身近に感じていただく為の試みとして、これらを「熟成素麺」と名づけ、食感/細さ/熟成年数をパッケージデザインとして表現しました。スーパーにはあまり売られていない1ランク上の素麺の魅力を、知と味でお伝えできればと思います!
こんにちは。遅くなりましたが、なんとか、当初設定していた目標を達成することができました!応援していただき誠にありがとうございます。ご支援いただいた資金により、引き続き、ごち素麺シリーズを通して、揖保乃糸、熟成素麺の魅力発信に努められればと思います。引き続き、何卒よろしくお願いいたします。
新年明けましておめでとうございます!本年も揖保乃糸、熟成素麺の魅力を発信していきます。どうぞよろしくお願いします。さて、一般的に夏の風物詩のイメージが強い手延素麺ですが、実は冬に作られていることをご存知ですか?実は、揖保乃糸は、毎年10月頭頃〜4月まで作られます。早朝からこねはじめ、合わせ、伸ばし、縒り、熟成を繰り返し、全11工程の手間隙をかけ、丸1日、厳寒期は丸2日かけて仕上げていきます。美味しい素麺を作る、ただその為に、これだけの時間と手間隙を惜しまないのは、日本人のモノづくりの真骨頂と言えるかもしれません。今では無くなりなりましたが、素麺を庭先に干している光景は、産地では定番のふるさとの光景でした。かの日清食品創業者の安藤百福氏は、冬に作られるその洗練された麺を見て、「工芸品」と評しています。そういった意味では、冬こそ素麺の旬の季節とも言えます。当社の熟成ごち素麺は、素麺屋である当社が開発した、暖かい3種のつゆ(魚醤、豆乳、ピリ辛ジンジャー)で、冬野菜と美味しく食べていただけます。ぜひ一度お試しください。また、当社では、製麺期間中は製麺の見学も随時受付けております。ご興味があれば是非ご相談下さい。
こんにちは。2020年も残りわずかとなりました。新型コロナウイルスの影響で大変な1年となってしまいましたが、みなさんどんな1年を過ごされましたか?さて、日本には大晦日に蕎麦を食べる、「年越し蕎麦」なる文化があります。その由来、歴史は諸説あるようですが、・長寿祈願蕎麦のように細く長く過ごせることを願って・今年の不運を切り捨てる切れやすい蕎麦の特性より・金運アップ昔のお金をつくる技師は、細工で散らかった金や銀を蕎麦粉を使って集めたことから・無病息災蕎麦は強く、風雨にさらされても、日光を浴びると再び元気になることからなどのいわれがあり、江戸時代にはその文化が庶民の間に定着していたようです。一方、うどんの産地(讃岐、稲庭、水沢)では、年越しにうどんを食べる習慣があり、最近では「年明けうどん」を銘打った商品が店頭に並びます。当社はここに、「年越し素麺」をご提案します!実は冬に作られる手延素麺。中力小麦粉を使った揖保乃糸は、コシの強さとソフトさを兼ね備え、口に含んだ時にプツンッと切れる食感が絶品です。中でも熟成された当社の「熟成素麺」は、蔵で梅雨の時期を超え、独特のコシが生まれた自慢の逸品です。当社のnoteでは、すがやの熟成ごち素麺の冬野菜と美味しく召し上がれるレシピを公開しています。https://note.com/jukuseisoumen年越しのゆっくりした時間のおともに。よければ是非、お試しください。