2021/01/15 17:55

『なんのこれしき2020』をたくさんの方に応援していただき、カンパニー一同大変ありがたく、心より感謝申し上げます。

クラウドファンディングは、なんとあと2日で終了!引き続き、皆様の温かいご支援をお待ちしております。

緊急事態宣言を受けての今後の稽古方針につきましては、こちらのお知らせをお読みいただけますと幸いです。状況を細かく判断しながら、感染症対策を念入りに、安全第一の制作を進めてまいります。



稽古DAY10 振り入れスタート!おもろセクシーで魅了の巻


1月頭に行われた稽古をリポートして参ります。この日は、稽古初め。2021年も元気に華やかに、頑張っていきましょう。

稽古場では毎回稽古前にまず床の掃除をし、窓を開けて換気、体温測定と消毒を済ませます。稽古中は全員、マスクとフェイスシールドを着用しています。また、稽古のない日も毎日、各自体温を記録しています。


正月から笑いすぎ、めでたいです。


1月の稽古では、ダンスナンバーの振り入れをしていきます。起承転結どころの騒ぎじゃない、ジェットコースター作品『なんのこれしき2020』は、もちろん劇中曲も色とりどり。振り付けも曲によって全く違うテイストです。

今日は、バーレスク系セクシーナンバーの稽古。イスを使ったゴージャスな振り付けで、アンサンブルキャストの魅力炸裂です。華麗なフォーメーションチェンジで、気づけばあんぐり見惚れてしまうこと請け合い。


舞台と照明が見えてくるよう!猛烈きらびやかドラマチックアメイジング。


セクシーに何者かを召喚させています。


境悠さんの振り付けは、セクシーでダイナミックなだけではありません。そこかしこにユーモアがきらり。色っぽいのに笑えてくる、新感覚振り付けは本番でのお楽しみ。ぜひ劇場で、虜になっていただきたいです!



稽古DAY11 誰しも必ず心にゾンビの巻


今日の稽古で振り入れする曲は、前回と打って変わってホラーナンバー!

そう聞くと皆さん、マイケルジャクソンのThrillerのようなダンスを想像されるかと思います。ところがどっこい、一旦写真をご覧ください。



思ったより全然地獄…!


というわけで、ハードめゾンビ研究が始まりました。爽やかそうなミュージカルなのに、一体全体なにがどうしてゾンビが大集合するのか。ことごとく様子のおかしい団体です。

このナンバーの振り付けは、小林優里さん。ゾンビ一人一人にキャラクターをつけて、這いつくばり方から、ぶっ倒れ方まで、丁寧に指導していきます。


「キモイ!」が褒め言葉として飛び交う稽古場。


自分の中のゾンビを解放するキャスト陣から、謎の爽快感を感じます。観劇後も夢に出てきそうな、トラウマ迫力パフォーマンスが仕上がる予感です。



稽古DAY15 振り詰め込みすぎてそろそろこんがらがってきたの巻


振り入れ稽古も回数を重ね、ナンバーも増え、記憶力との戦いになってまいりました。でも妥協せず、一曲一曲最高の振り付け、パフォーマンスを探していきます。時にはキャストから振りのアイデアが出ることも。


担いでいるのは神輿?・・・いや主演だ!


難しい振りに、苦戦通り越えて笑えてきた。


振り入れ後の稽古場では、キャスト同士で振りを確認し合う場面も。感染症対策のため稽古時間を削減したり食事会等も禁止していますが、全員で力を合わせて絆を深め、日々確実に前進中です。


かっこいい角度を伝授中。ナイスなチームワークです。


『なんのこれしき2020』は若者たちがぶつかり合うヒューマンドラマ。(本当に?バーレスクとゾンビ出てくるのに?というざわめきはちゃんと感じています。)

作品の説得力を裏付けるのはきっと、役者同士の日頃のコミュニケーションや関係性。コロナに負けず、カンパニーとしてさらに一つになっていきたいところです。支えながら笑い合いながら、3月の本番まで全員で踏みしめていきましょう!


頑張ろう!ガー!


過去の稽古場リポートものぞいてみてくださいね。

激アツの稽古場①

緊張の稽古場②

笑い転げる稽古場③

奇天烈な稽古場④


【コロナ禍でも、高いクオリティの作品を安全に多くの皆様にお届けしたいです。皆様からのご支援をお待ちしております。また、すでにご支援いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。『なんのこれしき2020』スタッフ・キャスト一同】

ミュージカル『なんのこれしき2020』 2021年3月11日-15日 BOX in BOX THEATER

企画製作:東のボルゾイ